おすすめ中古レンジファインダーカメラ12選 特徴・メリット徹底解説
レンジファインダーカメラとはどんなカメラ?
今回は、レンジファインダーカメラ(距離計連動式カメラ)の特徴とメリット、そして中古でおすすめしたい機種について解説します。
いま人気の中古フィルムカメラ。
なかでも、以前から中古カメラ愛好家の間でとくに高い人気を保っているのが「レンジファインダーカメラ」です。
レンジファインダーカメラとは、「連動距離計」という機構を内蔵したカメラのこと。
代表的な機種として「ライカ」が知られていますが、実はそれ以外にも、レンジファインダーカメラには数多くのおすすめ機種が存在しています。
一眼レフカメラとは一味違う使い心地と高級感が楽しめるレンジファインダーカメラ。
中古フィルムカメラに興味を持ったなら、ぜひ使ってみませんか?
今回は、そんなレンジファインダーについて、中古フィルムカメラ専門店、サンライズカメラのスタッフが解説します!
目次
おすすめ中古レンジファインダーカメラ ベスト3
まず最初に、中古フィルムカメラのなかでもとくにおすすめのレンジファインダーカメラを紹介します!
迷ったら、まずはこの中から選んでみるとよいでしょう。
1位:M型ライカ
数多い中古レンジファインダーカメラのなかでも、もっともおすすめできるのはやはりライカ。
なかでも、ライカM3やM2、M6といった「M型ライカ」が特におすすめです。
ほとんどのレンジファインダーカメラは、このライカを参考に開発されています。
そんな「オリジナル」なカメラが、今なら以前に比べずっと安い値段で入手できますよ!
M型ライカについては以下の記事も参考にしてください!
[leicab]
2位:Voigtlander BESSA Rシリーズ
M型ライカの次におすすめしたいのが、Voigtlander(フォクトレンダー)のBESSA R(ベッサR)シリーズです。
ベッサRシリーズは、2000年前後から展開が始まった新しいレンジファインダーカメラ。
信頼できる露出計を搭載しているだけでなく、日本の隠れた名フィルムカメラメーカー、コシナ(Cosina)が製造しているため実用性は抜群!
中古でも状態がよいものが多いため、安心して使うことができますよ。
値段が安いのも魅力。
手軽にレンジファインダーカメラを始めることができるシリーズです。
フォクトレンダー BESSAシリーズについては以下の記事でも詳しく紹介しています。
[voigtb]
3.ミノルタCLE
こちらも初めてのレンジファインダーカメラとしておすすめできるのが、ミノルタCLE(Minolta CLE)です。
日本のカメラメーカー、ミノルタが開発・製造したこのカメラ。
大手メーカーの製品だけあり操作性は非常に良好です。
絞り優先AEを内蔵しているので、手軽に撮影することができますよ。
レンズ交換式レンジファインダーカメラのなかでもとくに小型軽量なのもポイントです。
ミノルタCLEについては以下の記事でも紹介しています。
[minoltab]
レンジファインダーカメラ
中古フィルムカメラ愛好家の間で非常に人気が高いレンジファインダーカメラ。
まず、レンジファインダーカメラとはどんなカメラなのでしょうか?
レンジファインダーカメラとは
レンジファインダーカメラとは「連動距離計」を内蔵したカメラのことです。
距離計とは、文字通り距離を測る機械のこと。
なかでもフィルムカメラには、プリズムや鏡を用いて、三角測量の原理で距離を測る「光学視差式距離計」が用いられています。
三角測量とは、現在も建築・土木などの分野で欠かせない最も基本的な測量技術。
カメラに内蔵された距離計と同様の原理のものは、かつて海軍の軍艦で砲撃用に用いられていたことでも知られています。
(戦艦大和の距離計(測距儀)は、ニコンの前身である日本光学製であることが有名です)
簡単に機構を説明すると、カメラ本体には2つの離れた窓が設けられていて、それぞれから入った像が、プリズムや鏡でファインダーに送られるようになっています。
ファインダーを覗くと、中央部が距離計用の部分になっており、周囲とは色が異なります。
中央部は、2つの窓から別々に入ってきた光が重ね合って表示されているので、像が二重に見えます。
(「二重像」といいます)
レンズのピントリングを回すと、距離計から入ってきた像が連動して左右に動きます。
ピントリングを回す
そして、2つの像がぴったり重なる位置にピントリングを回すことで、被写体のピントが合った状態になるのです。
二重像が動く様子は動画でもアップしているので、ぜひ参考にしてください。
レンジファインダーカメラの簡単な歴史
レンジファインダーカメラの歴史はライカに始まります。
連動距離計を組み込んだカメラ自体は歴史上他にも存在してきましたが、この記事で取り上げる、一般的に「レンジファインダーカメラ」と呼ばれる、レンズ交換式の35mmフィルムカメラが、「バルナックライカ」に始まることは間違いありません。
戦前のレンジファインダーカメラ
1932年。
連動距離計を組み込んだ最初のライカ、ライカII(ライカDII)が登場。
ライカDII
同年、ツァイス・イコンにより最初のコンタックス(Contax)も送り出されます。
Contax I
35mmフィルムを用いる、レンズ交換式のレンジファインダーカメラは、このときに始まったといえるでしょう。
1930年代から1950年代にかけて、高級かつプロの使用に耐えうる小型カメラは、レンジファインダーカメラ以外に選択肢がありませんでした。
小型カメラ、イコールレンジファインダーカメラという、レンジファインダーカメラの黄金時代です。
とくにライカ(バルナックライカ)は完成度の高さから、各国のメーカーに模倣されます。
日本、アメリカ、イギリス、旧ソ連。
第二次世界大戦の影響でドイツ製のライカが手に入らなくなったため、いわゆる「ライカコピー」が製造されたのです。
日本製ライカコピー「ニッカ」
戦後のレンジファインダーカメラ
このライカコピーが、戦後日本のカメラ産業へとつながっていきます。
戦後、日本のカメラメーカーは、外貨獲得手段としてレンジファインダーカメラの製造に乗り出します。
完全コピーから一部コピーまで程度の差はありますが、日本のカメラメーカーが参考にしたのはバルナックライカ。
バルナックライカの完全コピーを目指した例:レオタックス
バルナックライカを元に独自改良を施した例:Canon
第二次世界大戦の敗戦によりドイツ国内の特許がフリーとなったこともあり、戦後、徐々に日本製レンジファインダーが製品としてのレベルを上げていきます。
ライカに追いつくこと。
それが戦後日本のレンジファインダーカメラの目標でした。
ところが1954年、突如としてライカM3が現れます。
それまでのレンジファインダーカメラとは格が違うカメラの出現に、日本のカメラメーカーは再び、ライカの後塵を拝することとなりました。
その後も日本製レンジファインダーカメラは改良を重ねていくものの、むしろそれよりも日本のメーカーが選んだのは、ライカとは違う土俵で勝負すること。
日本のカメラメーカーは一眼レフを改良することにします。
そして、1960年代以降、カメラの主流がそれまでのドイツ製カメラから、日本製一眼レフカメラへと移り変わっていくのです。
プロ用一眼レフカメラ・ニコンFの登場で、日本製一眼レフカメラの優位は決定的となります。
その後のレンジファインダーカメラ
フィルムカメラ、なかでもプロ用の小型カメラの主流は、レンジファインダーカメラから一眼レフカメラへと移行しました。
しかしレンジファインダーカメラが完全に廃れたわけではありません。
レンジファインダーカメラの特徴である速写性やスナップへの適性を活かし、プロのカメラマンは1960年代以降も、M型ライカをはじめとする機種を活用します。
例えばベトナム戦争を取材した戦争カメラマンは、望遠は一眼レフ、広角はレンジファインダー、というように使い分けたことが知られています。
ベトナム戦争を切り取ったライカM4
また、レンジファインダーカメラは、ストリートスナップを信条とする写真家にも愛用され、かずかずの優れた芸術作品を生み出してきました。
カメラ愛好家の間では、趣味性の高い高級カメラとしても、レンジファインダーは愛され続けています。
デジタルカメラの時代になっても、現在、デジタル化したM型ライカが製造されるなど、レンジファインダーカメラの歴史は続いているのです。
デジタル化したライカのレンジファインダーカメラ
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レンジファインダーカメラの特徴・メリット
では、そんなレンジファインダーカメラには、どんなメリットがあるのでしょうか?
とくに一眼レフカメラと比較すると、そのメリットがよくわかります。
1.ミラーショックがない
レンジファインダーカメラの特徴として、まずミラーショックがないことが挙げられます。
一眼レフカメラは、内部に上下するミラーが組み込まれているため、シャッターを切ったときに衝撃で手ブレすることがあります。
いっぽう、レンジファインダーカメラは当然そのような機構がないため、低速シャッターを切るときでも、手ブレの可能性が少なくなります。
レンジファインダーカメラ:ミラーがない
一眼レフカメラ:ミラーがある
2.音が静か
同様に、一眼レフカメラはミラーが動くためシャッター音も大きいです。
いっぽうレンジファインダーカメラは、動作部品が少ないため音が静か。
とくに、よく調整されたM型ライカはほんのわずかな音しか立てないことで知られています。
このことは、ストリートスナップでは重要なメリットとなります。
3.ファインダーのブラックアウトがない
一眼レフカメラでは、ミラーが上下する際にファインダーが真っ暗になってしまいますが、レンジファインダーカメラでは、当然そのようなことはありません。
4.レンズ設計の自由度が高い(とくに広角レンズ)
一眼レフカメラはミラーがあるため、レンズマウントより後側にレンズエレメントが張り出した設計が困難です。
また一眼レフカメラはレンズマウントのフランジバック(マウント面からフィルム面の距離)も長くなりがちです。
いっぽうで、レンジファインダーカメラはそのような制約がないため、極端な例ではシャッター幕直前まで後玉が接近するようなレンズ設計も可能となります。
レンジファインダー用レンズは後玉を張り出させることが可能。
(Voigtlander スーパーワイドヘリアー15mm F4.5)
レンジファインダーカメラのデメリット
では逆にデメリットは?
レンジファインダーカメラのデメリットは、望遠レンズやマクロレンズの使用に向いていない、ということに尽きます。
レンジファインダーカメラは、レンズとは別にファインダーが設けられています。
そのため、被写体に近づけば近づくほど。
レンズが望遠になればなるほど。
正確なフレーミングが困難となるのです。
望遠レンズやマクロレンズは一眼レフの独壇場。
このことが、1960年代以降、レンジファインダーカメラから一眼レフカメラへカメラの主役が移り変わる要因となりました。
レンジファインダーカメラは広角レンズでのスナップに最適
いっぽうこのデメリットは、広角域のレンズではほとんど問題になりません。
広角レンズでのスナップ撮影では、上記のメリットのほうがデメリットを上回るため、その後も写真家の間で速写性の高いスナップカメラとしてレンジファインダーカメラは愛用され続けることと鳴ったのです。
レンジファインダーカメラを使うなら、標準50mmよりも広いレンズがおすすめ。
かずかずの名玉があなたを待っていますよ!
[rfbody]
レンジファインダーカメラの種類
さて、レンジファインダーカメラはいくつかの点で分類することが可能です。
中古カメラの愛好家の間では、単に「レンジファインダーカメラ」というとレンズ交換式のカメラを指しますが、レンズ固定式のカメラにも、レンジファインダー(連動距離計)を搭載したものは存在しています。
レンズ交換式とレンズ固定式
レンズ交換式のレンジファインダーカメラとレンズ固定式のレンジファインダーカメラ。
基本的には、交換式が高級機種で、固定式が普及機種という傾向があります。
(ただしコダックの「レチナ」など例外もあります)
レンズ交換式(M型ライカ)
レンズ固定式高級レンジファインダーカメラ(コダック・レチナ)
レンズ固定式レンジファインダーカメラは日本やドイツで大衆機としてさかんに製造されました。
とくに日本では、1950〜60年代のコンパクトカメラの多くが連動距離計を搭載しています。
大衆レンジファインダーコンパクト(オリンパス35DC)
日本製の普及価格帯コンパクトカメラで連動距離計が採用されなくなった直接の要因は、カメラにオートフォーカス機構が組み込まれたことだといえるでしょう。
レンズ固定式コンパクトカメラには、コニカC35やオリンパス35DC、ミノルタハイマチックシリーズなど人気が高いものも多いです。
詳しくは、以下の記事でも解説しています。
一眼式と二眼式
レンジファインダーカメラの形式として「一眼式」と「二眼式」という分類も可能です。
一眼式とは、フレーミング用のファインダー中央部が距離計二重像となっている形式。
一眼式レンジファインダー(ライカM6)
一眼式レンジファインダーの見え方(ライカM6)
いっぽう二眼式とは、フレーミング用のファインダーと、距離合わせ用のファインダーが別々になっている方式です。
二眼式レンジファインダー(ライカIIIf)
2つのファインダー窓(ライカIIIf)
距離計窓の見え方(ライカIIIf)
フレーミング窓の見え方(ライカIIIf)
数の上では一眼式のファインダーのカメラのほうが多く、とくに、戦後1950年代半ば以降(ライカM3以降)のカメラはほぼ一眼式です。
いっぽう二眼式ファインダーは、バルナックライカとそのコピー機種がほとんどです。
レンジファインダーカメラのレンズマウント
レンジファインダーカメラはレンズマウントでも分類可能です。
ライカLマウント
バルナックライカのマウントです。
互換機種が多く、日本製のライカコピー、Canonやミノルタのレンジファインダーカメラ、旧ソ連製のFEDやZorkiなど、非常に多くの機種が採用しています。
ライカMマウント
1954年のライカM3以降、M型ライカで採用されているマウントです。
M型ライカのほか、マウントのパテントが切れた1990年代以降、日本製のレンジファインダーカメラでも互換性のあるマウントが採用されています。
上記のLマウントのレンズとの互換性が考慮されており、マウントアダプターを用いることで簡単に使用可能です。
コンタックス・キエフマウント
ドイツ製のレンジファインダーカメラ、コンタックス(Contax)と、その旧ソ連製コピーのキエフ(Kiev)で使用されたマウントです。
使用できるボディが限られているためレンズは安価です。
ニコンSマウント
ニコンのレンジファインダーカメラで使用されたマウントです。
上記のコンタックス・キエフマウントとほぼ同寸なのですが、微妙にフランジバックが異なり、望遠レンズではピントにズレが生じます。
ニッコールのオールドレンズが楽しめます。
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どこでも持ち歩ける相棒です。
おすすめ中古レンジファインダーカメラ12選
さて、それではここから、とくにおすすめのレンジファインダーカメラ機種について解説します!
どれも、中古フィルムカメラのなかでも人気がある機種ばかり。
味のある描写のオールドレンズも使用することができますよ。
1.ライカM3
メーカー | ライカ(Ernst Leitz) |
レンズマウント | ライカMマウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | ともになし |
製造国 | ドイツ |
発売年 | 1954年 |
中古価格 | 10万円前後 |
中古レンジファインダーカメラを紹介するなら、まずこの機種から始めないわけにはいかないでしょう。
ライカM3。
定番中の定番、王道中の王道。
そして、レンジファインダーカメラとして最高の人気を誇る機種です。
1954年に発売したライカM3は、それ以降のすべてのレンジファインダーカメラの原型となった機種。
非常に革新的な機構を備えていたため、他のメーカーのレンジファインダーカメラも必ず、このライカM3から何らかの影響を受けています。
それでいて、1950年代という、ドイツ製カメラの品質が最良だった時期の製品ということも相まって、精度や質感、操作感は完璧。
まさにフィルムカメラの頂点ともいうべき存在です。
「本物」のレンジファインダーカメラ、それがライカM3。
ここまで完璧に「正解」といえる選択肢は他にはありません。
ライカM3については以下の記事で詳細に解説しています。
2.ライカM6
メーカー | ライカ(Ernst Leitz/Leica Camera) |
レンズマウント | ライカMマウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | TTL露出計内蔵・AEなし |
製造国 | ドイツ |
発売年 | 1984年 |
中古価格 | 20万円前後 |
上で紹介したライカM3にはじまるM型ライカ。
どの機種にもそれぞれ魅力がありますが、ここでは中古でおすすめしたい機種として、ライカM6を挙げたいと思います。
ライカM6の特徴は露出計。
M型ライカ伝統の形状をそのままに、便利なTTL露出計を内蔵しているため、単体露出計や露出系アプリを使う手間がありません。
M型ライカのなかでもとくに、実用性と見た目のバランスが取れており、中古人気も高い機種です。
ライカM6については以下の記事で、使い方などを詳しく解説しています。
また、M型ライカにはほかにも魅力的な機種がいっぱい。
M型ライカの各機種を以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
3.フォクトレンダー ベッサR(Voigtlander BESSA R)シリーズ
メーカー | コシナ(Cosina) |
レンズマウント | ライカMマウント互換 (ライカLマウント、コンタックスマウント等のモデルも有) |
シャッター | 機械式・電子式モデルともに存在 |
露出計・AE | TTL露出計内蔵 マニュアルのみの機種と絞り優先AE搭載機種が存在 |
製造国 | 日本 |
発売年 | 2000年〜 |
中古価格 | 2.5万円〜5万円前後 |
Voigtlander BESSA R(フォクトレンダー ベッサR)シリーズは、日本製のレンジファインダーカメラ。
ベッサRシリーズは2000年に最初の機種が登場し、それ以来、数々のバリエーションを展開してきました。
製造は日本のカメラメーカー、コシナ(Cosina)。
長野県に本拠を置く、フィルムカメラ愛好家の間では知られた会社で、ニコンなどの大手メーカーへのOEMを行うなど高い技術力を持っています。
それだけに実用性は最高。
内蔵した露出計の精度は、この記事で紹介する機種の中でもトップクラス。
もちろん機械部分の信頼性もとても高いです。
ベッサRシリーズはバリエーションが多く、ライカMマウント互換、ライカLマウントのほか、ニコンSマウントやコンタックスマウントなど、機種により多くのレンズに対応しています。
さらにファインダーや絞り優先AEの有無のバリエーションも存在。
多数の機種が存在するベッサRシリーズのなかで、とくに最初の1台としておすすめできる機種を挙げるとすれば、
・初代ベッサR(ライカLマウント/マニュアル露出)
・ベッサR2(ライカMマウント互換/マニュアル露出)
・ベッサR2A(ライカMマウント/この機種のみ絞り優先AE搭載)
・ベッサR2M(ライカMマウント/マニュアル露出)
が使いやすいといえるでしょう。
フォクトレンダー ベッサシリーズについては以下の記事で詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
4.コニカ ヘキサーRF(Konica Hexar RF)
メーカー | コニカ(Konica) |
レンズマウント | ライカMマウント互換 |
シャッター | 電子式 |
露出計・AE | TTL露出計内蔵 絞り優先AE |
製造国 | 日本 |
発売年 | 1999年 |
中古価格 | 5万円〜7万円前後 |
コニカ ヘキサーRF(Konica Hexar RF)は、かつて存在した日本の名門カメラメーカー、コニカ(Konica)が製造したレンジファインダーカメラ。
ライカMマウント互換のカメラで、多彩なライカレンズがそのまま使えます。
このヘキサーRFの特徴。
それが、「自動巻き上げ・自動巻き戻し」ということ。
この記事で紹介している他の中古機種は、基本的にすべて手動巻き上げ・手動巻き戻し。
また、ヘキサーRFは非常に高精度の露出計とAEを搭載しているため、レンジファインダーカメラとしては最高レベルの自動化を実現しています。
それもそのはず、このヘキサーRFのコンセプトは「自動化されたライカ」。
操作が自動化されている反面、ファインダー窓等各部のパーツ配置はM型ライカとほぼ同一という、中古フィルムカメラ愛好家ならニヤリとする、マニアックな設計が行われているのです。
他の中古レンジファインダーカメラにはない特徴として、最高シャッター速度が1/4000秒と非常に高速であることも挙げられます。
ライカの名オールドレンズを、ピーカンでも絞り開放で使えますよ。
とてもエンスー好みの機種ですが、自動化のメリットは大きなもの。
非常に便利に撮影できる中古レンジファインダーカメラです。
5.ミノルタCLE(Minolta CLE)
メーカー | ミノルタ(Minolta) |
レンズマウント | ライカMマウント |
シャッター | 電子式 |
露出計・AE | TTL露出計内蔵 絞り優先AE |
製造国 | 日本 |
発売年 | 1981年 |
中古価格 | 3万円〜4万円前後 |
ミノルタCLE(Minolta CLE)は、「ライカになり損ねたカメラ」として知られています。
かつて存在した、日本の名門カメラメーカー、ミノルタ(Minolta)は、かつてライカと提携していたことがありました。
1973年にはライカと共同開発したレンジファインダーカメラ、ライカCL(日本国内ではライツミノルタCLとして発売)を送り出します。
そしてこのミノルタCLEは、そのライカCLの後継機となるはずだったのですが、諸般の事情により提携は解消。
ミノルタが自らのブランドで販売することとなってしまったのです。
ミノルタCLEを性能面から見てみると、絞り優先AEを搭載していることが特徴だといえるでしょう。
1980年代の絞り優先AEということもあり、実用性は十分。
快適に撮影を楽しむことが可能です。
また、レンジファインダーカメラの中でもボディは小型軽量で持ち運びも便利。
内部機構は、当時のミノルタ製一眼レフカメラをベースとして設計されているので信頼性も高いです。
余談ですが、この記事では他のカメラの紹介で「ライカMマウント互換」という言葉を使っています。
これは、M型ライカ以外のライカMマウント互換カメラは、公式にはライカMマウント採用と謳えないため。
いっぽうで、このミノルタCLEが採用しているのは正真正銘のMマウント。
本物の「Mマウント」を名乗ることができるのは、ライカになるはずだったカメラゆえなのです。
ミノルタCLEは中古のレンジファインダーカメラのなかでもとくにおすすめできる機種のひとつ。
ぜひ軽快な撮影を楽しんでみませんか?
6.Canon 7(キヤノン7)
メーカー | キヤノン(Canon) |
レンズマウント | ライカL39マウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | 外光式露出計・マニュアル露出のみ |
製造国 | 日本 |
発売年 | 1961年 |
中古価格 | 2万円前後 |
Canon 7(キヤノン7)は、いまでもデジタルカメラを製造しているCanonのレンジファインダーカメラ。
Canonはそもそもレンジファインダーカメラの製造に始まったメーカー。
戦前に「精機光学」という名称に始まり、Canon(キヤノン)という名前も「観音」に由来しています。
Canon 7は、そんなキヤノンのレンジファインダーカメラのなかでも最後期の機種。
機構的にはかなり完成していて、ファインダーは焦点距離によりブライトフレーム(枠)を切替可能。
シャッターダイヤルの操作なども、下で解説するバルナックライカなどよりも現代的で、基本的には1960年代以降の機械式・マニュアル露出のフィルムカメラ共通の使い方で操作可能です。
セレン受光素子を用いた露出計を搭載していますが、こちらはいまとなっては実用性に疑問符。
露出計があることで、見た目の面で好みが分かれるカメラになっており、そのため中古価格は安めです。
レンズマウントはライカLマウント。
見た目さえ気にならなければ、安価なLマウントレンズ用の母艦として、お手軽に中古が手に入る選択肢だといえるでしょう。
なお、改良版のCanon 7Sもあり、露出計が改良されたほかはほぼ同機能です。
Canon 7S
Canon 7・Canon 7Sともに、金属製シャッター幕がヨレる不具合(機能には影響なし)があるため注意しましょう。
詳しくは以下の記事も参照。
7.Canon P(キヤノンP)
メーカー | キヤノン(Canon) |
レンズマウント | ライカL39マウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | ともになし |
製造国 | 日本 |
発売年 | 1959年 |
中古価格 | 2万円前後 |
Canon P(キヤノンP)は、Canonのレンジファインダーカメラのなかでももっとも人気がある機種かもしれません。
ポイントはその端正な見た目。
レス・イズ・モア。
無駄な部分が一切ない機能と見た目が、多くの人を惹きつけてやまないのです。
シンプルな見た目の理由は、このカメラがそもそも廉価版として開発されたため。
Canon Pの「P」とは「ポピュレール」(Populaire)の略で、その名の通り大衆機として設計されました。
それまでの日本製レンジファインダーカメラに比べ大幅に価格を下げることに成功し、Canon公式サイトによれば10万台弱を売る大ヒット作に。
そして、値段を下げるための機能省略が功を奏し、見た目も使用感も魅力的なものとなったのです。
とくに重要なのがファインダー。
それまでのCanonのレンジファインダーカメラは、ファインダーにズーム機構を組み込むことで、多くの焦点距離のレンズに対応していました。
ところが複雑な機構のため、ファインダーの見えはいまひとつ。
それに対し、このCanon Pはファインダーを簡略化し、基本的に50mmレンズの使用を前提としたシンプルな構造としたために、ファインダーの見えがそれまでのCanon製レンジファインダーカメラに比べ大きく向上しているのです。
また、上記のCanon 7と同じく、一軸不回転等間隔のシャッターダイヤルを備えており、操作性も良好です。
露出系以外Canon 7と機能的にほぼ同等なうえに見た目がよいため、本来は上位機種のCanon 7よりも中古が高値で取引されることも。
Lマウントのレンズの母艦として、非常におすすめできるカメラです。
なお、こちらもCanon 7同様、金属シャッター幕のヨレに気をつけましょう。
以下の記事でも解説しています。
8.バルナックライカ
ライカIIIf
メーカー | ライカ(Ernst Leitz) |
レンズマウント | ライカL39マウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | ともになし |
製造国 | ドイツ |
発売年 | 1925年〜 |
中古価格 | 3万円〜 |
バルナックライカとは、上で紹介したM型ライカ以前に製造されていたライカのこと。
(※一部はM型ライカ登場以降にも発売)
35mmフィルムを用いるレンジファインダーカメラの元祖、かつ、35mmフィルムカメラの元祖でもある存在です。
便宜上上の表では1925年登場と記していますが、レンジファインダー(連動距離計)を搭載したのは1932年のライカII型(ライカDII)から。
ライカDII
機構的には、スローシャッターを搭載した1933年のライカIII(ライカDIII)と、1/1000シャッターを搭載した1935年のライカIIIaでほぼ完成をみます。
バルナックライカは機構面ではほぼどれも同様ですが、信頼性や仕上げの面では、戦後のライカIIIfやIIIgが良好。
ライカIIIf
また、戦前〜戦後すぐのライカIIIa、IIIb、IIIcも、整備・オーバーホールされた個体が比較的安価に入手可能です。
35mmフィルムカメラの最初の形を追体験する。
使い方に特徴はありますが、フィルムカメラの楽しみを広げてくれること間違いありません。
バルナックライカについて、各機種紹介や使い方を以下の記事で詳しく解説しています。
9.ニコンSP(Nikon SP)
メーカー | ニコン(Nikon) |
レンズマウント | ニコンSマウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | ともになし |
製造国 | 日本 |
発売年 | 1957年 |
中古価格 | 10万円〜13万円前後 |
ニコンSPは、日本製レンジファインダーカメラの最高峰。
最初に紹介したライカM3に対抗するために、日本を代表するカメラメーカーのニコン(日本光学)が全力を挙げて作り上げた傑作です。
特徴は、広角から望遠まで対応するファインダー、そして高い信頼性。
とくに、このニコンSPは非常に堅牢であることで知られており、製造から年月を経ても動作に問題がないことが多いです。
ニコンSPは、一眼レフカメラの名機、ニコンFの母体となった機種としても知られており、ニコンならではの堅牢性は、のちの一眼レフにも受け継がれています。
マウントはコンタックスと似たニコンSマウント。
ニッコールオールドレンズの切れ味鋭い描写が楽しめます。
日本製レンジファインダーカメラの金字塔を、ぜひ中古で体験してみませんか?
ニコンSPについては以下の記事でも紹介しています。
10.ニコンS3(Nikon S3)
メーカー | ニコン(Nikon) |
レンズマウント | ニコンSマウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | ともになし |
製造国 | 日本 |
発売年 | 1958年 |
中古価格 | 5万円〜6万円前後 |
ニコンS3は、上で紹介したニコンSPの廉価版機種。
とはいえ、基本的な機構はニコンSPとほぼ同一で、信頼性がとても高い「壊れない」カメラです。
では、なにが違うのかといえば、それはファインダー。
ニコンSPのファインダーを簡略化することでコストダウンを図ったのです。
広角にも対応したニコンSPと異なり、基本的には標準レンズの使用を前提としていますが、先に紹介したCanon Pと同様、こちらもこの改良が功を奏しています。
シンプルなファインダーは、見えが非常に良好。
余計な機能がないことが、逆にカメラに軽快さを与えています。
ニッコールオールドレンズが共通で使えるのも魅力。
ニコンS3を中古で手に入れて、省略の美学を感じてみませんか?
ニコンS3については以下の記事で解説しています。
11.安原一式
メーカー | 安原製作所 |
レンズマウント | ライカL39マウント |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | TTL露出計・マニュアル露出のみ |
製造国 | 中国 |
発売年 | 1998年 |
中古価格 | 3万円前後 |
1998年に登場した異色のレンジファインダーカメラ。
それが安原一式です。
安原一式は、ほぼ個人に近いメーカーである安原製作所が送り出したフィルムカメラ。
まだVoigtlander BESSAが存在しない1990年代後半、新しいレンジファインダーカメラを!と生み出された機種となります。
最大の特徴が等倍ファインダー。
一般にほぼ等倍といわれるライカM3でさえ実際には0.91倍なのに対して、安原一式のファインダーは正確に1.0倍なのです。
両目を開けて違和感なく撮影できるカメラはこれをおいてほかにありません。
製造は、Phenixブランドのカメラでも知られる中国のメーカー、鳳凰光学が担当。
個体差のばらつきなどについての評判も聞きますが、趣味性がとても高い、楽しめるフィルムカメラであることは間違いありません。
12.Kiev(キエフ/ロシアカメラ)
メーカー | – |
レンズマウント | コンタックスマウント(キエフマウント) |
シャッター | 機械式 |
露出計・AE | ともになし(一部、外光式露出計搭載) |
製造国 | 旧ソ連 |
発売年 | 1947年〜 |
中古価格 | 2万円前後 |
キエフ(Kiev)は、旧ソ連製のレンジファインダーカメラ。
その名の通り、現在のウクライナで製造されました。
中古フィルムカメラファンの間では、このキエフ、ドイツのコンタックス(Contax)製レンジファインダーカメラの完全コピー製品として知られています。
旧ソ連は第二次世界大戦後、ドイツ国内の光学技術を自国に移転します。
なかでもコンタックスは、ドイツで使われていた機械そのものを移動し、ソ連国内で製造を始めたとされているのです。
さらに、最も初期のキエフにはドイツ国内で製造されたものもあるとさえいわれています。
初期のキエフはコンタックスそのもの。
その後製造されたキエフも、コンタックスをそのままコピーしたものなのです。
レンズについても同様で、例えばJupiter-8というレンズは、ツァイスのSonnarの完全コピーとされています。
Jupiter-8について詳しくはこちら
旧共産圏のフィルムカメラのため、中古はとても安価。
それでいて、ドイツの血筋を引いた操作系が味わえます。
ツァイスをコピーしたレンズにはライカLマウントのものもありますが、キエフ用のほうが安価なのもメリットとなります。
ただし、キエフにはシャッター幕のリボンが切れるという持病があるため、故障には注意が必要です。
(この欠点は本家コンタックスも同様です)
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レンジファインダーカメラ用のおすすめレンズ
さて、それでは、ここまで紹介してきたレンジファインダーカメラでは、いったいどんなレンズを組み合わせるのがおすすめなのでしょうか?
今回紹介したカメラのうち、ニコンSP、ニコンS3、キエフ以外の機種では、ライカLマウントやMマウントのレンズが対応しています。
Mマウントの機種ではMマウントとLマウントのレンズが。
Lマウントの機種ではLマウントのレンズが装着可能となります。
ライカレンズ
まず最もおすすめなのがライカレンズ。
とくに、M型ライカやバルナックライカを中古で手に入れるなら、ぜひレンズもライカ製をおすすめしたいところです。
ライカレンズについては以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
日本製L39マウントレンズ
戦後、日本で盛んに製造されたL39マウントレンズ。
Nikon、Canon、Minoltaなどをはじめ、大手からマイナーメーカーまでよりどりみどり。
個性豊かかつ性能が高いオールドレンズを楽しめます。
日本製Lマウント中古レンズについては、以下の記事で解説しています。
コシナ・フォクトレンダーレンズ
レンジファインダーカメラ BESSAを製造しているコシナは、レンジファインダーカメラ用レンズも製造しています。
現行品もありますが、中古でも安価かつ簡単に入手可能です。
基本的に現代の設計となるため、そつがなく実用的なのが魅力です。
フォクトレンダーのレンズについては以下の記事で紹介しています。
旧ソ連製レンズ
最後に、レンジファインダーカメラ用のレンズを安価に手に入れるなら旧ソ連製もおすすめ。
旧ソ連では、共産圏という事情もあり、とても廉価かつ大量に、Lマウントレンズを製造していました。
とくに、キエフの項目で紹介した、ツァイスをコピーしたレンズ「Jupiter」(ジュピター/ユピテル)は、戦前のツァイスレンズの味を保った名玉として知られています。
状態や描写の当たり外れが激しいという難点もありますが、手軽に味わい深いレンズが楽しめますよ。
ロシアレンズについては以下の記事で解説しています。
レンジファインダーカメラで使いたいおすすめグッズ・フィルム
最後に、今回紹介した35mmのレンジファインダーカメラで使える用品を紹介します。
露出計
今回紹介したおすすめ機種には、露出計を内蔵していないものがあります。
露出計のないフィルムカメラの使用にあたっては、アクセサリーシューに取り付けられる露出計を使用するのがおすすめです。 中国製の小型クリップオン露出計としては以下のものが。おすすめの35mmフィルム
35mmフィルムの選択肢としては、カラーネガならこのあたりが。
カラーポジならこちらがおすすめかと思います。
Mマウントの機種で使いたいL-Mリング
この記事で紹介した機種ではLeica M3やM6、Konica Hexar RF、MINOLTA CLEはライカMマウントを採用しています。
Mマウントはアダプターを使用することでL39マウントのレンズが使用。
ぜひ持っておきたいアクセサリーです。
純正品のほか、互換品も格安で購入可能です。
フィルムカメラを楽しむならレンジファインダー!!
このように、レンジファインダーカメラは、非常に趣味性の高い魅力的なカメラがよりどりみどり。
ライカレンズや日本製Lマウントレンズなど、味わい深いオールドレンズも楽しめますよ。
中古フィルムカメラの真髄といっても過言ではないレンジファインダーカメラ。
ぜひあなたもお気に入りの機種と出会いませんか?
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