[コラム] 決してライカではなく!Voigtlander(フォクトレンダー)BESSA R2

フォクトレンダー ベッサについてはこちらの新しい記事でより詳しく解説しています。
ベッサR2
1999年、新世代のフォクトレンダーがライカLマウントを搭載し、ベッサLが登場しました。
翌年、レンジファインダーを搭載したベッサRが登場、にわかにレンジファインダーの世界へカメラファンを誘い込むことに成功しました。
勢いに乗ったフォクトレンダーはすぐにライカMマウント機を世に送り出します。ベッサTです。しかしこれは距離計を搭載したもののファインダーは搭載せず 「ファインダー交換式カメラ」という新しくて古いタイプのカメラでした。
そして満を持して2002年、VMマウント(ライカMマウント)を搭載されたのがフォクトレンダーベッサR2です。
実に4年の歳月を掛け、熟成されたカメラが登場しました。
ベッサR2はベッサRのマウントを変えただけのカメラではありませんでした。
外装をマグネシウム合金にし丁寧な塗装に仕上げ、「持つ喜び」を昇華させたカメラになりました。
肝心のレンジファインダーは当時の現行機種、ライカM6 TTLに優るとも劣らないものでした。
距離計部分がくっきりと像が浮かぶため上下像合致式で容易にピント合わせができます。
ただ、気をつけたいのはブライトフレームの切り替えがM6のように自動でないところです。
ブライトフレームは35/90mm、50mm、75mm、当時のフォクトレンダーのレンズのラインナップを見れば適切な設定といえます。

レンズはそれこそ、世界に名だたるレンズから希少品まで実に多くのものが取り付けられます。
それぞれのレンズの味を充分に味わうことがBESSA R2で可能になったわけです。
フォクトレンダー純正品ではノクトン、カラースコパー、ヘリアー(それぞれ35/50/75mmなど)、ライカならエルマー、ズミクロン辺りで真っ先に撮ってみたいレンズでしょうか?

さて、BESSA R2はプアマンズライカでしょうか?
ライカを真似て作ったわけではない、作りたいカメラを世に出したら、そこにライカがあったというべきでしょう。
手軽にVMマウント(Lマウントも)のレンズが楽しめるカメラ、それがBESSA R2です。
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