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初心者必見!フィルムカメラを買うなら、ここだけは見ておけ!

こんにちは!今日もサンライズカメラのスタッフがフィルムカメラに関する情報をバシバシ発信していきます。

今日はマジで必見です。あなたの為の情報です。

これを読んでいるということは、フィルムカメラの魅力に惹かれ、「欲しい!」と少しでも思っているということでしょう。

しかし、メルカリやヤフオク、ECサイトでの購入には注意点がいくつもあります。

この記事では、初心者向けに「購入時にチェックすべきポイント」や販売ページの言葉の「本当の意味」をわかりやすく解説します。

これを読めば、あなたがサンライズカメラではない場所で購入するときにかなり役立ちます。

ちなみにサンライズカメラではOLYMPUS PEN EEシリーズがすごい人気で、多くのフィルムカメラユーザーを輩出しています。

ぜひこちらの記事もあとで読んでみてください。

フィルムカメラを買う前に知っておくべき基本ポイント

フィルムカメラを買う前に知っておくべき基本ポイント

 

フィルムカメラはデジタルカメラと違って年季が入っているものが多く、同じ機種でも個体ごとに状態がバラバラです。

買った後に「こんなはずじゃなかった…マジかよ…」とならないよう、ここは押さえておきましょう!

電池の種類

フィルムカメラは基本的に電池が無くてもきちんと動作するものが多いです。

ただ、中には電池がないと動かないモデルもあります。

特に古いカメラは、今では手に入りにくい電池を使っていることも。

買う前に必ず欲しいカメラが電池を使うのか、どれを使うのかをチェックすべし!

  • 乾電池(単三・単四) → どこでも手に入るので初心者におすすめ!コンビニやスーパーに売ってますが、個人的には100均がおすすめ。
  • ボタン電池(LR44、SR44など) → これも比較的入手しやすいけど、電圧の違いで露出計がズレることも。どっちでも良いので、あまり深く考えなくても大丈夫です。
  • 水銀電池(MR-9など) → すでに販売終了。代替電池やアダプターが必要。
  • 専用バッテリー式 →2000年代に出てきたフィルムカメラは今のデジカメっぽいバッテリーを使うが、それ単体で手に入らないことがあるので要注意!

フィルムカメラの店員さんの本音。

カメラによっては「電池なしでも完全に動く(機械式)」タイプもあるので、初心者はそういうモデルを選んで楽しむのをおすすめ。

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フィルムの規格

フィルムカメラにもいろんな種類がありますが、初心者は「35mmフィルム」を使うカメラを選ぶのが無難です。

ちなみに写ルンですも35mmフィルムです。

  • 35mmフィルム → 一番メジャーで、現像もしやすい。初心者向け!ただ、ちょっと派手なパッケージとかFUJIFILM、Kodakと書いていないフィルムは一回調べて現像できるかを確認すべし。
  • 中判フィルム(120フィルム) → 画質はいいけど、カメラ本体が大きく、フィルムも高い。へ~こんなのもあるんだ程度でOK。
  • インスタントフィルム → ポラロイドやチェキみたいに、すぐ写真が見れるタイプ。広瀬すずがCMでやってたやつです。あれすごい人気ですよね。

フィルムに関して絶対読んだ方がいい記事を用意しているので、ブックマークして何回も読んだ方がいいです。

迷ったら「35mmフィルム対応ですか?」と聞いちゃいましょう!

修理・メンテナンスの可否

フィルムカメラは古いものばかりので、「壊れたら修理できるのか?」も大事なポイントです。

  • 電子制御のカメラは壊れると厄介 → 電子シャッターやオートフォーカス機種は、基板が故障すると直せないことも。もし直せたとしても超高額…
  • 機械式カメラは比較的修理しやすい →OLYMPUS PEN EEシリーズやTRIp35など人気機種は全然修理が可能なので、万が一の故障も少し安心。
  • 乾電池式カメラも要注意 → 乾電池で動くフィルムカメラは、基板が故障すると修理不可なことが多い。だから本当に注意。

買う前に、その機種が過去に修理された実績があるかを調べるのも大事です!

フィルムカメラの名前 修理or整備」で調べるべし!

メルカリ・ヤフオク・ECで購入する際のチェックポイント

さあ、ここからが本題です。フィルムカメラ専門店のわたしからあなたに伝えたいことをここに書きます。

販売ページの説明文を読み解く

出品者の記載する言葉には注意が必要です。

ひっかけの言葉が散りばめられていることもあります。

  • 「ジャンク品」 → ほぼ壊れてると思ったほうがいい。たまに掘り出し品で動作するものもあります。
  • 「動作未確認」 → たぶん壊れてる。でも壊れていると書くと買ってくれないから、含みを持たせていることがあります。動けばラッキーくらいの気持ちで。初心者は買っちゃダメ。
  • 「シャッターは切れました」 → シャッターは動くけど、他の機能は不明というもの。シャッター確認はできるのに、他は未確認は怪しい。時間がない?テキトーさが見え隠れしています。
  • 「チリや埃等が混入しています」→”等”と書かれている場合は、大抵カビやクモリがあるので要注意。ウソはついていないのであなたの読解力が大事です。
  • 「画像で判断してください」→これも注意。経験上、写真に写るカビはありますが、ほとんどは光って写りにくいので、しっかり文章を読んで判断を。
  • 「極上美品」「防湿庫保管」→タイトルにこう書かれていても、光学欄をよく読むと”何かしら問題”があることも。防湿庫も絶対ではないので全幅の信頼は危険です。

商品画像をよく確認する

販売ページの写真はしっかりチェック!真っ白に近いくらい明るい写真は何か隠している可能性も…?

  • レンズ、ファインダーのカビ・くもり・傷 → 白いモヤや点々がないか確認。文章と画像を比較してください。
  • ボディのキズやヘコミ →傷は経年、中古なので大目に見ても良いです。凹みは整備済品でない場合、内部が壊れてる可能性も無きにしも非ず。
  • 電池室の腐食 → 液漏れの跡があると、基板が壊れてるかも。この場合「通電」はしていないことが多いので、説明欄を要チェック!

販売店の評価を要チェック

メルカリやヤフオクでは、出品者の評価を念入りにチェック!

  • 評価が低い・悪いコメントが多い → ちょっと怪しいかも…。「梱包が雑」や「商品説明とかなり違いがある」などあると不安ですよね。
  • 過去にフィルムカメラを売っているか → フィルムカメラに詳しい出品者なら、説明も丁寧なことが多い。逆にいろんなものを売っているところだと知識・経験がないから信用度が下がりますよね。

じゃ、どこで買えばいいの?

答えは簡単です。

フィルムカメラを真剣に扱っている専門店で買いましょう。これはポジショントークではなく、本音です。

花は花屋で買うように、しっかりと信頼できるお店を探すことが後のあなたにとってどれだけいいことか….

フィルムカメラ初心者におすすめの購入先はここだ!

初心者が失敗しにくい購入先をいくつか紹介!プロが選ぶ購入先を信じてほしい。

カメラ専門店のECショップ

ベストチョイスです。サンライズカメラもその一つです。

店舗がないぶん、商品写真、説明をしっかりとしている。

  • メリット:返品保証付き、整備済みの商品が多い。プロが検品しているから信頼性が高い。直接話が聞けて不安が無くなる。
  • デメリット:ちょっと高め。安心を買うんだ!と思うならデメリットはゼロ。

メルカリ・ヤフオク

先ほど、色々デメリットを話しましたが、中には優良の出品者さんも多くいます。

  • メリット:良いものが安く買えることも良くあります。
  • デメリット:初心者向けではない。リスク高め。目利きに慣れたら買ってみても良い。

実店舗(中古カメラ店)

個々の店名は伏せますが、サンライズカメラのXでフォローしている中古カメラ屋は信頼して大丈夫です。

なので、まだフォローしていない人はまじでフォローをお願いします!色々役立つ情報を発信しています。

  • メリット:実物を見て買える!超ベテラン店主さんや詳しい人から、あれこれ教えてもらえる。
  • デメリット:近くに店舗がないことも。特に地方はあまりないです。

まとめ

フィルムカメラ選びはワクワク、ドキドキですよね。

ちょっとした知識があるだけで「買わなきゃよかった…」を防げます。

どれを選べばいいかわからない…
ちゃんと動くか不安…
できるだけ長く大事に使いたい!

そんなあなたの不安を取り除き、安心してカメラを選べるように、私たちサンライズカメラはお手伝いします!

著者紹介: サンライズカメラ スタッフ

サンライズカメラのスタッフ。 初めてのフィルムカメラは、おじいちゃんにもらった Nikon F-601。以来、フィルムの魅力にハマり、今の相棒は Nikon F。旅先で出会う一瞬を、シャッターに込めるのが好き。フィルムならではの味わいを、もっと多くの人に伝えたい。

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