多重露光防止機構
2019.04.06
一度シャッターを切ると、巻き上げるまで次のシャッターが切れないようにする機構。
これにより、フィルムの同じコマで2回以上写真を撮ってしまう多重露光という失敗を防ぐことができる。
フィルムカメラにとって基本的な機能ではあるが、1950年代以前の中判カメラにはこの機能がないものが数多く存在する。
なお、意図的に多重露光防止機構を解除できるカメラもあり、その場合の操作部は「多重露光ボタン」「多重露光スイッチ」と呼ばれる。
→赤窓
→セルフコッキング
→自動巻き止め