Nikon(ニコン)FM3A/中古でも人気の「最後のMF一眼レフ」の魅力とは?
ニコンのMFフィルム一眼レフカメラのなかでも最後の機種。
それがFM3A。
マニュアルフォーカス最終機種として、いまでも中古で非常に高い人気を誇っています。
そもそも、ニコンの中級フィルム一眼レフであるFMシリーズとFEシリーズは、初心者から上級者まで使える機種として、多くの写真家・カメラファンに愛用されてきました。
AEのないフルマニュアル機械式のFMシリーズと、AE搭載・電子シャッターのFEシリーズは別個の製品として販売されてきたのですが、FM3Aではその双方を統合。
21世紀に入ってからの新製品として、ニコン製MFフィルム一眼レフの最後を飾りました。
FM3Aの最大の特徴は、なんといってもハイブリッドシャッター。
低速から高速まで、マニュアル露出時には機械制御に、絞り優先AE時には電子式シャッターに切り替わります。
さらに、ユーザーからのフィードバックに応えて、FMシリーズとFEシリーズの「いいとこどり」の設計になっているので、誰でもすんなりとマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラに入門できますよ。
これから中古でフィルム一眼レフカメラを手に入れるならイチオシの機種、FM3A。
今回は中古フィルムカメラ専門店サンライズカメラのスタッフが、その魅力を徹底解説します!
目次
Nikon FM3A
ニコン最後のマニュアルフォーカスカメラ。
それがFM3Aです。
まずはスペック・性能と特徴を解説するので、ぜひ中古購入の参考にもしてみてくださいね。
FM3Aの性能・スペック
形式 | 35mm一眼レフカメラ |
シャッター速度 | マニュアル露出時:B、1秒〜1/4000秒(機械式) 絞り優先AE時:8秒〜1/4000秒(電子式) 縦走り金属幕フォーカルプレーンシャッター |
露出計 | TTL開放中央重点測光 |
AE | 絞り優先AE |
ファインダー | 視野率約93% 倍率約0.83倍 |
レンズマウント | ニコンFマウント |
対応レンズ | Ai以降の絞り環つきレンズ (非Aiレンズは使用不可) |
電池 | LR44(Amazon)x2またはSR44(Amazon)x2 |
発売年 | 2001年 |
FM3Aの登場
2001年に発売したニコンのマニュアルフォーカス一眼レフ、FM3A。
いうまでもなく、ニコンが最後に送り出した、伝統的なスタイルを保ったマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフカメラです。
2001年というと、既に一眼レフカメラはオートフォーカスが一般的で、デジタルカメラへの移行が目前に迫っていた時代。
それにもかかわらず、FM〜New FM2やFE〜FE2の系譜を受け継いだカメラを新規開発したのはなぜか。
それは、世界をリードするカメラメーカーとして、写真を学ぶ学生や、マニュアル操作のカメラを求めるカメラファンの需要へ応えなくてはならないという、ニコンの自負にほかならないのかもしれません。
もちろん、当時はまだAiニッコールが多数カタログ上に掲載されていましたし、古いレンズ資産を持つユーザーへの対応も必要。
デジタル化直前の2001年というぎりぎりの時期だったからこそ、FM3Aという夢のような企画が実現したといえるのではないでしょうか。
FM3A最大の特徴・ハイブリッドシャッター
さて、そんなFM3Aの最大の特徴が、なんといってもハイブリッドシャッターです。
FM3Aのハイブリッドシャッターは、1秒から最高速の1/4000秒まで、すべての速度で機械式と電子式のハイブリッド。
(絞り優先AE時には、それに加えて低速側が8秒まで拡がります)
じつは、この全速ハイブリッドシャッターはFM3Aで初めて実現された技術なのです。
ハイブリッドシャッターそのものは、以前にも他社のカメラに搭載されていました。
例えばペンタックスLXでは、ストロボ同調速度1/75秒以上の高速側シャッターはマニュアル時に機械式となりました。
同様に、Canon New F-1でもストロボ同調速度1/90秒以上の高速側は機械式となります。
しかしながら当時のハイブリッドシャッターは、あくまでもスローガバナーの不要な高速側だけのもの。
低速側は、スローガバナーが不要かつ、安定性の高い電子式のみとなることが一般的でした。
またニコンでも、例えばF3やFEシリーズといった電子式のカメラには機械式シャッターも組み込まれていましたが、あくまでも非常用という位置づけに過ぎず、限られた速度しか使用することはできませんでした。
その点、FM3Aのハイブリッドシャッターはまったく異なります。
実用に重きを置いたハイブリッドシャッター。
信頼性と実用性を兼ね備え、しかも低速側ではスローガバナーの音まで味わうことができるのです。
ニコンの2大マニュアルフォーカス一眼レフシリーズ、FMシリーズとFEシリーズでは、中古カメラファンにとって、機械式のFMシリーズのほうがより人気を誇っていました。
しかし、FM3Aでは機械式を味わうことができ、そのうえでFEシリーズ同様に絞り優先AEまで使うことができることで、機械式カメラ愛好家の間でも高い評価を得るに至ったのです。
カメラのメカにうるさい機械式ファンにも、「メカニカルカメラ」と認められた、といえるでしょう。
性能はMFフィルム一眼レフ最高峰
そんなFM3Aの具体的な性能は、基本的にNew FM2とFE2を受け継いだもの。
すなわちマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフの最高峰であると間違いなく言えるものです。
シャッター速度はNew FM2とFE2同様、最高速1/4000秒。
ストロボ同調速度も1/250秒と、カメラの世界に革新を起こしたニコン一眼レフの伝統を受け継いでいます。
また、カメラのデザインや寸法も基本的にはFM系やFE系と同一。
アクセサリーも、モータードライブMD-12をはじめ、それまでのFM・FEシリーズと共通で使用可能です。
底部の接点はFM・FE・FM2・New FM2・FAと互換性がある。
デザイン面で変わったのは、軍艦部前面、ファインダー部の「Nikon」ロゴが、それまでの太ゴシックから、近年使用されている斜体に変わったこと。
こちらは人によって好みが分かれるところではあると思いますが、一目でそのカメラがFM3Aだとわかる、特徴的な部分であるといえるでしょう。
他には、裏蓋にはフィルム確認窓が追加されたことにより、それまでのFM・FE系にあったメモホルダーは廃されています。
また、時代を反映し、フィルム感度はDXコードによる自動設定が可能となっています。
ただし巻き戻しクランク基部のダイヤルで手動設定も可能なため、増感・減感も問題なく可能です。
見やすいファインダースクリーン
ニコンのマニュアルフォーカス一眼レフのファインダーは、AF化後やデジタル一眼レフのファインダーに比べると、もともと明るく、広く、とても見やすいものですが、FM3Aのファインダーはさらに見やすいものに仕上がっています。
FM3Aに標準装備されているスクリーンは、K3型。
中央部にスプリットマイクロプリズムを備えたスクリーンです。
K3型の特徴は、明るく、ピントが合わせやすいこと。
単純に明るくしただけではピントの山がわかりにくくなってしまうこともあるのですが、K3型スクリーンでは、マット面のパターンを、それまでのランダムなものから、規則性のあるものへと変更しています。
簡単にいうと、ミノルタのアキュートマットと似た構造です。
このことにより、ピントの山をくっきりと捉えることが可能となりました。
ファインダーの明るさの差は、とくに暗めのレンズを付けたときに顕著です。
New FM2とFM3A、双方に例えばマイクロニッコールを取り付けてファインダーを覗いてみると、明るさとピントの合わせやすさに驚くことでしょう。
なお、このK3型スクリーンは、過去のニコン製カメラとも互換性があります。
ニコンの中古カメラを愛用している方のなかには、古いニコン製中古一眼レフカメラに、FM3A向けのこのスクリーンを入れて使っている方も少なくないようです。
FE系の使いやすさを受け継いだ露出計とAE
さて、そんなFM3Aは前述した通り、FM系とFE系双方からユーザーに好評だった部分を受け継いでいます。
機種名に「FM」と入るカメラではありますが、ファインダー表示に関してはFE系の影響が強いです。
FM3AのファインダーがFE系と共通である部分。
それが露出計の表示です。
FM3Aのファインダーでは、露出表示に「追針式」を採用しています。
追針式とは、シャッタースピードのダイヤルを回すことで動く針に、露出計の指針の位置を合わせるように絞りダイヤルを回すことで、適切な露出を合わせることが可能となる方式。
直感的な操作、露出値の把握が可能です。
実はこの露出表示、数少ない、FM系よりもFE系のほうが好評な部分でもありました。
FMやNew FM2といったFM系のカメラでは、露出計は3点LEDによる表示を採用していました。
発売当時は新技術かつアピールポイントだったLED表示ですが、実用として考えると、露出がプラスに振れているかマイナスに振れているかしか表示できず、具体的にどれくらい露出が適正から外れているかを直感的に捉えることが難しかったのです。
いっぽう、FM3Aと同様の追針式を採用していたFEやFE2では、針の位置によって露出のずれを表すため、直感的な露出値の把握が可能でした。
FM3Aでは、よりユーザーに好まれた、FE系のアナログな表示を採用。
FM系の機械式シャッターと、FE系の使いやすい露出表示の双方を使うことが可能となったのです。
ニコンFEについては以下の記事で紹介しています。
FM3AかFE3Mか
さて、そんなFM3Aが2001年に送り出されてから、フィルムカメラファンの間で交わされた話題がありました。
それが、FM3Aは「FE3M」という名称のほうがふさわしいのではないか、ということ。
FM3Aという名称は、絞り優先オートを備えていることからカメラ名にはオートを表す「A」が付け加えられました。
これはFM、FM2、New FM2と続いたFM系カメラの後継機であることを念頭に置いた名称です。
しかしながら古くからのニコンファンにとっては、前述した、FE系の特徴である追針式露出計を採用していることから、FM系の後継機というよりも、FE系の後継機であるという印象を強く受けることとなったのです。
さらに機能面からいえば、機械式とのハイブリッドシャッターを搭載しているとはいえ、マニュアルと絞り優先の2モードというのは、FEやFE2とまったく同一です。
基本的には、FM3AはFM系とFE系を統合した、双方の後継機と呼べるカメラ。
それでもFM3Aが、FM系の後継機という要素の強い名前を与えられたのはなぜか。
これはあくまでも想像でしかありませんが、「機械式シャッター搭載」という要素をより押し出したかったためであるといえるのではないでしょうか。
2001年の時点で、機能的には電子シャッターのみであっても、信頼性の上でも問題は一切ないと言っても過言ではありません。
機械式シャッターは電池がなくても使える、とはよく言われることですが、実際のところ、電池切れになって機械式シャッターに救われた、であるとか、電池の入手が難しい場所に持ち出す、といった状況はまれであることも事実です。
それでも、ニコンはFM3Aにハイブリッドシャッターを組み込んだ。
そのことには、フィルムカメラが新規開発される最後の時代に、蓄積されてきた機械式カメラの技術をすべて注ぎ込もうとした、技術者のこだわりも多く反映されていえるのではないでしょうか。
「こんなカメラがあったらいい」という、技術者の夢と、フィルムカメラファンの夢を実現した、職人芸的な、夢のカメラの実現。
もちろん、1990年代以降、機械式のカメラというものが中古フィルムカメラファンの間で人気を博し、一定の評価を得ていたことも大きな要因であるといえるでしょう。
デジタル化の波に抗えず生産終了
ニコンが持てる技術を注ぎ込んだ、ハイブリッド一眼レフFM3A。
2001年と発売年も新しいため、末永く販売され続けるかと思われていました。
2000年前後は、PENTAX LXやNikon F3など、長らく生産が続いてきた一眼レフが、続々と生産中止に追い込まれていた時代。
カメラのデジタル化も、着々と近づいてきていました。
そんな中、あえてマニュアルフォーカスの、伝統的なフィルム一眼レフを新規開発するというニコンの選択は、ニコンはまだまだMFをやっていく気持ちがあるという印象を、フィルムカメラファンに対して与えるものであったのです。
しかしその後5年間の間に、状況は大きく変わってしまいました。
デジタル一眼レフが急激に廉価なものとなり、エントリークラスまで浸透。
ついに2006年、ニコンはフィルムカメララインナップの大幅な縮小を決めました。
そのとき、ラインナップに残されたのは、フラッグシップのF6と、エントリークラスのFM10。
カメラファンの間では、なぜコシナからのOEMであるFM10を残し、純粋なニコン製品であるFM3Aを残さなかったのかということに批判的な声もありました。
しかし、いまの目から見れば、製造に手間がかかるうえ、フィルムカメラ入門には新品としては高額だったFM3Aの販売を継続するのは、ニコンにとっても荷が重いことだったのでしょう。
FM10についてはこちらで紹介しています。
結局、FM3Aが現役で生産・販売されたのはわずか5年間だけとなりました。
前機種のNew FM2が、FM2時代から通算すれば20年近く製造されたのに比べれば、短い期間。
New FM2についてはこちらで紹介しています。
しかしながら、FM3Aは、機構面でも完成度でも、ニコン最後の新開発MFフィルム一眼レフとして有終の美を飾ったと言って間違いないでしょう。
New FM2の中古が、その玉数の多さからとても廉価になってきている昨今。
このFM3Aに関しては、年式が新しいこともあいまって、New FM2の倍以上の金額で中古が取引されていることも珍しくありません。
マニュアルフォーカス、機械式、金属カメラとして、ニコン最後の名機、FM3Aは、いまでも非常に高い中古人気を誇っています。
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どこでも持ち歩ける相棒です。
FM3Aで使えるレンズ・ぜひ使いたい中古レンズ
さて、そんなFM3Aを使うときにぜひ楽しみたいのが、豊富な中古ニッコールレンズ。
ここではFM3Aを使うときに似合うレンズと、具体的にどのレンズが装着できるのかについて解説します。
FM3Aで使用可能なレンズ
FM3Aは基本的に、ニコンのカメラのなかでも「Ai方式」のレンズの使用を前提としたカメラです。
そのため、使用可能なレンズは、絞りリングのついた、Ai方式のレンズとなります。
具体的に挙げると、
・Aiニッコール
・Ai-Sニッコール
・AFニッコール
・AFニッコール(Dタイプ)
そして、後述する
・Ai-Pニッコール
となります。
当然ながら、AFレンズはマニュアルフォーカスのみの使用となります。
また、Ai化以前のオートニッコールレンズ(非Aiレンズ)については、FM3AはAi連動爪が可倒式ではないため使用できません。
F一桁機のようなAi連動爪の可倒化改造もありません。
(なお、Ai改造レンズは問題なく使用可能です)
さて、それではFM3Aを使うとしたら、どんなレンズがおすすめなのでしょうか?
FM3Aには単焦点レンズがよく似合う
FM3Aをこれから使うなら。
ぜひ装着して味わってほしいのが、マニュアルフォーカスの単焦点ニッコールレンズです。
クラシカルなボディ外観とあいまって、広角から望遠まで、単焦点の中古ニッコールレンズがどれでも似合いますよ。
最初に1つ合わせるなら標準を。
次に購入するとしたら、28mmか35mmでしょうか。
ここでは、とくにおすすめの2つについて紹介します。
ニッコールの名玉については以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Aiニッコール 45mm F2.8P
2001年、FM3Aの登場に合わせて、同時に発売されたレンズがありました。
それが、Aiニッコール 45mm F2.8P。
スペックを見てもわかるように、テッサータイプのレンズ構成を持った、小型軽量のパンケーキレンズです。
このレンズは最初から、FM3Aに合わせることを前提として作られています。
例えばレンズの色。
ニッコールのMFレンズといえば黒い外装が一般的ですが、このAiニッコール 45mm F2.8Pには、ブラックとシルバー、2種類の外装色が用意されているのです。
シルバーのFM3Aにはシルバーのレンズ。
ブラックにはブラックのレンズ。
レンズ外装の色もFM3Aのボディ色仕上げに合わせられているので、FM3Aにはこのレンズがもっとも似合うと言って間違いないでしょう。
ちなみにこのレンズは、かつてニコンのパンケーキレンズとして中古で人気を誇った、GNニッコール 45mm F2.8に大きな影響を受けて設計・開発されています。
Aiニッコール 50mm F1.4S
さて、次に挙げるレンズはニッコールレンズのなかでももっともメジャーな1本。
50mm F1.4という、普通中の普通、標準中の標準のレンズです。
なぜこのレンズをおすすめするか。
それは、FM3AがNew FM2の後継機であるからこそです。
New FM2は、写真をこれから始める、写真について学ぶという人が、最初に買うことの多いカメラでした。
そんなとき、New FM2には、この50mm F1.4か、少し暗い50mm F1.8が装着されることが多かったのです。
そのような経緯があるため、もちろんFM3Aにも、Aiニッコール 50mm F1.4Sは非常によく似合います。
しかも、FM3Aの明るく見やすいファンダーとあいまって、非常にクリアな視界を楽しむことができますよ。
50mm F1.4というもっともメジャーなレンズのため、中古の数も多く安価なのもポイントです。
他にもニッコールレンズにはおすすめの中古名玉がたくさんあるので、ぜひ以下の記事も参考にして、FM3Aで使うレンズを探してみてくださいね!
FM3A 中古購入のポイント
さて、それでは、これからFM3Aを中古で探す場合には、いったいどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?
FM3Aは基本的に状態良好の個体が多い
結論からいえば、FM3Aの中古に関しては、他の中古カメラと同じ、標準的な状態チェックを行えば大丈夫です。
ファインダーのカビ、ゴミ、チリ。
シャッターの動作。
各部のスレ、キズ。
そういった箇所をチェックの上、保証のある中古を見つけましょう。
基本的に、FM3Aは年式が新しいため、どの個体も状態良好です。
その代わりNew FM2よりは中古価格は高めですが、カメラボディの完成度として、その価格差だけの価値は十分にあります。
ニコンFM最後の完成度の高いカメラ、FM3Aと、ぜひあなたも中古で出会ってみませんか?
最後のMF一眼レフ、FM3A
FM3AはMF一眼レフとしてはニコンが最後に開発した、非常に力の入った機種。
そして実質的に、世界で最後に開発されたマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフだといえるでしょう。
もちろんそのあとにもMFのフィルム一眼レフ自体は他社からも販売されていますが、すべて過去の製品の機構を流用したもの。
ハイブリッドシャッターのような新規機構は、このFM3Aが最後です。
そんなFM3Aは、新しく信頼性が高く、完成度も完璧なMFの名機として、いまも中古で高い人気を保っています。
使ってみれば、現代的な部分と伝統的な部分がマッチした名機であることがわかることでしょう。
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