露出補正
2019.04.06
絞り優先AE、シャッター優先AE、プログラムAEといった自動露出を使用するときに、自動的に算出された露出よりも明るい/暗い写真を撮るための操作。
具体的には以下のような場合に使用する。
1.白い/黒い被写体のとき
カメラ内蔵の露出計は、白いものと明るいもの、暗いものと黒いものを判別できない。
そのため、白いものを撮ると暗く、黒いものを撮ると明るく写ってしまう。
そこで露出補正を使用することで適正露出にする。
2.逆光のとき
逆光ではメインの被写体(たとえば人物)が影になってしまい、黒く潰れて写ってしまう。
そこで露出補正をプラス側に明るく設定することで、メインの被写体の黒潰れを防ぐ。
3.明るい写真・暗い写真を撮る表現意図がある場合
あらかじめ露出補正をかけておくことで、カメラ自体がオートではじき出した露出よりも明るく/暗く撮影することができる。
メーカーや機種により自動露出の明るさには癖があるので、露出補正をかけておくことで好みの明るさで撮ることもできる。