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[マル秘] 大阪のディープな撮影スポット「危険度レベル別」8選!雰囲気満天のおすすめ撮影地

こんにちは、雨樹一期(あまきいちご)です。前回に引き続き、大阪の撮影スポットのご紹介。続編というか、番外編になります。

さて、大阪には「フィルムカメラで撮りや!」と言わんばかりのレトロ・ディープスポットがたくさんあります。
僕は一人で撮影したり、ワークショップで皆さんと撮り歩いています(募集中のWSはコチラ)。

[マル秘] 大阪のディープな撮影スポット「危険度レベル別」8選!雰囲気満天のおすすめ撮影地

その中で、実際にトラブルに合ったことはないのですが、一人で撮影するには難易度が高い場所もあります。
そんなレトロ・ディープスポットの難易度をレベル順にご紹介していきます。

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大阪撮影スポット レトロ・ディープ編

LEVEL-01 中之島公会堂・バラ園


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

中之島公会堂・バラ園は一人でも全く問題がありません。大阪の撮影スポットとしても有名で、撮影目的の人もたくさん。
国の重要文化財に指定された「中之島公会堂」では、アーティストのコンサートや講演会、様々なイベントも開催されています。
僕は安藤裕子さんのコンサートに何度か行きましたが、他のコンサートの雰囲気とは別物。

撮影に関係なく、神秘的な空気感も味わって頂きたいです。


撮影カメラ:Zenza Bronica ec-tl/フィルム:FUJI PRO400H

公会堂は中に入ることも可能です。暗い場所が多いですが、階段付近は窓からは光が差し込みます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Lomochrome Purple XR 100-400

入場料も必要ないので、ぜひ中にも入ってみて下さい。
ただ、イベントや結婚式なども行っており、基本的には各部屋には入れないのでご注意下さい。


撮影カメラ:Zenza Bronica ec-tl/フィルム:FUJI T-64

また、中之島といえばバラ園です。春と秋は大阪でも屈指の薔薇スポットとなります。


撮影カメラ:LOMO Lubitel166+/フィルム:Rollei Chrome CR200 PRO

いろんな種類のバラが咲いており、僕は毎年撮影に行きます。
土日は人が多くなるので、部分的に撮らないと人が写り込みます。平日や早朝がオススメですね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:FUJI NATURA 1600

さらに冬には、中之島公会堂〜バラ園にかけて「OSAKA光のルネサンス」が開催されます。
毎年テーマが変わるので、飽きさせない内容となっています。


撮影カメラ:NATURA CLASSICA/フィルム:FUJI NATURA 1600

もちろん暗いので、デジタル一眼やミラーレス一眼での撮影が好ましいですね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:FUJI NATURA 1600

公会堂のプロジェクションマッピング(ウォールタペストリー)も圧巻です。映像が動くので、フィルムカメラだと上手くは撮れませんが。


撮影カメラ:LOMO LC-Wide/フィルム:Kodak Ektar 100

また、中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれており、隠れ夕焼けスポットでもあります。


撮影カメラ:LOMO LC-Wide/フィルム:Kodak Ektar 100

春と秋はバラ、冬はイルミネーションを。夏は、、撮影したことがありませんが、お祭りもやっています。


撮影カメラ:HORIZON PERFECT/フィルム:Retro Chrome 320

アクセスも便利で、地下鉄の「淀屋橋駅」を出ると有名な国道「御堂筋」が走ります。
この道をまっすぐ南に向かえば(車と同じ方向)、難波に到着します。

銀杏並木の御堂筋は冬もライトアップされていてとてもキレイです。

 

□最寄駅
地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」・堺筋線「北浜駅」
京阪電鉄本線「淀屋橋駅」・中之島線「なにわ橋駅」

LEVEL-08 天王寺七坂


撮影カメラ:Nikon F3/レンズ:Nikon Ai NIKKOR 50mm F1.8/フィルム:AGFA Vista plus 200

「天王寺七坂」はその名の通り、大阪の天王寺区にある7つの坂の総称です。少しマニアックな撮影スポットかもしれませんね。
撮影スポットというより、猫スポットです。

僕はよく訪れるので、過去の「ミラーレス一眼とフィルムカメラの撮り比べコラム」などでも、ここで撮った写真がたくさん出てきます。

坂は北から順番に、真言坂(しんごんざか)・源聖寺坂(げんしょうじざか)・口縄坂(くちなわざか)・愛染坂(あいぜんざか)・清水坂(きよみずざか)・天神坂(てんじんざか)・逢坂(おうさか)となっています。

一番南の逢坂についてはただの国道ですし、北の真言坂はどこにでもある普通の坂です(笑)。
全部の坂が撮影スポットという感じでもなく、それぞれが離れているので「ここがいいよ!」って場所をメインでご紹介します。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Kodak Super Gold 400

こちらは北から二番目の「源聖寺坂」。南から順番に回っていると登るのが辛い坂です(笑)。シャッターを切らずにただ登るだけのことも。


撮影カメラ:Nikon F3/レンズ:Nikon Ai NIKKOR 50mm F1.8/フィルム:AGFA Vista plus 200

続いて、「口縄坂」です。長い階段ですが、下った先にあるお寺の前にいつも猫がいます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Kodak Super Gold 400

人にもある程度慣れていますが、近付き過ぎると逃げちゃいます。ゆっくり時間をかけて撮影しましょう。


撮影カメラ:Nikon F3/レンズ:Nikon Ai NIKKOR 50mm F1.8/フィルム:AGFA Vista plus 200

続いて「愛染坂」、のすぐ隣にある神社の階段。僕は七つの坂ではなく、ほぼここ目的です。坂、関係ないですね。

何度かワークショップでも七坂巡りをしましたが、みなさんのフィルム消費もほぼここばかり。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikon New NIKKOR 55mm F1.2/フィルム:富士業務用100

ひょっこり猫が出てきます。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikon New NIKKOR 55mm F1.2/フィルム:富士業務用100

写真と猫好きな方なら、この階段だけで小一時間は過ごせます。


撮影カメラ:デジタル一眼

階段と猫っていいですね。たまらんです。
ただ、登ったり降りたりしているので、フィルムでピント合わせるのは少し厳しいです。
ミラーレス一眼+オールドレンズならピントを少しずつズラしながら連写です。


撮影カメラ:デジタル一眼

拝殿前に居ることも。


撮影カメラ:デジタル一眼

メインは「口縄坂」「愛染坂」ですね。地下鉄の「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」からも近いので、この二つの坂だけ行って帰ることもあります。
猫を撮りたいのなら行ってみましょう。


撮影カメラ:Nikon F3/レンズ:Nikon Ai NIKKOR 50mm F1.8/フィルム:AGFA Vista plus 200

「愛染坂」の近くで発見。注意されても小さすぎて目立たない「とび出し注意君」。

 

□最寄駅
地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」

LEVEL-10 中崎町


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

「梅田駅(大阪駅)」から一駅ですが、都会から古い街並みに一変。長屋などを改築した、お洒落レトロなカフェや雑貨屋、古着屋などが並びます。
ディープさは控えめで、インスタ映え。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

撮影で訪れる方も多く、ここも一人で撮り歩くのは問題ありません。
カフェ巡りや買い物にもいいですね。


撮影カメラ:Zenza Bronica ec-tl/フィルム:FUJI PROVIA 400X・クロスプロセス現像

大阪で安全に昭和を感じるなら「中崎町」ですね(笑)。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

オススメの撮影場所はここ!というよりも、町全体がお洒落。路地裏も巡ってみて下さい。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

フィルムでの撮影が相性良いですね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

撮影禁止のお店もあるのでご注意下さい。外観を撮っていると、お店の人が出てきて注意されることもあります。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

一度行っただけだと迷うかもしれません。だけど、とりあえず細い道にどんどん入ってみましょう。いろんなお店も発見できます。


撮影カメラ:Kodak Retina IIIC/フィルム:FUJI C200

カフェの雰囲気も良くて、撮影+αも楽しめますね。何度行っても楽しい場所です。


撮影カメラ:Simple Use Film Camera/JCH STREET PAN 400

モノクロで撮るのもオススメですよ。

 

□最寄駅
地下鉄谷町線「中崎町駅」下車すぐ
JR「大阪駅」・地下鉄「梅田駅」・阪急「梅田駅」より徒歩10分

LEVEL-25 空堀商店街


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:自作Red Scale

今時ドラマでもここまで見事な看板落ちはありませんよね(笑)。
「空堀商店街」は「中崎町」と雰囲気がよく似ています。古い街並みに、お洒落レトロなお店が並びます。

中崎町よりも、「リアルレトロ」を感じる場所ですね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Lucky SHD 100

商店街ではなく路地裏が面白いです。美味しそうな食べ物屋もたくさんあります。
ちなみに商店街では、「旧ヤム邸」というカレー屋さんがオススメです。


撮影カメラ:HOLGA 120/フィルム:FUJI PROVIA 400X・クロスプロセス現像

お店が並んでいるというよりも住宅街なので、「住民以外は立ち入らないように!」という立て札もありますのでご注意ください。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Lucky SHD 100

空堀商店街もまたフィルムが似合いますね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:自作Red Scale

地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」から商店街を目指し、そこから路地裏などをグルグルしながら、地下鉄谷町線の「谷町六丁目駅」を目指すルートがオススメ。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:自作Red Scale

昭和を感じますね。


撮影カメラ:Zenza Bronica ec-tl/フィルム:FUJI PROVIA 400X・クロスプロセス現像


撮影カメラ:HOLGA 120/フィルム:FUJI PROVIA 400X・クロスプロセス現像

HOLGAなど、トイカメラの雰囲気もマッチします。

「中崎町」の方が絵になるスポットは多いですが、ディープ感は「空堀商店街」の方が上かな。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Lomogrpahy Earl Grey B&W

たまに猫にも出会えます。

 

□最寄駅
地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」
地下鉄谷町線の「谷町六丁目駅」

LEVEL-40 阪急「中津駅」〜淀川河川敷


撮影カメラ:デジタル一眼

「中津」は自然とディープを兼ねそろえたスポットです。「中崎町」と同じく「梅田駅(大阪駅)」から一駅でガラリと変わります。
河川敷はポートレートなどの撮影にもいいですね。

僕も家族撮影で何度か利用したことがあります。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:AGFA Vista plus 200

阪急「中津駅」はレトロです。初めて訪れた方は「都会から一駅でこんなに!?」と思うはず。
ここから淀川の河川敷へ向かいます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:AGFA Vista plus 200

まず、オススメするのは阪急線の高架下。ここがなかなかディープ。
この先のトンネルは一人だと少し怖いかもしれませんね。


撮影カメラ:Contax Aria/レンズ:Planar T* 50mm F1.4 MMJ/フィルム:Retro Chrome 320

でも、今回の紹介記事の中でも、かなりオススメスポットになります。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Lomogrpahy Earl Grey B&W

でもでも、雰囲気的には海外映画に出てきそうなヤバい場所(笑)。一部のお店は営業していますが、入ったことはありません。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:AGFA Vista plus 200

高架の階段を登ったり降りたりしながら淀川方面に向かいます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

あずき色の阪急電車は高級感もあり、どこか懐かしいです。


撮影カメラ:HORIZON PERFECT/フィルム:Svema Color 125

河川敷に到着。広いぞー!


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:AGFA Vista plus 200

阪急電車の真下。ここも撮影が可能です。


撮影カメラ:Zenza Bronica ec-tl/フィルム:FUJI PRO400H

河川敷って空も広くて絵になりますね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:AGFA Vista plus 200

河川敷を繋ぐ錆びた橋ですが、ここもいいですね。夕暮れ時にポートレート撮影されている方もいます。

帰りのルートは来た道を戻るのではなく、阪急「十三(じゅうそう)駅」か、地下鉄御堂筋線の「中津駅」がオススメ。
河川敷側からこの橋を渡って真っ直ぐ行くと、地下鉄「中津駅」に着きます。迷いやすいので、グーグルマップを頼ってください。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Kodak Super Gold 400(光漏れ)

阪急「十三駅」へ行くには十三大橋を横断しなくてはいけません。この橋が想像以上に長くて辛いです。
やっぱり地下鉄中津駅へ戻る方が無難ですね。

赤のラインが今回のルートです。阪急の駅が左で地下鉄が右です。
スタートはどちらでもいいですね。阪急十三駅は川の左上ですが、地図で見るとめっちゃ遠いですね。

色々楽しめる中津ですが、ディープなのは一部。河川敷での撮影は一人でも大丈夫かな。

中津からの淀川河川敷かなりオススメしたい撮影スポットですよ。

 

□最寄駅
阪急「中津駅」
地下鉄御堂筋線「中津駅」

LEVEL-44 美章園の高架沿い


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

JR阪和線の「美章園駅」は「天王寺駅」から一駅。大阪に住んでいる方もあまり訪れない隠れディープスポットです。

特に何があるわけでもありませんが(笑)、JR阪和線の高架沿いが昔から変わることなく、そのまま残されています。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

スタートは近鉄の「河堀口(こぼれぐち)駅」から南下していくのもいいですね。こぼれぐち駅という読み、今初めて知りました(笑)。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

いろいろと老朽化しているので、数年後には新しくなりそうです。撮影して残しておくなら今のうちかもしれません。
美章園駅中心に北と南どちらも行ってみて下さい。

全てJR阪和線の高架沿いで撮影しています。高架から外れても特に何もありません。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

北エリアです。こちらの方がお店は多めかな。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

こういう場所の自販機はやっぱり「チェリオ」がいいですね。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

高架の左側と右側でも景色は変わります。


撮影カメラ:LOMO LC-Wide/フィルム:Film Never Die IRO200

南エリアです。フェンスで囲まれた空き地が続きます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

ここもやっぱりフィルムでの撮影が相性いいですね。


撮影カメラ:LOMO LC-Wide/フィルム:Film Never Die IRO200

真っ白の鳩と真っ黒の鳩がいました。現像の仕上がりを見ると、この鳩の写真ばかり撮っていました。

察するに、全体的に「撮りまくるぞ、超楽しい!」という感じではないかもしれませんね(笑)。
単純な撮影でいうと、中津の方がオススメになりますね。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Kodak Super Low Speed Color ISO1.6

美章園で撮った桜。美章園さは全くないですが(笑)。

余談ですが、孤独のグルメで「甘辛や」というお好み焼き屋さんが紹介されていました。

撮影ついでに、お好み焼き定食をぜひ食べてみてくださいね。お好み焼きに味噌汁とご飯とお漬物が付いてきます。
大阪では割と普通ですが、関東の方に話すと「お好み焼きにご飯!?」と、驚かれますね。

 

□最寄駅
JR阪和線「美章園駅」
近鉄の「河堀口駅」

LEVEL-50 新世界


撮影カメラ:LOMO Lubitel166+/フィルム:adoxCHS 50

「新世界」は通天閣界隈の繁華街のことです。「ザ・大阪」のごちゃごちゃした街並みと、キャラの濃いおっちゃんに出会えるメッカです。
観光客も多くて、一人での撮影も大丈夫ですが、おっちゃんに話しかけられる可能性はあります。

僕も何度かあります。「にーちゃん、珍しいカメラ持ってんなぁ」って。


撮影カメラ:LOMO Lubitel166+/フィルム:adoxCHS 50

通天閣横にある純喫茶「ドレミ」もいい感じです。他にも純喫茶がたくさんあります。


撮影カメラ:Contax T2/フィルム:AGFA Vista plus 200

新世界といえば「二度漬け厳禁!」の串カツ屋。「だるま」が有名ですが、だいたいどこでも美味しいです。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Retro Chrome320

いたるところに「エロ過ぎるガチャガチャ」があります。新世界界隈は昔よりもかなりキレイになりましたが、品は良くありません(笑)。


撮影カメラ:HORIZON PERFECT/フィルム:FUJI NATURA1600

基本的には昼から飲む場所ですが(笑)、夜もいい感じです。「づぼらや」の前からがちょうど通天閣も見える撮影スポットです。


撮影カメラ:HORIZON PERFECT/フィルム:FUJI NATURA1600

通天閣の逆側を撮影。提灯がキレイですね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:FUJI 業務用100(期限切れ)

ライオンとトラのリュック。ヒョウ柄のシャツなど、大阪のおばちゃんらしい洋服も購入出来ます(笑)。


撮影カメラ:HORIZON PERFECT/フィルム:Kodak Ektachrome E100VS・クロスプロセス現像

これぞ、昭和なゲーム。意外と人も多いです。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Retro Chrome320

通天閣の南部にある商店街「ジャンジャン横丁」には射的があります。商店街は細くて人通りも多くて撮影は難しいですが、面白いです。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Kodak Hawkeye Super Color

囲碁将棋のお店もあります。


撮影カメラ:Nikon F/レンズ:Nikkor-S Auto 5cm F2/フィルム:Retro Chrome320

お菓子屋さんも昭和ちっくですね。子供とおじさんがいい味出しています。

以上が商店街を抜けたところまでのご紹介です。ここからさらに南に行くと人が減って、レベルがグッと上がります。

 

□通天閣への最寄駅
地下鉄御堂筋線「動物園前駅」
営地下鉄 堺筋線 「恵美須町駅」
JR 環状線 「新今宮駅」
南海本線 「新今宮駅」

LEVEL-99 動物園前一番街(飛田本通商店街)


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Svema Color 125

WARNING!! ビュイーンビュイーンって音を鳴らしたいです(笑)。

「新世界」のジャンジャン横丁からさらに南、高架のトンネルを抜けて信号を渡った先のエリアです。中崎町のお洒落レトロとは別物、本物のディープ街です。
とまぁ、実際はレベル99というほど危険があるわけではなく、僕の中では猫スポットでもあります。

ただ、南には行き過ぎないよう、注意が必要。大きいカメラもなんとなく持って行きにくいです。人も勝手に撮らない方がいいでしょう。


撮影カメラ:Contax T2/フィルム:AGFA Vista plus 200

まずは商店街を南下しながら撮り進みます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Svema Color 125

路地裏を覗くと劇場などもあります。いつもなぜかガス臭いです。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Svema Color 125

この商店街がこれまた昭和な香りがぷんぷんしています。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Revolog 600nm

路地裏へ入ると、人が住んでいるのかどうか分からないような建物が並んでいます。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Svema Color 125(期限切れ)

朽ち果てた原付。自然に侵される機械がたまらなく好きです(笑)。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Svema Color 125

路地裏から見える、ズラッと並んだ室外機。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:FUJI Superia 200

運が良ければハート柄の猫ちゃんと会えます。


撮影カメラ:Leica IIIf/レンズ:Leica Elmar 5cm F3.5/フィルム:KOSMO FOTO

路地裏を巡れば猫パラダイス。朝方や夕方ならたくさん出会えますよ。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

宿もたくさんあります。一泊2,000円以下のところが多くてめっちゃ安いですが、ちょっと勇気が必要。
女性で一人で泊まるのは控えときましょう。


撮影カメラ:Contax T2/フィルム:AGFA Vista plus 200

最終目的地は阪堺電車(路面電車)の「今池」を目指します。そこより南は控えときましょう。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

階段を登れば駅ですが、駅っぽさは全くありません。商店街から少し外れて、信号を渡って「玉出」というスーパーの裏にあります。
最後に地図も載せておきますね。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

階段の猫ちゃんは人馴れしている子がたくさん。


撮影カメラ:LOMO LC-A/フィルム:Retro Chrome320

僕はもっぱら猫目的になっていますが、初めて撮影に来た時は、ディープさにドキドキしました。

基本的にはやっぱり一人で行く場所ではないかもしれませんね。

掲載した写真は薄いブルーのエリアになります。左下に「今池駅」があります。ここがギリギリライン。
とりあえず、ブルーエリアをはみ出すのは避けましょう(笑)。

地図には乗っていませんが、南東にある「飛田新地(遊郭)」は撮影ご法度ですし、「今池駅」より西の「あいりん地区(ドヤ街)」はちょっと怖いし、匂いもします。

昔に比べると治安はかなり良くなったみたいですが、撮影は良しとされませんので。

 

□最寄駅
地下鉄御堂筋線「動物園前駅」
JR 環状線 「新今宮駅」
南海本線 「新今宮駅」

まとめ

大阪ディープスポットいかがでしたか? 注意点もいくつか書いたので、とりあえずあまり無茶しないようお気をつけください。
オススメ、というか僕が好きな場所は「動物園前一番街」「中津」「天王寺七坂」ですね。

大阪撮影スポットは「ノーマル」と「ディープ」で分けてご紹介しましたが、僕はディープの方が撮影していてワクワクします。
ノーマル編スポットも、花や緑や空や動物や観覧車など、心も癒される場所をたくさんご紹介しています。

[マル秘] 大阪のディープな撮影スポット「危険度レベル別」8選!雰囲気満天のおすすめ撮影地

全部制覇するには時間がかかりますが、どれもオススメの場所なので興味ある場所があればぜひ訪れてみてください。

ディープスポットの撮影はほぼフィルムカメラでの撮影です。しかも変わったフィルムや期限の切れたフィルムを使用しています。
デジタルがダメという訳ではなく、フィルムの方が相性がいいんですよね。

ディープスポットでは、フィルム特有の色やザラ付き、ピントの甘さも利用して撮影をしています。

フィルムカメラを持っていない方は、ミラーレス一眼にオールドレンズ(フィルム時代のレンズ)を装着することで、少しフィルムに近い雰囲気でも撮影が出来ますよ。

 

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著者紹介: 雨樹 一期(Ichigo Amaki)

フィルムカメラ・トイカメラの多重露光などで作品撮りの傍ら、大阪・東京を中心に全国でフィルムカメラワークショップを開催。
2024年9月8日ラジオ番組【編集長 稲垣吾郎】(文化放送)に出演するなど、精力的に活躍中。 その他、カメラの個人レッスン、ペット・家族の撮影をしています。 基本、娘と猫と珈琲とカレーに生かされてます。

HP : 雨樹一期写真事務所
blog : フィルム寫眞手帖

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