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シャッター焼け(ピンホール)

2019.04.05

シャッター焼けとは、主にレンジファインダーカメラのフォーカルプレーンシャッターの素材に使われた布が焼けて、穴が空いてしまうこと。

 

ライカなどのレンズ交換式レンジファインダーカメラでは、シャッターがフィルムの直前にあるフォーカルプレーンシャッターが採用されているが、古いフィルムカメラではシャッターの素材に布が多用されていた。

 

ところがシャッター幕の布地はフィルムとほとんど同じ場所にあるので、もし太陽にピントが合った状態で長時間放置してしまうと、シャッター幕が燃えてしまう。虫眼鏡で火を起こすのと同じ原理。

 

これを防ぐためには、使わないときにはレンズキャップをしておくことが大切である。

 

なお、レンズ交換式レンジファインダーカメラにはシャッター幕に金属が使われたカメラもあり、その場合にはこのようなトラブルは起こりえない。

 

また、同様にフォーカルプレーンシャッターが用いられている一眼レフカメラでは、シャッター幕とレンズの間に、ファインダーへ光を向けるミラーがあるため、このトラブルは基本的には発生しない(ミラーアップしている場合を除く)。

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