標準反射板
2019.04.06
反射光式露出計は原理上、「明るいものと白いもの」「暗いものと黒いもの」を判別することができない。
しかし露出を算出する場合、白〜黒の反射率の基準が必要である。
そこで国際的に、「濃度18パーセントのグレー」が基準として定められている。
この18パーセントグレーに着色された板が標準反射板である。
露出を求める用途だけに使えるものと、グレーが純粋な(色彩のない)無彩色でホワイトバランスの算出に使えるものがある。
なお18パーセントグレーは、人間の肌とほぼ同一の反射率とされている。
→反射光式露出計