• Home
  • 【2025年7月版】中古フィルムカメラ人気ランキングTOP10|サンライズカメラ月間アクセス数まとめ

【2025年7月版】中古フィルムカメラ人気ランキングTOP10|サンライズカメラ月間アクセス数まとめ

こんにちは!サンライズカメラです。
今月もサンライズカメラの公式サイトに掲載している中古フィルムカメラのうち、2025年7月にアクセス数が多かったカメラをランキング形式でご紹介します!

前回に続き、定番の人気機種に加えて、SNSやX(旧Twitter)などで話題になったモデルもランクイン。メカニカルな一眼レフから、コンパクトなスナップ向けカメラまで、バリエーション豊かな顔ぶれとなりました。

「今、みんなが気になっているフィルムカメラ」を知りたい方や、購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

すでに売れてしまったアイテムもありますが、「気になっていたあの商品が実は人気だった!」なんて発見もあるかもしれません。
新たな一本との出会いのきっかけに、ぜひお楽しみください。

それでは、7月のアクセス数TOP10を見ていきましょう!


10位 Nikon FM2 ブラック 最終後期型 CE刻印

Nikon FM2 ブラック 最終後期型 CE刻印FM2シリーズの中でも完成度が高く、信頼性と精度を極めた一本。

機械式シャッターによる完全マニュアル操作は、電池切れの心配なく撮影に集中できる安心感があります。
軽量かつ堅牢なチタン幕シャッター(後期型)を搭載し、ブラック仕上げの精悍なデザインは今なお多くの写真家を魅了します。
CE刻印は、最終ロットの証。
コレクションとしても価値ある一台です。

【こんな人にオススメ】
一生使えるフィルム一眼を探している方
・メカニカルシャッターで写真の原点を楽しみたい方
・信頼性と操作感を兼ね備えたカメラを使いたい方

9位 Hasselblad 500C/M / Carl Zeiss T* Planar 100mm F3.5 CF

Hasselblad 500C/M / Carl Zeiss T* Planar 100mm F3.5 CF

「カメラのロールスロイス」と呼ばれるハッセルブラッド。
その中でもこの500C/Mは、プロから絶大な信頼を受け続けてきた中判一眼レフの代表モデル
搭載するのは、Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 C。
中判の標準レンズとして長年愛されてきた逸品で、ツァイスらしい抜けの良さ・高いコントラスト・柔らかなボケ味が魅力です。
撮影途中でフィルムを交換できる、ハッセルならではの“システムカメラ”の自由度も健在です。

屋外ポートレートやストロボ撮影にも強い1台です。

【こんな方におすすめ】
・中判フィルムならではの描写と空気感を体験してみたい方
ポートレートや静物を丁寧に撮る時間を楽しみたい方
・ハッセル500シリーズの名機を、実用でもコレクションでも探していた方

8位 Leica MD-2 ボディ

Leica MD-2 ボディ

1977年に登場したライカMシリーズの“最も無駄を削ぎ落とした”モデル。
ファインダーすら搭載されていない――それが、このカメラ最大の特徴です。

レンジファインダーの代名詞である「覗いてピントを合わせる」スタイルをあえて捨て、目で構図を見ず、感覚で撮るという大胆な発想。
報道用や科学用途など、純粋に記録だけを追求したプロフェッショナル向けの特別仕様として誕生しました。
M4をベースにしながら、巻き上げやフィルム装填の操作感は非常にスムーズで、無駄のない機械美が宿っています。

【こんな人におすすめ】
・フレーミングに縛られず”撮影したい表現者
・「引き算の美」に惹かれるミニマリスト
もう一歩、写真の「原点」に近づきたい方

7位 Rollei Rolleiflex 2.8E Planar 80mm F2.8

Rollei Rolleiflex 2.8E Planar 80mm F2.8

この2.8Eは、操作性・描写力・完成度のすべてがバランスされた名機です。

搭載するレンズは、名玉Carl Zeiss Planar 80mm F2.8。
繊細で立体感ある描写と、なだらかに溶けるボケ味が魅力で、ポートレートや静物写真でその真価を発揮します。

セレン式露出計を内蔵しつつも、露出設定はあくまでマニュアル。
被写体と向き合いながら、1枚1枚を丁寧に撮る時間を楽しめます。
静かで上品なシャッター音と、スムーズなレバー操作。
時代を超えて愛され続ける理由が、手に取ればすぐにわかるはずです。

【こんな方におすすめ】
・中判フィルムで、階調豊かな作品をじっくり仕上げたい方
機械式カメラの手触りと、クラシカルな操作感を楽しみたい方
・ポートレート・風景問わず、美しい描写力を持つレンズを求めている方

6位 OLYMPUS OM-1N /F.ZUIKO Auto-S 50mm F1.8

OLYMPUS OM-1N /F.ZUIKO Auto-S 50mm F1.8

往年のオリンパスが誇るメカニカル一眼レフ。

小型軽量ながら堅牢なボディに、完全マニュアル機ならではの直感的な操作性。
シャッター音も静かで、スナップからポートレートまで、撮影に集中できる使い心地が魅力です。

組み合わされるF.ZUIKO Auto-S 50mm F1.8は、発色と立体感に定評のある定番標準レンズ。
自然なボケとキレのある描写が、フィルムならではの質感を引き立てます。
シンプルだけど、奥が深い。

【こんな人にオススメ】
フィルム写真をこれから始めたい初心者の方
・軽量・コンパクトで携帯性の良い一眼レフを探している方
・オールドレンズならではの描写を楽しみたい方

5位 OLYMPUS M-1 / G.Zuiko Auto S 50mm F1.4

OLYMPUS M-1 / G.Zuiko Auto S 50mm F1.4

「M-1」は、OMシリーズの初号機。
ライカ社との商標問題で「OM-1」へと名前を変える前にわずか数ヶ月だけ製造された、幻のカメラです。
このカメラが作られた1970年代初頭、オリンパスは「世界一小さく、軽く、静かな一眼レフ」を本気で追求していました。
その理想が詰まったM-1は、手に取ると驚くほど静かで軽快。
機械式シャッターの感触、プリズムの澄んだファインダー、手のひらにぴたりと馴染むボディ。
そして、そこに組み合わされるのが、オリンパス渾身の標準レンズ「G.Zuiko Auto-S 50mm F1.4」。
F1.4という明るさで、開放ではふわりと柔らかく、絞ればキリッと鋭く描写する。
まるで“人の心の奥行き”まで映し出すような、深みのあるレンズです。

【こんな方にオススメ】
機械式カメラの本質を、じっくり味わいたい方
・OM-1ではなく“M-1”という響きにピンとくる方
・軽量かつ本格派のフィルムカメラを探している方

4位 FILM NEVER DIE/NANA CAMERA LIMITED EDITION

FILM NEVER DIE

先月もランクイン!
あのXでバズったフィルムカメラが!
大人気のNANA CAMERA!
見た目のかわいさ+シンプルなデザイン+操作が簡単+なんと言っても映りが抜群!
プレゼントやご自分用にと、多くの方にご購入いただいております。
ぜひ、体感していただきたい1台です!

オーストラリアのメーカー「FILM NEVER DIE」から、フィルム電動巻き上げカメラ「NANA(ナナ)」が新発売。

洗練された金属ボディながら、レンズ付きフィルムのような簡単操作!
フラッシュ機能もあり、常に持ち歩きたい1台です。
あの名機、CONTAX T2のデザインがインスパイアされているということだけあって、かなりシックでカッコいい見た目となっています。

3位 Rollei 35S / Sonnar 40mm F2.8

Rollei 35S / Sonnar 40mm F2.8

クラシックカメラファンの間で今なお高い人気を誇るコンパクト機、Rollei 35S。
その中でもこの「S」モデルには、銘玉 Carl Zeiss Sonnar 40mm F2.8 を搭載。
コンパクトボディながらも驚くほどの高描写を実現し、“撮れる小型カメラ”の代名詞とも言える一台です。

【こんな方におすすめ】
美しいクラシックカメラを、実用・観賞ともに楽しみたい方
・フルマニュアル操作で、写真とじっくり向き合いたいフィルム愛好家
・旅先や日常スナップに、軽くて写りの良い相棒を求めている方

2位 OLYMPUS 35DC / F.Zuiko 40mm F1.7 後期型

OLYMPUS 35DC / F.Zuiko 40mm F1.7 後期型

昭和46年(1971年)発売のオリンパス35DCは、小型高級カメラとして有名でした。
暗い被写体から高輝度の被写体まで、どんなシーンでも簡単撮影を実現するプログラム自動露出システムを搭載。
ストロボ使用時にもプログラムオート撮影が可能な世界初の自動フラッシュマチック機構や逆光補正機能も搭載。

【こんな方におすすめ】
初めてのフィルムカメラでも、しっかり写るものを探している方
・コンパクトでも妥協せず、明るいレンズと美しい描写を楽しみたい方
・昭和の名機を日常に取り入れたい、オリンパスファン・スナップ派の方

1位 Hasselblad 500C/M / Carl Zeiss Planar 80mm F2.8C

Hasselblad 500C/M / Carl Zeiss Planar 80mm F2.8C

「カメラのロールスロイス」と呼ばれるハッセルブラッド。
その中でもこの500C/Mは、プロから絶大な信頼を受け続けてきた中判一眼レフの代表モデルです。
搭載するのは、Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 C。
中判の標準レンズとして長年愛されてきた逸品で、ツァイスらしい抜けの良さ・高いコントラスト・柔らかなボケ味が魅力です。

屋外ポートレートやストロボ撮影にも強い1台です。

【こんな方におすすめ】
中判フィルムならではの描写と空気感を体験してみたい方
・ポートレートや静物を丁寧に撮る時間を楽しみたい方
・ハッセル500シリーズの名機を、実用でもコレクションでも探していた方

まとめ

2025年7月も、往年の人気を誇る名機や初心者の方にオススメのカメラがランキングを賑わせました。
Hasselblad、Rolleiとドイツ製の超人気カメラが今回は多く、それぞれのブランドが“写欲”をかき立てる個性を持っています。
アクセス数や検索傾向を見ても、「丁寧に写真を残したい人」も「最後の一台を持つんだという方」も、確実に増えている印象です。
とくに描写力の高いカメラ、レンズを搭載したモデル、機械式で信頼性のある一台にますます注目が集まっています。

サンライズカメラでは、こうした名機たちを丁寧にチェック・整備し、できるだけ長くお使いいただける状態でご紹介しています。
気になるモデルがあった方は、ぜひ商品ページもご覧くださいね。

次回は【8月版ランキング】をお届け予定!
また来月、どんなカメラが注目されるのかお楽しみに!

Xでは、ブログよりも早くタイムリーなフィルムカメラの話やお得な情報を発信しています!

フォローはコチラ!

 

著者紹介: サンライズカメラ スタッフ

サンライズカメラのスタッフ。 初めてのフィルムカメラは、おじいちゃんにもらった Nikon F-601。以来、フィルムの魅力にハマり、今の相棒は Nikon F。旅先で出会う一瞬を、シャッターに込めるのが好き。フィルムならではの味わいを、もっと多くの人に伝えたい。

関連記事

キーワードで絞り込む