Rollei Rolleiflex(ローライフレックス)/二眼レフのスタンダードの種類・使い方を徹底解説!
この記事ではRolleiflex(ローライフレックス)とはどんなフィルムカメラなのか、種類、使い方など徹底的に紹介します!
フィルムカメラファン・中古カメラファンの間で、レトロな外観からいまでも人気が高い二眼レフ。
星の数ほど存在する中古二眼レフから1台を選ぶとしたらどんなカメラがおすすめなのでしょうか。
断然おすすめしたいのがRolleiflex(ローライフレックス)。
特徴は、すべての金属製・近代二眼レフの源流となったカメラであること。
元祖にしてスタンダード、そして憧れ。
二眼レフを愛好する人なら誰もが、最後にはRolleiflex(ローライフレックス)にたどりつくと言っても過言ではありません。
これから二眼レフで中古フィルムカメラに初めて触れる方も。
中判カメラは持っていてもローライはまだ持っていないという方も。
一度は手にしたいカメラ、それがローライフレックスだといえるでしょう。
目次
- Rolleiflex(ローライフレックス)とは
- Rolleiflex(ローライフレックス)の選び方・中古の買い方
- 2024年最新!おすすめミラーレス一眼カメラベスト3!!
- Rolleiflex(ローライフレックス)の使い方
- ローライフレックス 作例
- 2024年最新!おすすめミラーレス一眼カメラベスト3!!
- Rolleiflex(ローライフレックス)各機種紹介
- Rolleiflex Original(ローライフレックスオリジナル)
- Rolleiflex Standard(ローライフレックス スタンダード)
- Rolleiflex Automat(ローライフレックスオートマット)
- Rolleiflex Standard Neu(ローライフレックス スタンダード ノイ)
- Rolleiflex X(ローライフレックスX)
- Rolleiflex 2.8A(ローライフレックス2.8A)
- Rolleiflex MX(ローライフレックスMX)
- Rolleiflex 2.8B(ローライフレックス2.8B)
- Rolleiflex 2.8C(ローライフレックス2.8C)
- Rolleiflex 3.5C(ローライフレックス3.5C)
- Rolleiflex 3.5D(ローライフレックス3.5D)
- Rolleiflex 2.8D(ローライフレックス2.8D)
- Rolleiflex 3.5E(ローライフレックス3.5E)
- Rolleiflex 2.8E(ローライフレックス2.8E)
- Rolleiflex 3.5T(ローライフレックス3.5T)
- Tele Rolleiflex(テレローライフレックス、テレローライ)
- Rolleiflex 3.5E2(ローライフレックス3.5E2)
- Rolleiflex 2.8E2(ローライフレックス2.8E2)
- Rolleiflex 3.5E3(ローライフレックス3.5E3)
- Rolleiflex 2.8E3(ローライフレックス2.8E3)
- Rolleiflex 3.5F(ローライフレックス3.5F)
- Rolleiflex 2.8F(ローライフレックス2.8F)
- Wide-Angle Rolleiflex(ワイドアングルローライフレックス、ワイドローライ)
- Rolleiflex GX(ローライフレックスGX)
- Rolleiflex 2.8FX(ローライフレックス2.8FX)
- Rolleiflex 4.0FW(ローライフレックス4.0FW)
- Rolleiflex 4.0FT(ローライフレックス4.0FT)
- ローライフレックスの「オリジナルならではの魅力」を味わおう
- 2024年最新!おすすめミラーレス一眼カメラベスト3!!
- 更新履歴
Rolleiflex(ローライフレックス)とは
まず、Rolleiflex(ローライフレックス)とはどんなカメラなのでしょうか。
特徴・スペック、歴史。
そしてカメラ史上においてローライフレックスがエポックメイキングだった点について紹介します。
ぜひ中古購入の参考にもしてみてくださいね。
Rolleiflex(ローライフレックス)の標準的なスペック
形式 | 二眼レフカメラ |
シャッター | B、1秒〜1/500秒 機械式 レンズシャッター |
レンズ | 固定式 |
露出計 | 機種によって異なる |
ファインダー | ウエストレベルファインダー |
フィルム装填 | オートマット式 |
シャッターチャージ | セルフコッキング |
使用フィルム | 120フィルム |
※機種によって異なることがあります。
※とくに初期の機種ではスペックが異なります。
Rolleiflex(ローライフレックス)の特徴
Rolleiflex(ローライフレックス)は、ドイツのFranke & Heidecke(フランケ&ハイデッケ)社(現・ローライ)が製造してきた二眼レフカメラ。
スペック上の最大の特徴となるのが、カール・ツァイスやシュナイダーといったドイツ製高級レンズを搭載していること。
レンズは固定式で、交換することはできません。
ドイツ製のレンズは「空気感」まで切り取ることができるとまでいわれており、ローライフレックスを使うことで、日本製のカメラとは一線を画する質感あふれる写真が撮れるでしょう。
多くの二眼レフに共通することですが、正方形の「ましかく写真」を撮影することが可能です。
ファインダーは上から覗き込む「ウエストレベルファインダー」。
とくに人を撮影するポートレートの場合、カメラを前にして被写体が緊張することがないため、自然な雰囲気の写真を撮ることができるといわれています。
またローライフレックスは、フィルムを巻き上げると自動でシャッターがチャージされる(撮影可能状態になる)「セルフコッキング方式」と、フィルム装填が簡単な「オートマット方式」を採用。
レトロな外観の二眼レフのなかでも、初めての方であっても簡単に使用できますよ。
とはいえ、「ましかく写真」や「ウエストレベルファインダー」は他の二眼レフにも共通する特徴。
なぜ数ある二眼レフのなかでもローライフレックスだけが、多くの人をとりこにして離さないのでしょうか?
ドイツ製高級二眼レフならではの魅力
Rolleiflex(ローライフレックス)が他の二眼レフと一線を画するのは、ドイツ製高級カメラならではの精密感と質感。
古い機種では製造からゆうに50年以上が経っていますが、まるで宝石のような精密感は、同じ時代の日本製の中古二眼レフでは味わうことができないものです。
もちろん精密感だけなら日本製高級カメラでも味わうことができるもの。
でもローライフレックスは単なる「工業製品」としての精密感だけでなく、職人が作り上げた「工芸品」のような緻密さも兼ね備えているのです。
カール・ツァイスやシュナイダーといったドイツ製レンズの魅力もまた、日本製レンズのように数字に現れる性能だけを追求するのではなく、実際に撮影した写真の美しさを追求した、職人的こだわりがあるからこそ生み出されたものだといえるでしょう。
しかも、高級二眼レフカメラといっても、現在では中古ならリーズナブルな価格で手に入れることができるようになりました。
以前は二眼レフを使いたい場合は日本製の安価なカメラで妥協することも多かったもの。
でも中古が安くなった現在では、最高の二眼レフ・ローライフレックスを最初の1台に選ぶのがベストな選択であることは間違いありません。
「二眼レフのオリジナル」ローライフレックスの歴史
さらにRolleiflex(ローライフレックス)の魅力を高めてくれるのが、元祖・オリジナルだということ。
初代のローライフレックス(下の画像)は、1928年に試作され、1929年に発売されました。
Wikimedia Commonsより画像引用
じつは、二眼レフという形式自体を発明したのはローライではありません。
撮影用のレンズとファインダー用のレンズ、2つのレンズを搭載した二眼レフは19世紀から大型の乾板カメラの一形式として存在していました。
ローライフレックスがカメラ史上でエポックメイキングだったのは、そんな二眼レフという形式を、小型の、気軽に持ち運べるカメラに採用したこと。
ウエストレベルファインダーによりピント合わせもとても迅速で、「すぐに撮れる」ローライフレックスは写真の撮影方法に新境地を切り拓きました。
また、カメラボディが全金属製というのも非常に先進的なことでした。
1932年にはフィルム巻き上げがクランク巻き上げとなり、1937年のRolleiflex Automat(ローライフレックス オートマット)ではフィルム装填が、一切の難しい操作が必要ないオートマット方式となりました。
その後、このローライフレックス オートマットを元として改良が進められていくことになります。
二眼レフカメラは戦後、日本国内の多くのメーカーからも送り出されましたが、そのほとんどがこのRolleiflex(ローライフレックス)か、廉価版のRolleicord(ローライコード)を元にしていました。
ローライフレックスの完成度が非常に高く、とても合理的な設計であることが最大の理由だといえるでしょう。
↑ローライを参考に製造された日本製中古二眼レフの例(ヤシカ・マット)
なお、ローライ以外の二眼レフカメラについてはこちらの記事で解説しています。
二眼レフに興味が湧いたら、ぜひこちらも併せてご覧ください。
Rolleiflex(ローライフレックス)の選び方・中古の買い方
それでは、そんなローライフレックスをこれから中古で購入するなら、どのように選べばよいのでしょうか。
非常に種類が多いローライフレックス。
中古を選ぶときには、状態だけでなく、製造年代や、どんなレンズが搭載された機種を選ぶかも重要です。
Rolleiflex(ローライフレックス)の製造年代
1929年の初代ローライフレックスに始まり、現在でも新品での入手が可能なローライフレックス。
中古購入時におすすめしたいのは、まず、戦後の機種から選ぶことです。
初期の機種は実際に写真を撮るためのカメラというよりもコレクター向けですし、経年劣化のため故障の可能性も高いです。
1950年代以降の機種で、かつ状態チェックやオーバーホール・修理が行われているものを中古から選べば万全だといえるでしょう。
Rolleiflex(ローライフレックス)のレンズ
ローライフレックスの最大の魅力、それがドイツ製レンズ。
ローライフレックスのレンズはカール・ツァイス製とシュナイダー製に大きく分かれています。
中古で人気が高いのはどちらかといえばカール・ツァイス製ですが、どちらも描写は超一級品。
必ずしもシュナイダー製がおすすめできないということはありません。
またレンズにはF2.8とF3.5の2種類があるため、そのどちらを選ぶかも重要になってきます。
ローライフレックス2.8とローライフレックス3.5
ローライフレックスに搭載されているレンズには、明るさがF2.8のものとF3.5のものが存在します。
中古の値段はF2.8の方が高く、F3.5は比較的安価です。
また1960年代以降に製造されたローライフレックスは、基本的にF2.8のもののみとなります。
F2.8のレンズ
レンズがF2.8のローライフレックス2.8に搭載されているレンズはおおむね以下の通り。
カール・ツァイス製:Planar(プラナー)F2.8
シュナイダー製:Xenotar(クセノタール)F2.8
↑Planar(プラナー)F2.8付きローライフレックス
↑Xenotar(クセノタール)F2.8付きローライフレックス
F3.5のレンズ
レンズがF3.5のローライフレックス3.5に搭載されているレンズはおおむね以下の通り。
カール・ツァイス製:Tessar(テッサー)F3.5、Planar(プラナー)F3.5
シュナイダー製:Xenar(クセナー)F3.5、Xenotar(クセノタール)F3.5
↑Planar(プラナー)F3.5付きローライフレックス
↑Tessar(テッサー)F3.5付きローライフレックス
では、これらの種類から実際にローライフレックスを中古で買うとしたら、どんなレンズを搭載したものがおすすめなのでしょうか。
ローライの真髄・F2.8付きローライフレックス
初めてローライフレックスを選ぶとしたら、まずおすすめできるのがPlanar(プラナー)F2.8付きのローライフレックスです。
プラナーF2.8は、世界最高のレンズメーカー、カール・ツァイスのなかでも、もっとも人気が高いレンズ。
性能、描写、すべてにおいて世界の頂点に位置するレンズです。
必ずしもシュナイダー製が悪いわけではない、と書きましたが、1台だけ選ぶなら、カール・ツァイスのレンズがおすすめできるのは間違いないところでしょう。
なかでも、1960年から20年以上にわたって販売されたローライフレックス2.8Fは、ローライフレックスを中古から選ぶときにもっとも間違いのない選択肢だといえるのではないでしょうか。
ただしF2.8の高級レンズを搭載しているため、値段も相応に高く(20万円前後)なっていることが多いです。
もう少し安価にローライフレックスを楽しむなら、次に挙げる選択肢がおすすめです。
安価に楽しむならF3.5レンズ搭載のローライフレックス
10万円以下で安価にローライフレックスを楽しむなら、F3.5のTessar(テッサー)やXenar(クセナー)付きのローライフレックスもおすすめです。
なかでも最もおすすめなのは、やはりテッサーF3.5が搭載されたローライフレックス。
その多くは1950年代の製造です。
(1960年代になると、製造は上記のプラナー付きに移り変わります)
魅力はなんといっても「鷹の目」のような描写として名を馳せた銘レンズ、ツァイス製の本家テッサーの魅力を味わうことができること。
中古の値段も5万円ほどから入手することができるので、本物中の本物の二眼レフを手頃な値段で楽しめます。
テッサーF3.5を搭載した二眼レフというと、同じローライのローライコードもありますが、ローライフレックスのほうがクランク巻き上げ・セルフコッキング・オートマットと便利な機構が備わっているため、気軽にフィルムカメラ入門することができるのもおすすめできる点です。
露出計の有無
ローライフレックスには露出計を搭載したモデルも存在しています。
こちらについては、とくにこだわる必要はありません。
(上記でおすすめしている2.8Fには装備されています)
写真中央のピントノブが露出計の表示部
中古品では精度の問題もあるため、基本的には単体露出計や、スマートフォンの露出系アプリを使うことをおすすめします。
むしろ露出計がないほうが、無駄のない素のローライフレックスを扱うことができる、とさえいうことができるでしょう。
おすすめの単体露出計
露出計のないフィルムカメラの使用にあたっては、アクセサリーシューに取り付けられる露出計を使用するのがおすすめです。 中国製の小型クリップオン露出計としては以下のものが。安いのじゃダメなの?
さて、そんなRolleiflex(ローライフレックス)の二眼レフを中古で購入するときに気になるのが、高いモデルと安いモデルの差。
中古価格が安いローライフレックスは、高いものとどんな違いがあるのでしょうか?
ローライフレックスの価格差には、状態以外にもいくつかの理由があります。
まず、製造年代。
基本的には、1950年代後半以降のモデルのほうが、それ以前のクラシックなモデルより少し高めな傾向があります。
また、1980年代以降の、GXやFXといったモデルは更に高価です。
そして搭載レンズ。
当然ながら、F2.8の明るいレンズを搭載したモデルが、F3.5のモデルよりも高めとなります。
古いモデル・レンズのグレードが低いモデルも魅力十分
では、古くてレンズが暗いモデルがダメなのかというと、けっしてそんなことはありません。
F3.5のテッサーやクセナーといったレンズは、ドイツ製ならではの流石の描写力。
味付けは異なりますが、プラナーやクセノターに決して劣るものではありませんよ。
また時代が古くても、整備がしっかりとされていれば実用上も問題ありません。
露出計の有無は、2.8Fをはじめとした機種のセレン露出計は、いまとなっては実用性が低いのでこちらも意識しなくてOKです。
さらに、例えばRolleiflex 2.8C(ローライフレックス2.8C)以前のモデルは、それ以降のモデルと違い絞りが円形絞りなので描写が異なるといったメリットも存在します。
逆に、古めかつ安い機種のデメリットとして、ライトバリュー方式を採用した機種はシャッターと絞りの設定操作が面倒、ということが挙げられます。
これらのことから考えると、状態を考慮すれば戦後のモデルから、安価なものを選ぶのは充分に選択肢としておすすめできるといえるでしょう。
もっとも、もしこれから初めてローライを中古で購入するなら、おすすめは個体数が多く、ローライフレックスの代表である2.8Fなのは揺るがないところ。
逆に、製造年の新しいGXやFXは、仕上げ的には2.8Fよりも劣るところが多いので、無理に購入せず2.8Fを選んでもよいといえるでしょう。
記事後半でローライフレックスの各機種について解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
二眼レフを使うなら最初からローライを選ぶのがおすすめ。
当店サンライズカメラの販売ページにもローライフレックスは随時入荷しています。
ぜひご覧ください!
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Rolleiflex(ローライフレックス)の使い方
さて、それではRolleiflex(ローライフレックス)は、具体的にはどうやって使うのでしょうか?
ここではローライフレックスの使い方・撮影方法について、もっともメジャーな機種であるローライフレックス2.8Fを題材に解説したいと思います。
1:フィルムの入れ方
まず最初にフィルムを入れます。
裏蓋を開けるには、底面にある二重ロックを解除します。
ロックを左に回し、
引っかかっている部分を手前に起こします。
これで裏蓋が開きます。
スプールが下のフィルム室に入っていたら、上のフィルム室に移します。
下のフィルム室にフィルムを入れます。
フィルム先端を引き出して、下面にある銀色のローラーとボディの間を通します。
ここを通すことで、フィルムの自動装填、オートマット機構が作動するようになります。
このローラーを通し忘れると巻き上げができず、撮影を失敗してしまうので絶対に忘れないよう注意しましょう。
フィルム先端を、スプールの隙間に挿入します。
側面の巻き上げクランクを回し、ある程度、ゆるみがない程度にフィルムを巻き上げます。
裏蓋を閉めます。
裏蓋を閉めたら、カウンターの数字が1になるまで巻き上げクランクを回します。
カウンターの数字が1になったら、フィルム装填・撮影準備完了です。
フィルムの入れ方は以下の動画でも解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
2:シャッター速度と絞りの合わせ方
ローライフレックスは基本的にフルマニュアルのカメラです。
シャッターと絞りは手動で設定します。
シャッターと絞りはレンズ脇のダイヤルで設定します。
設定した値は、レンズ上面の窓に表示されます。
ダイヤルを回し、適正露出の数値に合わせます。
動画でも解説しています。
露出計を使う
ローライフレックスを使うときは、単体露出計やスマホの露出系アプリを使うのがおすすめです。
詳しくはこちらで解説しています。
3:ピントの合わせ方
ピントは、カメラ上面のウエストレベルファインダーで合わせます。
ピントフードを開くとピント合わせとフレーミングが可能です。
ウエストレベルファインダーでは、ファインダー像の左右が逆になるので気をつけましょう。
ピントを合わせるときには、カメラ側面のノブを回します。
ノブを回すと前面のレンズが前後に繰り出されます。
精密にピントを合わせたいときには、内部のルーペを引き出します。
4:シャッターの切り方
シャッターを切るには、巻き上げた後にシャッターボタンを押すだけでOKです。
ローライフレックスはセルフコッキング(巻き上げるとシャッターが自動でチャージされる)なので、ローライコードなど他の多くの二眼レフと違い、特別な操作は必要ありません。
撮影したらクランクで巻き上げます。
5:巻き上げ方
フィルムを巻き上げは、フィルム装填のときと同様、側面のクランクで行います。
クランクが止まるまで回すと、フィルムが一駒分巻き上がります。
巻き上げたらクランクを逆回転させて、収納位置まで戻します。
連続撮影時以外、持ち運ぶときはクランクを収納しておくようにしましょう。
6:露出計を使う
ローライフレックスの内蔵露出計は(GX以降のモダンかつ高価な機種を除き)いまとなってはあまり実用性はないのですが、使用法を解説します。
(露出計がない機種もあります)
ローライフレックスの露出計は追針式です。
シャッターと絞りのリングを回すと、ピントノブ内部の露出系表示窓の中で太い針が動きます。
いっぽう、細いほうの針は明るさに応じて振れる針です。
この2つの針が重なるように、シャッターと絞りの値を合わせることで適正露出となります。
ただし、これからローライフレックスで実際に撮影する場合には、前述したように単体露出計やスマホの露出計アプリを使ったほうが良い結果が得られるでしょう。
7:撮影完了
ローライフレックスは6×6判で12枚撮りです。
12枚目の撮影が終わったら、フィルムをすべて巻き取ります。
クランクが軽くなるまで、少し余分に巻き取ったら、装填のときと同様、裏蓋を開けます。
裏蓋を開けると、上部のフィルム室に、撮影の終わったフィルムが入っています。
これで撮影は完了です。
120フィルムは35mmフィルムと違って光に弱いため、取り出したフィルムは強い光にあてないように注意し、早めに現像に出しましょう。
また、下のフィルム室に入っているからのスプールは、次回撮影時に上に移して再度巻き取りに使います。
なくさないようにしましょう。
ローライフレックス 作例
それでは、ローライフレックスではいったいどんな写真を撮ることができるのでしょうか?
今回はローライフレックス2.8F(プラナー付き)で実際に撮影してみました!
※使用フィルム:富士フイルム PRO400H
※トイラボにて現像を行いました。
ローライフレックス2.8F 作例
ローライで撮影したフィルムを見て驚いたのがその色彩。
国産カメラとは全く異なる、みずみずしい発色を味わうことができました。
あえて太陽を入れた逆光で撮影してみました。
今回、フードをつけずに撮影したのですが、フレアが盛大に写り込むのもオールドレンズの楽しみのひとつですね。
ポートレートを撮影してみました。
モデルのピントが合っている部分はくっきりと、それでいて優しく。
背景のボケの美しさにも目をみはります。
こちらもポートレートの一枚。
ローライならではの色合いが美しい、叙情的な一枚となりました。
二眼レフならでは、そしてローライならではの写真を切り取ることができるフィルムカメラ。
それがローライフレックス。
風景にもポートレートにも、どんな被写体も印象的に切り取るローライフレックスで、ぜひあなただけの一枚を生み出してみませんか?
Rolleiflex(ローライフレックス)におすすめのカメラ用品・フィルム
露出計のないフィルムカメラの使用にあたっては、アクセサリーシューに取り付けられる露出計を使用するのがおすすめです。 中国製の小型クリップオン露出計としては以下のものが。中判カメラで使う120フィルムは、以下のものがおすすめです。
Rolleiflex(ローライフレックス)の作例記事
こちらの記事では写真家の雨樹一期さんがRolleiflex 3.5Fで撮影した作例を紹介しています。
ぜひご覧ください。
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FM2発売当時のマニュアルレンズにインスパイアされたデザイン!
どこでも持ち歩ける相棒です。
Rolleiflex(ローライフレックス)各機種紹介
ここからは具体的に6×6判のRolleiflex(ローライフレックス)二眼レフ各機種を紹介していくので、購入の参考にしてみてください。
Rolleiflex Original(ローライフレックスオリジナル)
Wikimedia Commonsより画像引用
レンズ | Carl Zeiss Tessar 7.5cm F4.5 Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.8 |
露出計 | なし |
発売年 | 1929年 |
備考 | 117フィルム使用 |
初代、Rolleiflex Original(ローライフレックスオリジナル)は、ロールフィルムを使用する小型二眼レフカメラとして最初の機種。
このカメラからすべての二眼レフが始まったのです。
ただし、この初代は使用するフィルムが現在では廃れた「117フィルム」のため、中古ではコレクターズアイテムとしての色が強いです。
レンズはCarl Zeiss Tessar 7.5cm F4.5、もしくはF3.8です。
実際に撮影するなら基本的には次の機種からとなります。
Rolleiflex Standard(ローライフレックス スタンダード)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 7.5cm F4.5 Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.8 Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1932年 |
備考 | – |
Rolleiflex Standard(ローライフレックス スタンダード)から、使用フィルムが現在も生産されている120フィルムとなりました。
この時点では、ピントフード前面のロゴ部などがまだまだレトロな雰囲気。
ですがこの時点で巻き上げがローライフレックス共通のクランク式となっており、既にこの時点でカメラとしての機構が完成に近づいています。
レンズは前機種と同じくCarl Zeiss Tessar 7.5cm F4.5もしくはF3.8。
後期には開放値がF3.5のモデルも登場しています。
Rolleiflex Standard(ローライフレックス スタンダード)各部画像
Rolleiflex Automat(ローライフレックスオートマット)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1937年 |
備考 | – |
いわゆる「ローライフレックス」然としたデザインになったのが、このRolleiflex Automat(ローライフレックスオートマット)。
ピントフード前面のロゴ部など、その後のすべての二眼レフに模倣されるデザインの基本が完成したのです。
この機種より、ローライフレックス最大の特徴である、赤窓やスタートマークを使わずにフィルム装填が可能となったオートマット機構が取り入れられました。
また、戦後の日本製二眼レフでも使用された、二眼レフのフィルターやフード用のバヨネットも、この機種が発祥となります。
ローライフレックスの基本となるモデルで各種のバリエーションが存在します。
レンズはCarl Zeiss Tessar 7.5cm F3.5を搭載しています。
Rolleiflex Standard Neu(ローライフレックス スタンダード ノイ)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1937年 |
備考 | – |
Rolleiflex Standard Neu(ローライフレックス スタンダード ノイ)は、基本的にはローライフレックス オートマットからオートマット機構を取り除いた機種。
見た目はローライフレックス オートマット同様で、赤窓があるのが見た目の違いとなります。
この機種は使い方が特殊で、まず赤窓で1枚目まで巻き上げて、そこから巻き止めが作動する機構となっています。
Rolleicord(ローライコード)の自動巻き止めとは挙動が違うため注意が必要です。
また、シャッター速度・絞りの設定はダイヤル式ではなく、ローライコードのようなレバー式です。
Rolleiflex X(ローライフレックスX)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.5 Schneider Kreuznach Xenar 7.5cm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1949年 |
備考 | – |
ローライフレックス オートマットにシンクロ接点を追加したのが、Rolleiflex X(ローライフレックスX)です。
レンズがツァイスの他にシュナイダーのクセナーも装備されるようになった他、35mmフィルムを使用できる「ローライキン」に対応しました。
Rolleiflex 2.8A(ローライフレックス2.8A)
レンズ | Carl Zeiss Opton Tessar 80mm F2.8 Carl Zeiss Jena Tessar 80mm F2.8 |
露出計 | なし |
発売年 | 1950年 |
備考 | – |
初のF2.8レンズ搭載のローライフレックスが、Rolleiflex 2.8A(ローライフレックス2.8A)。
ですが後年のモデルと異なりレンズがプラナーではなくテッサーなのが目を惹きます。
レンズはCarl Zeiss OptonのTessar 80mm F2.8。
いわゆる「オプトンテッサー」です。
第二次世界大戦後東西に分かれたドイツですが、Carl Zeiss Optonは西ドイツのツァイスです。
ですがこのRolleiflex 2.8Aのオプトンテッサーは性能があまりよくなかったことで知られており、下で紹介するのちの機種では、ローライフレックス自体は西ドイツのカメラにもかかわらず、東ドイツのCarl Zeiss Jenaのレンズが用いられることとなります。
Rolleiflex MX(ローライフレックスMX)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 7.5cm F3.5 Schneider Kreuznach Xenar 7.5cm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1951年 |
備考 | – |
ローライフレックスXにフラッシュバルブ用のM接点を追加したモデルです。
内面反射防止バッフルも追加されました。
スペック的に派手なところはありませんが、実用のためのローライフレックスとしてはこなれていておすすめできる機種だと思います。
同時代の他のローライフレックスに比べ、中古価格も安いです。
Rolleiflex 2.8B(ローライフレックス2.8B)
レンズ | Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 |
露出計 | なし |
発売年 | 1952年 |
備考 | – |
東独カール・ツァイス・イエナのビオメターを装備した、F2.8のモデルです。
Rolleiflex 2.8Aの項で解説したように、同機種が搭載したCarl Zeiss OptonのTessarは性能が満足できるものではありませんでした。
そのため、東ドイツのCarl Zeiss Jenaのレンズを搭載することになったのが本機となります。
東西に分かれたカール・ツァイスですが、戦後しばらくの時期は東側のCarl Zeiss Jenaにも優位性が十分にありました。
ローライフレックスとは直接的には関係ありませんが、一眼レフ用のレンズでは1950年代を通して東独Carl Zeiss Jenaが世界一だったことはよく知られています。
Rolleiflex 2.8C(ローライフレックス2.8C)
レンズ | Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 Schneider Kreuznach Xenotar 80mm F2.8 |
露出計 | なし |
発売年 | 1953年 |
備考 | – |
このモデルから、ついにF2.8のモデルにはPlanar(プラナー)とXenotar(クセノタール)が装備されるようになりました。
その後のF2.8のローライの基本が徐々に形作られていきます。
このモデルまでは絞りがほぼ円形のきれいな形をしており、描写がそれ以降のモデルと異なるので人気が高いです。
Rolleiflex 3.5C(ローライフレックス3.5C)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 75mm F3.5 Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1954年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
このモデルからシャッター速度が倍数系列となりました。
また、シャッターがシンクロコンパーMX-EVSとなり、ライトバリュー方式になってしまいました。
各部画像
Rolleiflex 3.5D(ローライフレックス3.5D)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 75mm F3.5 Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5 |
露出計 | なし |
発売年 | 1954年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
マイナーチェンジが行われたモデルです。
Rolleiflex 2.8D(ローライフレックス2.8D)
レンズ | Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 Schneider Kreuznach Xenotar 80mm F2.8 |
露出計 | なし |
発売年 | 1955年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
マイナーチェンジ。
上記の3.5Dに相当するモデルです。
このモデルから絞りが五角形になってしまいました。
Rolleiflex 3.5E(ローライフレックス3.5E)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 75mm F3.5 Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計(オプション) 外部測光 |
発売年 | 1956年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
露出計を装備した初のローライ。
ただしオプション品で、ついていない個体もあります。
後から改造で装着することもできました。
各部画像
Rolleiflex 2.8E(ローライフレックス2.8E)
レンズ | Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 Schneider Kreuznach Xenotar 80mm F2.8 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計(オプション) 外部測光 |
発売年 | 1956年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
上記の3.5Eに相当する、露出計付きのF2.8レンズ搭載モデルです。
じつは、付いているレンズが変わらないのにRolleiflex 2.8Fよりもずっと安価に中古が購入できるお買い得モデルだったりします。
各部画像
Rolleiflex 3.5T(ローライフレックス3.5T)
レンズ | Carl Zeiss Tessar 75mm F3.5 Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5(少ない) |
露出計 | 外部測光 |
発売年 | 1958年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
普及機として制作されたモデルです。
シャッター・絞りの設定がダイヤルではないことに立ち位置が現れています。
各部画像
Tele Rolleiflex(テレローライフレックス、テレローライ)
レンズ | Carl Zeiss Sonnar 135mm F4 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1959年 |
備考 | – |
望遠レンズ搭載のローライ。
通称テレローライ。
中古ではマニア人気の高いコレクターズアイテムです。
Rolleiflex 3.5E2(ローライフレックス3.5E2)
レンズ | Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1959年 |
備考 | – |
ローライフレックス3.5Eのマイナーチェンジ版で、ファインダーフードとスクリーンの交換ができるようになりました。
レンズはシュナイダーのみです。
Rolleiflex 2.8E2(ローライフレックス2.8E2)
レンズ | Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 Schneider Kreuznach Xenotar 80mm F2.8 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1959年 |
備考 | – |
上記の3.5E2に相当する、ローライフレックス2.8Eのマイナーチェンジ版です。
こちらもファインダーフードとスクリーンが交換可。
Rolleiflex 3.5E3(ローライフレックス3.5E3)
レンズ | Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1959年 |
備考 | – |
ローライフレックス3.5E2の更にマイナーチェンジで、セルフタイマーが異なります。
Rolleiflex 2.8E3(ローライフレックス2.8E3)
レンズ | Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 Schneider Kreuznach Xenotar 80mm F2.8 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1959年 |
備考 | – |
上記の3.5E3に相当する、ローライフレックス2.8E2のマイナーチェンジ版です。
Rolleiflex 3.5F(ローライフレックス3.5F)
レンズ | Carl Zeiss Planar 75mm F3.5 Schneider Kreuznach Xenotar 75mm F3.5 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1959年 |
備考 | 非ライトバリュー方式 |
開放値がF3.5のローライフレックスの完成形。
それがRolleiflex 3.5F(ローライフレックス3.5F)です。
開放値が暗めとはいえ、レンズがそれまでのテッサーやクセナーではなく、プラナーとクセノタールなのが目を引きます。
また、この3.5Fと2.8Fからライトバリュー方式をやめました。
各部画像
Rolleiflex 2.8F(ローライフレックス2.8F)
レンズ | Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 Schneider Kreuznach Xenotar 80mm F2.8 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1960年 |
備考 | 非ライトバリュー方式 |
開放値がF2.8のローライフレックスも、このRolleiflex 2.8Fで一応の完成を見せました。
その後このモデルが改良を加えられつつ80年代まで販売されることとなります。
個体数が多く、ローライフレックスの中でももっとも手に入れやすいモデルです。
限定モデルとして、ローライフレックス2.8Fゴールド(1982年・450台)とローライフレックス2.8Fプラチナ(1984年・500台)が存在します。
↑ローライフレックス2.8F プラチナ
各部画像
Wide-Angle Rolleiflex(ワイドアングルローライフレックス、ワイドローライ)
レンズ | Carl Zeiss Distagon 55mm F4 |
露出計 | ゴッセン製セレン露出計 外部測光 |
発売年 | 1961年 |
備考 | ライトバリュー方式 |
広角レンズを搭載したローライ。
コレクターズアイテムとしての色も強く、現在は中古では高価です。
Rolleiflex GX(ローライフレックスGX)
レンズ | Planar 80mm F2.8(made by Rollei) |
露出計 | TTL中央重点測光 SPD受光素子 |
発売年 | 1987年 |
備考 | セミオートマット |
ローライフレックス2.8Fの復刻版として登場したモデル。
機構的には露出計が近代的なSPD受光素子のTTL測光となったことが特徴的です。
露出表示もLEDになっています。
ただし、フィルム装填はオートマットではなくセミオートマットとなってしまいました。
限定品として、ゴールド(1989年)とロイヤル(1996年)が存在します。
Rolleiflex 2.8FX(ローライフレックス2.8FX)
レンズ | Planar 80mm F2.8(made by Rollei) |
露出計 | TTL中央重点測光 SPD受光素子 |
発売年 | 2001年 |
備考 | セミオートマット |
GXのマイナーチェンジで、仕上げの高級感が向上しています。
Rolleiflex 4.0FW(ローライフレックス4.0FW)
レンズ | W-Apogon(Super-Angulon) 50mm F4 |
露出計 | TTL中央重点測光 SPD受光素子 |
発売年 | 2003年 |
備考 | セミオートマット |
ワイドローライの復活版です。
Rolleiflex 4.0FT(ローライフレックス4.0FT)
レンズ | T-Apogon 135mm F4 |
露出計 | TTL中央重点測光 SPD受光素子 |
発売年 | 2011年 |
備考 | セミオートマット |
テレローライの復活版です。
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更新履歴
2020年8月28日
ワイドローライを非ライトバリューと記載していましたが、ライトバリュー式に訂正しました。
2022年8月3日
Rolleiflex 3.5Tのスペックを訂正(露出計有→無)
画像追加、差し替え。
各部に加筆。
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