一眼レフカメラ
2019.04.04
カメラの内部にミラーを設け、撮影するレンズを通った光をそのままファインダーで見ることができるカメラのこと。
シャッターを切るときには、ミラーを上に跳ね上げてフィルムやイメージセンサーへ光を通す構造となっている。
パララックス(ファインダーと撮影用レンズの視差)が存在しないため、望遠レンズの使用やマクロ撮影に向いている。
歴史上普及し始めたのは1950年代後半から。
日本製のカメラがプロからアマチュアまで一挙に普及していく時代を形作った。
なお歴史的には、19世紀から同様の構造の大型カメラは存在している。
20世紀後半に一気に普及したのは、ミラーを自動的に元の位置に復帰させるクイックリターンミラーや、一眼レフにも取付可能なレトロフォーカスレンズが発明され、汎用性が増したためである。