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ミラーレス一眼のレンズの選び方【安い、小さい、写りがいい】プロがおすすめする方法とは?

ミラーレス

カメラでよりよい写真を撮るために大切なのが、レンズの選び方
撮れる写真は、じつはカメラ本体以上に、どんなレンズを取り付けるかによって変わってくるんです。

ミラーレス一眼カメラを手に入れたという方のなかには、付属のキットレンズからステップアップしたい! という方も多いはず。

でも、初心者の方にとっては、いったいどんなレンズがおすすめなのか難しいと思います。

そこで今回は、ミラーレス一眼のレンズの選び方について解説していきます。

レンズの種類ごとの特徴や、どんな写真が撮れるのかということはもちろん、できるだけ安く、手頃にレンズを手に入れる方法も紹介!

きっと、あなたにぴったりのレンズが見つかるはず!
ぜひ参考にしてくださいね。

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ミラーレス一眼で選べるレンズの種類

では早速、レンズの種類について見ていきましょう!

レンズの種類

レンズ

ミラーレス一眼カメラで選べるレンズは、以下のように分類できます。

  • 広角レンズ(単焦点・ズーム)
  • 標準レンズ(単焦点・ズーム)
  • 望遠レンズ(単焦点・ズーム)
  • マクロレンズ

広角・標準・望遠というのは、カメラのファインダーや液晶画面をみたときの、写真が写る範囲。
そして、それぞれ「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」があります。

また、「オートフォーカスレンズ」と「マニュアルフォーカスレンズ」という違いもあります。

では、まず広角・標準・望遠とはどんなものなのでしょうか?

広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズ

広角、標準、望遠。

これは、レンズの「焦点距離」による分類です。
焦点距離とは、レンズの焦点と、カメラのイメージセンサーやフィルムとの間の長さのことです。

焦点距離が変わると、ファインダーや液晶画面を見たときの、「写真に写る範囲」が変わります。
どのレンズを選ぶか、選び方によって撮れる写真も大きく変わります。

具体的には……

広角レンズの写り方と特徴


CONTAX Distagon 25mm F2.8で撮影

このように「広い範囲」が写ります。

広角レンズの例

フルサイズ(SONY・Canon・Nikon) 20mm、24mm、25mm、28mm、35mmなど(単焦点)
APS(SONY・Fujifilm・Canon) 10-18mmなど(ズーム)
マイクロフォーサーズ(OLYMPUS・Panasonic) 9-18mmなど(ズーム)

特徴は

  • 遠近感が強調されたダイナミックな写真が撮れる
  • ピントが合う範囲が広く、ピンぼけしにくい
  • そのかわり背景のボケは生み出しにくい
  • 手ブレしにくい

広角レンズは、雄大な風景や部屋の中、建物などを撮影するのに向いたレンズなのです。

広角レンズについて、詳しくはこちらでも解説しています。

おすすめの広角オールドレンズ7選 Part1 レンジファインダーカメラ用レンズ編

標準レンズの写り方と特徴


CONTAX Planar 50mm F1.4で撮影

標準レンズとは、肉眼でみたときの遠近感に近い、自然な印象が得られるレンズ。

標準レンズの例

フルサイズ(SONY・Canon・Nikon) 50mm(単焦点)
24-70mm、28-85mmなど(ズーム)
APS(SONY・Fujifilm・Canon) 35mm(単焦点)
17-55mmなど(ズーム)
マイクロフォーサーズ(OLYMPUS・Panasonic) 25mm(単焦点)
14-42mmなど(ズーム)

特徴は

  • 安価なものが多い
  • F値が小さい(明るい)レンズが多い(単焦点の場合)
  • そのため背景のボケを生み出しやすい

バランスのよい中庸な焦点距離なので、使いこなすことによって広角レンズのような表現も、望遠レンズのような表現もできますよ

標準レンズについて、詳しくはこちらでも解説しています。

おすすめの標準オールドレンズ8選Part1 リーズナブルな明るいレンズ篇

望遠レンズの写り方と特徴

Sonnar 135mm
CONTAX Sonnar 135mm F2.8で撮影

望遠レンズは、遠くにあるものを大きく写すことができるレンズです。

望遠レンズの例

フルサイズ(SONY・Canon・Nikon) 85mm、135mm、200mm、300mmなど(単焦点)
70-200mm、100-300mmなど(ズーム)
APS(SONY・Fujifilm・Canon) 55-200mm(ズーム)など
マイクロフォーサーズ(OLYMPUS・Panasonic) 40-150mm(ズーム)など

特徴は

  • 遠くのものを大きく撮れる(画角が小さい)
  • 遠近感が強調される(圧縮効果)
  • 背景がボケやすい(逆にピンぼけにもなりやすい)
  • 手ブレしやすい
  • 動いているものが遅く見える

遠くにある花や木。
自動車や飛行機、撮りや動物。
スポーツしている人などを撮るのに最適です。
背景がボケやすいので、人物だけにピントが合った、プロのようなポートレートも撮ることができますよ。

単焦点レンズとズームレンズ

では、単焦点レンズとズームレンズにはどんな違いがあるのでしょうか?

違いは、ズームできるかできないかということです。

単焦点レンズ

単焦点レンズの特徴は

  • 安い
  • 同じ値段ならズームレンズよりずっと画質がいい
  • 設計がシンプルなので小型・軽量で持ち運びが便利
  • 開放F値が明るいので背景をボケさせやすい
  • ズームはできない(焦点距離が変えられない)

一見すると、ズームレンズのほうが便利にみえますが、じつは、印象的で美しい写真がずっと撮りやすいのは単焦点レンズのほう。
単焦点レンズを選ぶことで、背景のボケを華麗に活かせるのが最大の魅力です。

こんな写真も撮ることができますよ↓


CONTAX Planar 50mm F1.4で撮影

ズームができない点については、そのぶん、自分自身が動いて被写体に近寄ったり、離れたりすればOKです。

ズームレンズ

いっぽう、ズームレンズの特徴は、

  • ズームできる
  • F値が小さく、ボケを生み出しにくい
  • 同じ値段では単焦点レンズのほうが画質がよい
  • F値が小さい・画質がよいズームレンズは非常に高価(10万円以上)
  • 構造が複雑で、大きく重い

ズームレンズは、自分自身が動かなくても、被写体を大きく写したり、広い範囲を写せるのが便利。
ただし、同じ値段だと、画質の面では単焦点レンズに大きくゆずります

便利ですが、プロが使うような10万円以上のレンズでない限り、性能に限界があるといえるでしょう。

マクロレンズ

マクロ撮影

最後に、マクロレンズについて。

マクロレンズとは、被写体に接近したマクロ撮影ができるレンズ。

被写体の直前までカメラを近づけたような写真を撮ることができますよ。

特徴は、

  • 肉眼よりもずっと近い距離で被写体を撮れる
  • 解像力がとても高い
  • 被写体に近づくと普通のレンズよりも背景が大きくボケる
  • 手ブレしやすい(マクロ撮影のとき)

マクロレンズは焦点距離と関係なく存在しますが、種類が多いのは50mmと100mm前後です。

マクロレンズは、目で見たのとはまったく違う世界が撮影できるレンズ。
ミラーレス一眼に取り付けることで、きっといろいろなものをマクロ撮影してみたくなることでしょう。

(なお、マクロレンズは一部にズームレンズもありますが、単焦点レンズが一般的です)

マクロレンズについて、詳しくはこちらで解説しています。

おすすめのマクロレンズ銘玉 中古で使ってみたいオールドレンズ7選

オートフォーカスレンズとマニュアルフォーカスレンズ

ミラーレス一眼に取り付けられるレンズには、オートフォーカスレンズとマニュアルフォーカスレンズという違いもあります。

これは、オートフォーカス(ピントを自動で合わせる)ができるかという違い。

ミラーレス一眼に付属してきたレンズや、メーカー純正品で購入できる交換レンズは、ほとんどすべてがオートフォーカスレンズです。

いっぽう、マニュアルフォーカスレンズとは、手動でピントを合わせるレンズ
ミラーレス一眼にアダプターで取り付けられる昔のレンズや、中国製の社外品レンズに多いです。
(オートフォーカスレンズもモードを切り替えることで、マニュアルフォーカスは可能です)

マニュアルフォーカスレンズは構造が単純なので、安価に手に入るものが多いのも魅力です。

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ミラーレス一眼の初めての交換レンズにおすすめの選び方は?

ここまで、ミラーレス一眼で選べるレンズについて解説しました。

広角、標準、望遠の単焦点とズーム。

では、具体的にはどんなレンズを選ぶのがおすすめなのでしょうか?

もちろん、何を撮りたいかによって、おすすめのレンズは異なります。

例えば

  • ポートレート写真なら、中望遠レンズ。
  • 花を撮りたいならマクロレンズ。
  • 鳥や動物を撮りたいなら望遠レンズ。

でも、もしもどんなレンズがよいのかわからない・決まっていない場合には……?

おすすめなのが「単焦点の標準レンズ」です。

おすすめなのは「単焦点の標準レンズ」を選ぶこと

ミラーレス一眼のレンズの選び方で、もっともおすすめなのは

単焦点の標準レンズ

を選ぶこと。

その理由は……

1.写りがいい!

単焦点レンズはズームレンズに比べて、シンプルで完成度の高い設計のため、非常に性能がよいです。

パソコンやスマホの画面上で拡大したときはもちろんのこと、小さい画面で見ても判別できるほどのキレのよさ。

いままで使っていたレンズはなんだったのだろう、と驚くかもしれません。

とくに単焦点の標準レンズは長い歴史のなかで改良に次ぐ改良が施されて、設計が完成の域に達しているので、他の単焦点レンズ以上の美しい画質を味わえますよ!

2.「ボケ」が楽しめる

レンズの特徴で解説したように、標準レンズには、

  • F値が小さい(明るい)レンズが多い(単焦点の場合)
  • そのため背景のボケを生み出しやすい

という特徴があります。

ミラーレス一眼を買ったら、ぜひ撮ってみたい写真といえば……
そう、背景がボケた写真ですよね


CONTAX Planar 50mm F1.4で撮影

単焦点の標準レンズなら、ミラーレス一眼本体とセットのズームレンズとは段違いのボケを楽しめますよ!

3.明るいレンズでも比較的安価!

各メーカーの純正単焦点レンズは、価格帯にもよりますがF1.4〜F1.8クラスの明るさをもっています。

これは、ズームレンズには真似のできないF値です。
Canon EOS R用の標準ズームは開放値F2を実現していますが、定価はなんと40万円以上。

いっぽう、単焦点の標準でF1.8〜F2は廉価版のスペックです。
新品でも2〜3万円という、10分の1以下の値段で購入可能なのです。

標準レンズは、「ボケ」を生み出しやすい「F値が小さい」(明るい)レンズのなかでも、もっとも手頃なもの。
メーカー純正のレンズラインナップのなかでも、値段も安いことが多いです。

4.小さくて軽い!

ミラーレス一眼カメラとオールドレンズ

単焦点レンズをカメラに付けたら、サイズがぐっと小さくなるので驚くはず。

単焦点標準レンズでは6〜7枚程度のガラスが使われるのが普通ですが、ズームレンズでは、少なくとも10枚以上が使用されています。
そのため、ズームレンズはどうしても構造が複雑で大きくなってしまうのです。

いい写真を撮るのに大切なのは、カメラをいつでも持ち歩くこと。
カメラが小さく軽ければ、シャッターチャンスを増やすことができますよ。

おすすめのミラーレス一眼用 単焦点標準レンズ

ミラーレス一眼のレンズを選ぶなら単焦点がおすすめ。
では、メーカー別に具体的にはどんなレンズがおすすめなのでしょうか?

選べるレンズは、メーカーやシリーズごとに違います。
レンズとボディの接合部「レンズマウント」などの規格が違うためです。

レンズを買う際には、持っているミラーレス一眼に合うものを選びましょう。

(2018年9月現在。Nikon ZとCanon Rについては追記予定です)

1.SONY(α7シリーズ)

SONY α7

フルサイズのα7シリーズには、FE 50mm F1.8がおすすめ。
全体的に値段が高めのフルサイズ用レンズですが、実売30,000円弱と、比較的購入しやすいです。

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2.SONY(APS)

SONY NEX-7

α6500、α6300、α6000、α5100、NEX-7、NEX-5、NEX-3など。
「APSサイズ」のSONY製ミラーレス一眼には、E 35mm F1.8がおすすめ。

APSサイズでは、この「35mm」焦点距離が標準レンズになります。
実売4万円程度。

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3.FUJIFILM

Fuji X-T1

FUJIFILMのミラーレス一眼を使っている方には、XF 35mm F2 Rがおすすめ。
実売3万円程度です。

こちらも、「APSサイズ」なので35mmが標準レンズとなります。

4.Canon EOS-M

Canon EOS-Mを持っている方には、EF-M 22mm F2 STMがおすすめ。

EF-M22mm F2 STM
EF-M22mm F2 STM

じつはこのレンズは「準広角レンズ」(広角レンズと標準レンズの間)で、厳密にはこの記事でおすすめしているものとは違うのですが、EOS-Mは純正の単焦点レンズが少ないので仕方のないところではあります。

F値が「F2」と小さい(明るい)ので、背景のボケも楽しめますよ!

5.OLYMPUS・Panasonic(マイクロフォーサーズ)

Panasonic GF2

「マイクロフォーサーズ」規格のオリンパスとパナソニックは、会社が違っても同じレンズが使用可能。

標準レンズとなる25mmは両社から発売されており、
廉価なラインナップには以下の2つがあります。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(実売30,000円前後)
LUMIX G 25mm F1.7 ASPH(パナソニック、実売20,000円前後)

どちらも単焦点標準レンズの魅力を存分に味わえるので、ぜひお気に入りのほうを選んでみましょう。

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ミラーレス一眼用の単焦点標準レンズを安く買うには?

ただし、ミラーレス一眼用の標準単焦点レンズは、新品で買うと決して安くないのも事実。
とくにSONYのミラーレス一眼では顕著かもしれません。

「一眼レフカメラ」では、じつはそのようなことはありません。
Nikon用の35mm F2や50mm F1.8は2万円以下で。
Canonの40mm F2.8や50mm F1.8は、1万円強で購入することが可能です。

それに比べて、ミラーレス一眼用の標準単焦点レンズは、新品だと3万円〜それ以上してしまうのです。
これは、ミラーレス一眼がまだ歴史が浅いのが理由といえるでしょう。

では、ミラーレス一眼で使える標準単焦点レンズを安く手に入れる方法はないのでしょうか?

1.中古を選ぶ

まず、定番の方法。

それがレンズを中古で購入するということです。

この記事で紹介した、ミラーレス一眼用の純正レンズも、中古なら新品の7割〜場合によっては5割くらいの金額で購入できることも。

ただし注意したいのが選び方です。
中古レンズはひとつひとつ状態が異なるので、動作に問題がないかチェックするのが重要となります。

中古レンズのチェック方法はこちらの記事で解説しているので、ぜひ併せて参考にしてくださいね。

プロ直伝!通販&店舗で中古レンズを買うときの注意点・選び方

当店、サンライズカメラでも中古レンズを各種取りそろえているのでぜひご覧ください。

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2.中国製のレンズを使ってみる

ネット上の通販サイトでは、中国メーカー製のレンズが輸入されており、各社のミラーレス一眼カメラに取り付けが可能です。

APS-Cとマイクロフォーサーズ

SONY、FUJIFILM、CanonのAPS-Cサイズのカメラや、OLYMPUSとPanasonicのマイクロフォーサーズのカメラには、以下のようなレンズが使いやすいでしょう(リンク先でマウントを選択可能です)。

フルサイズのミラーレス一眼カメラ

フルサイズのミラーレス一眼カメラ用の安価なレンズとしては、2022年に発売したこちらのレンズがおすすめです。

50mm F2という使いやすいスペック、コンパクトさ、そして2022年8月現在で約1万2000円という低価格から、一本持っていて絶対損しないレンズかと思います。

中国製の安価なレンズの注意点

中国製の安価なレンズを選ぶときに注意したいこと。

それが、ピント合わせが「マニュアルフォーカス」になるということです。
オートフォーカスは使えないので、手動でピントを合わせて撮影します。

また、モードも「A」か「M」となります。

じっくりとカメラを操って、とっておきの写真を生み出しましょう!

3.オールドレンズ + マウントアダプターを使う

オールドレンズ

最後に、イチオシの方法。

それが「オールドレンズ」を使うということです。

オールドレンズとは、フィルムカメラの時代に作られたレンズのこと。

じつは、各社のミラーレス一眼には、「マウントアダプター」というアクセサリーを使って、古いレンズを取り付けることができるのです。

α7とマウントアダプター

オールドレンズ、とくに単焦点の標準レンズの特徴は、安くて性能がよいということ。
「50mm F1.8」といったレンズは、フィルムカメラの時代のキットレンズだったので、製造数が多く、中古でも値段が低いのです。

また、
・APSサイズのミラーレス一眼カメラで標準レンズとなる「35mm」のレンズ
・マイクロフォーサーズのミラーレス一眼で標準レンズに近い「28mm」のレンズ

も、中古でとても安価に選べますよ。

レンズ本体の値段は5,000〜10,000円くらい。
マウントアダプターは2,000円程度です。

上記の中国製レンズよりもレンズ自体の造りがぐっと良く、性能も良好。
古いレンズならではの「空気感」や「質感」も楽しめますよ。

ただし、オールドレンズの場合もピントはマニュアルフォーカス
露出モードはMかAとなります。

人の心を動かす写真をじっくりと撮るにはMFやマニュアル露出を多用するもの。
オールドレンズを使うことで、ピントや露出を自分で合わせるのに慣れて、写真がうまくなることもできますよ!

マウントアダプターの例

メジャーなマウントのマウントアダプターとしては、以下のようなものがあります。
リンク先の商品ページでも各種マウントを選択できるので、ぜひご覧ください。

オールドレンズで撮れる写真

オールドレンズなら、こんな写真が撮れますよ!

PENTAX Super Takumar 55mm 1.8

撮影:雨樹一期

作例記事はこちら

[オールドレンズ撮り比べ4] PENTAX Super Takumar 55mm F1.8はTHE 入門レンズ。でも実は写りは絶品!

使用したマウントアダプター

FUJIFILM FUJINON 55mm F2.2

撮影:雨樹一期

作例が掲載されている記事はこちら

[写真の表現力アップ講座1] カメラの上達に欠かせない露出補正とは?

使用したマウントアダプター

オールドレンズの描写についてもっと知りたい方はこちら

当サイトでは、ミラーレス一眼でオールドレンズを使って撮影した写真を紹介するコラムを連載しています。
第1回はこちら。
フィルムカメラとの撮り比べもしていますよ。

[オールドレンズ撮り比べ1] CONTAX Planar T* 50mm F1.4 MMJはレンズ沼へ引き込む銘玉

では、具体的にはどんなレンズがおすすめなのでしょうか?

SONY・Canon・Nikon(フルサイズ)

SONY α7やNikon Z、Canon Rのようなフルサイズのミラーレス一眼。

ぴったりなのは50mm前後の単焦点レンズです。

ジュピター8 白
Jupiter-8 50mm F1.8

非常に種類が多いので、さまざまな選択肢からよりどりみどり。

50mmのおすすめレンズはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

おすすめの標準オールドレンズ8選Part1 リーズナブルな明るいレンズ篇

SONY(APS)・Fujifilm・Canon EOS-M

APSサイズのミラーレス一眼。
SONYではα6500、α6300、α6000、α5100、NEX-7、NEX-5、NEX-3。
Fujifilmはほぼすべての機種。
CanonのEOS-Mシリーズ。

これらにぴったりなのが、焦点距離35mmのオールドレンズ。

フレクトゴン 35mm F2.4
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.4

フィルムカメラの時代には「広角レンズ」として販売されていたものですが、APSサイズのカメラに取り付けると写る範囲(画角)が「標準レンズ」になります。

以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめの広角オールドレンズ7選 Part2 一眼レフ用レンズ編

OLYMPUS・Panasonic(マイクロフォーサーズ)

マイクロフォーサーズでは標準レンズは25mm。

オールドレンズを選ぶなら、それに近い焦点距離の24〜28mm程度のレンズがおすすめです。

スーパータクマー 28mm F3.5
PENTAX Super Takumar 28mm F3.5

(ただし24〜28mmくらいのオールドレンズはボケにくいこともあります)

マイクロフォーサーズにぴったりのオールドレンズもこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめの広角オールドレンズ7選 Part2 一眼レフ用レンズ編

マウントアダプターの選び方と使い方

「オールドレンズ」は、レンズを買っただけでは使えません。

使うためには、ミラーレス一眼カメラ本体とレンズの間にマウントアダプターを入れることが必要です。

マウントアダプターは安価に購入可能。
ただし非常に多くのメーカー(主に中国製)があり、あまり素性の知れない安いものを買うと、うまく使えないなど失敗することも。

おすすめなのは、2,000円前後で購入可能な「K&F Concept」製のもの。

K&F Concept アダプター

筆者も使っていますが、精度・仕上げともに十分で実用的です。

なお、マウントアダプターを使った場合にも、
・ピント合わせはマニュアルフォーカス
・モードは「A」か「M」

となります。

マウントアダプターの選び方と使い方について、詳しくは以下の記事で詳しく解説しています!
ぜひ合わせてご覧ください。

マウントアダプターの種類と選び方まとめ ミラーレス一眼に合うマウントアダプターを買うには?

ミラーレスカメラとオールドレンズの使い方 取り付けと本体の設定方法徹底解説

フィルムカメラもデジカメ・レンズも最高値の買取を約束します!

ミラーレス一眼の魅力を引き出してみませんか?

ミラーレス一眼をより楽しむコツ。
それは、なんといってもレンズを交換してみること!

単焦点のレンズなら、カメラとセットのズームレンズよりも、ずっとよい画質で。
F値の小さいレンズなら、美しいボケを。

ズームレンズとは桁違いの、印象的な写真を撮ることができますよ。

メーカー純正のレンズを選ぶもよし。
オールドレンズをマウントアダプターで使うもよし。

ミラーレス一眼のポテンシャルは無限大!
ぜひ、あなたの持っているカメラで、より美しい写真を撮ってみませんか?

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著者紹介: サンライズカメラ

サンライズカメラは、いまでは数少なくなってしまった「フィルムカメラ専門店」の使命として、フィルムカメラに関する情報を公開し続けています。 「こんな記事が読みたい」というご要望がありましたら、お気軽にFacebook、Twitter、お問い合わせフォームなどからご連絡ください。カメラ愛好家のみなさん、これからフィルムを始めたいみなさんとお話できることを楽しみに待っています。

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