ぜひ行ってみたい!東京の中古カメラ市・中古カメライベントまとめ
いま人気の中古フィルムカメラ。
これから中古カメラを購入する場合、おすすめの方法のひとつが「中古カメラ市」に行くことです。
中古カメラ市とは、さまざまな中古カメラ専門店が集まって、カメラの展示即売を行うイベントのこと。
東京都内をはじめ各地に点在している中古カメラ店が一箇所に集まるため、自分で店舗を回る手間なく、一度にたくさんの商品を見ることができますよ。
また、どのお店も一大イベントの中古カメラ市のために目玉商品を用意しているので、普段は目にすることができない、レアな中古カメラや中古レンズを手に入れられることも。
欲しいカメラが手に入る確率がぐっとアップする点で、初心者の方にも。
レアな中古カメラとの出会いという点で、カメラ愛好家の方にも。
カメラが好きな方なら皆におすすめできる中古カメラ市。
この記事では東京の中古カメラ市・中古カメラ関係のイベントを紹介するので、ぜひ参考に足を運んでみてくださいね。
【内容は2018年1月時点のものです】
目次
中古カメラ市
まず最初に、中古カメラ市とはいったいどんなイベントなのでしょうか。
中古カメラ市とは
中古カメラ市とは、各地の中古カメラ専門店が一同に会して、カメラ・レンズの展示即売を行うイベントのこと。
会場は主にデパートの催事場。
ほかにも展示場などのイベントスペースでも開催されています。
中古カメラ市は、お店にとっても、カメラ・レンズを中古で購入したい方にとっても一種のお祭り。
普段は目にすることができないレアな商品を手に入れたり、いくつものお店を見比べて、同じ機種の中からお気に入りのものを探したりするなど、普段、中古カメラ店で買い物をするのとはまた異なった楽しみがありますよ。
中古カメラ市を開催しているのは、主に中古カメラ店などの業者の組合が主。
フィルムカメラ・デジタルカメラともに写真機について熟知したスタッフの方が、初心者の方にもおすすめの機種を見繕ってくれることでしょう。
中古カメラ市の魅力
さて、それでは中古カメラ市にはいったいどんな魅力があるのでしょうか?
一度にたくさんのお店を見比べられる
中古カメラ市の最大の魅力。
それが、多くのお店が一同に会しているため、多数のアイテムを一度に見ることができるということです。
例えば東京の中古カメラ店といっても、一日でたくさんのお店を回るのは大変なもの。
銀座や新宿といった中古カメラ店集中エリアだけなら大丈夫でも、遠くのお店をはしごするのは手間がかかります。
その点、中古カメラ市なら、たくさんのお店に行く必要はなく、一度にカメラやレンズを見比べることが可能。
買いたい機種が決まっている場合、いくつものお店で値段や状態を見比べて、一番しっくりときたものを買うことができますよ。
普段、中古カメラ店に行く時間があまりないという方にも中古カメラ市はおすすめ。
中古カメラやフィルムカメラが好きな、地方に住んでいる方も、催事に合わせて東京に来ると、よりカメラを楽しめるかもしれません。
お買い得な目玉品・タイムサービス
中古カメラ界の一大イベントだけあって、お買い得品も見つかります。
例を挙げると、1万円・2万円・3万円といった均一価格コーナー。
通常価格よりお得にクラシックカメラを手に入れることが可能です。
またタイムサービスでの値引きも行われるので、よりおトクに、中古フィルムカメラを購入することができますよ。
限定商品が手に入る
中古カメラ市では、イベントに合わせて限定品のカメラやレンズが用意されていることも。
例を挙げると、2002年にはI.C.S 輸入カメラ協会の30周年を記念して、フォクトレンダー ベッサR2Sの限定モデル(オリーブペイント・限定25台)が。
2018年の銀座松屋「世界の中古カメラ市」では、開催40回を記念して、フォクトレンダー ノクトン40mm F1.2を限定50本での販売が予定されています。
このように、他では手に入らない限定品のカメラ・レンズが手に入るのも、中古カメラ界のお祭りならでは。
もし限定品がほしいときは、初日に早めに並ぶよう心がけましょう。
希少な舶来品カメラを目にすることができる
中古カメラ市といえば、貴重なクラシックカメラが集うイベントとしても知られています。
舶来のカメラといいますが、ライカやローライ、ハッセルは、中古カメラ市では珍しくもなんともない、普通のカメラにすぎません。
普通は比較的マニアックなカメラだと思われてしまうアルパの一眼レフも、中古カメラ市ではメジャーな機種の部類。
そう、中古カメラ市とは、カメラ愛好家でも知らない人が多いようなコレクターズアイテムの数々が並ぶイベントでもあるのです。
ドイツや日本以外の各国で作られたライカマウントのレンズ。
フランスやイタリアといったあまりカメラを作っていないイメージの国の、さらにその中でもマイナーなメーカーのカメラ。
有名メーカーの、世に出なかった試作機。
マニアックな中古カメラコレクターにとって、中古カメラ市はまさに戦場。
初心者の方にもおすすめのイベントであるいっぽうで、中古カメラ市は愛好家をうならせる場でもあるのです。
ローンでの購入が可能
中古カメラ市では、現金一括払い、クレジットカード払いに加え、ショッピングローンとの提携が行われています。
趣味性の高いクラシックカメラのなかには、とても高額なコレクターズアイテムも多いもの。
そんなとい、一期一会の貴重なアイテムを見逃すことなく、あなたの手元に連れて帰ることができますよ。
ジャンク品コーナーも充実
中古カメラ市では、ジャンク品コーナーも見逃すことができません。
むしろ、中古カメラファンの中には、このジャンクコーナー目当てでイベントを訪れる方もいるくらい。
籠の中に入ったカメラ・レンズの山の中からキラリと光る宝石を探すのは、中古カメラ市ならではの楽しみのひとつ。
手頃な価格で手に入るオールドレンズを探すもよし。
修理前提で、探していたカメラを探すもよし。
もしかしたら、掘り出し物がみつかるかもしれません。
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東京の中古カメラ市 イベント紹介
さて、それでは具体的には中古カメラ市にはどんなイベントがあるのでしょうか?
今回は、東京で開催される主な催事について紹介します。
世界の中古カメラ市
開催時期 | 毎年2月前後 |
主催者 | I.C.S 輸入カメラ協会 |
会場 | 松屋銀座 |
「世界の中古カメラ市」は、毎年冬にI.C.S 輸入カメラ協会が、銀座・松屋銀座で開催している中古カメラ市。
この記事を執筆している2018年に開催される時点で、開催40回を数える伝統のイベントです。
さまざまな中古カメラ市のなかでも大規模なもののひとつで、規模も大きめ。
都内の有名中古カメラ店のなかでも、クラシックカメラ、フィルムカメラに強いお店が多く出店しているため、初心者の方からマニアックなカメラを探している方まで、お目当ての中古カメラときっと出会うことができるでしょう。
伝統のイベントだけあって中古カメラ店の力の入れようも相当なもの。
それだけに、しっかりと整備されたクラシックカメラや、製造数・現存数が少ないカメラ・レンズを目にすることも可能です。
CP+中古カメラフェア
開催時期 | 毎年3月前後 |
主催者 | CP+事務局 |
会場 | パシフィコ横浜 |
「CP+中古カメラフェア」は、2016年に始まった比較的新しい中古カメラ市。
写真・映像関連の日本最大の見本市である「CP+」に合わせて、会場の一角で開催されるイベントのひとつです。
特徴は、明確に「これからフィルムカメラを始めたい」方を念頭に置いて運営されているということ。
いま人気がどんどん高まっている中古フィルムカメラ。
そんな、中古フィルムカメラについて知りたい初心者の方のために、初心者向けのセットを用意したり、専門のコンシェルジュが質問に答えてくれたりするのです。
中古フィルムカメラを始めるとき、自分で調べるだけではわかりにくいことがあるかもしれません。
そんなときはイベントを活用してみると、あなたにぴったりの機種が見つかるかもしれません。
CP+の一角で開催されているイベントなので、もちろん一緒に、最新デジタルカメラをはじめ、さまざまな写真関連の展示を見ることもできますよ。
最新の写真・カメラの動向からクラシックカメラ・フィルムカメラまでを一度に知ることができる、一粒で二度美味しいイベントです。
世界の中古カメラフェア
開催時期 | 毎年5月前後(2017年は8〜9月も開催) |
主催者 | I.C.S 輸入カメラ協会 |
会場 | 渋谷 東急東横店 |
下記に紹介する同じような名前のイベントが2016年まで開催されていましたが、こちらはイベント名が「第◯回 世界の中古カメラフェア」となるのが特徴となります。
こちらも20回以上の開催を数える、中古カメラ市としては歴史あるイベントのひとつ。
上記の銀座松屋の「世界の中古カメラ市」と並び、中古カメラファン垂涎のクラシックカメラと出会うことができますよ。
主催者が銀座松屋と同じく、I.C.S 輸入カメラ協会のため、イベントの内容としては似通っています。
初春の銀座松屋、初夏の渋谷と、中古カメラファンにとっては風物詩のようなイベントといえるかもしれません。
ただし、2018年以降、東急東横店は建て替えが予定されています。
その後どこで開催されるかについては、この記事でも更新してお伝していこうと思います。
新宿クラシックカメラ博
開催時期 | 毎年8月前後 |
主催者 | 写真機商振興会 |
会場 | 新宿高島屋 |
「新宿クラシックカメラ博」は、新宿高島屋で開催される中古カメラ市。
特徴は、銀座松屋や渋谷東急東横店とは主催者が異なるということ。
こちらは「写真機商振興会」が主催となります。
加盟している中古カメラ店が異なるため、他のイベントとはまた異なったお店の商品を、一度に見ることができますよ。
トークショーやジャンク品コーナーなどイベントも充実。
とくに、トークショーに力を入れているので、写真家・カメラマンや評論家の方の貴重な講演を聞くことが可能。
夏の風物詩として、ぜひ新宿を訪れてみましょう。
I.C.S 世界の中古カメラフェア
開催時期 | 毎年10月前後 |
主催者 | I.C.S 輸入カメラ協会 |
会場 | 有楽町 交通会館 |
有楽町駅前の交通会館で開催されていたイベントが「I.C.S 世界の中古カメラフェア」です。
先に紹介した5月のイベントと似ていますが、こちらはイベント名に、「I.C.S 世界の中古カメラフェア 2016」のように開催年の名前が入るのが特徴となります。
ただし、2017年には開催されず、代わりに上記の東急東横店開催の「世界の中古カメラフェア」が9〜10月にも開催されました。
筆者も訪れたことがありますが、上記の百貨店のイベントに比べ、少し小さめの規模だった印象があります。
中古カメラを探すならぜひ中古カメラ市を訪れてみよう!
このように、中古カメラ市は、初心者向けのフィルムカメラから、マニアックなコレクターズアイテムまで、幅広いカメラが集まるおすすめイベント。
世の中にはこんなたくさんの数の、こんな多くの種類のカメラがあったのかと驚くこと請け合いです。
中古カメラ市は、まさに中古カメラのお祭り。
ぜひ訪問して、あなた好みのカメラ・レンズを見つけてみてくださいね。
中古カメラを探すならサンライズカメラ
中古カメラ・レンズを探すなら、ぜひ当店サンライズカメラもご覧ください。
中古フィルムカメラ専門店の当店は、初心者向けのカメラから、マニアックな機種まで多数取り扱い。
中古カメラ市に出店しているお店に負けない品揃えを自負しています。
通販専門店ながら無料で返品可能なため、購入時には実際にカメラ・レンズを触って状態を確かめることができますよ。
中古カメラ・レンズをお探しの際は、ぜひ当店公式サイトもチェック!
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