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【2024年更新】フィルムカメラ用 フィルムの選び方・種類まとめ

35mmフィルムパトローネ

フィルムカメラで写真を撮るときに必要になる、写真用のフィルム

カラーフィルム、モノクロフィルム。
ネガフィルムとポジフィルム。

これからフィルムカメラで写真を撮ろうと思っている方にとって、どのフィルムを選んだらよいのかはわかりにくいですよね。

また、これまでにもフィルムカメラを楽しんできた方にとっても、以前使っていたフィルムが製造中止になっていたり、はたまた新しいフィルムが登場していたりと、デジタルカメラの時代になり状況は大きく変わっています。

そこでこの記事では、これまでにもフィルムカメラを愛用してきたフィルムカメラ専門店・サンライズカメラのスタッフが、フィルムの選び方や種類について徹底解説したいと思います。

【2024年現在の内容に更新しました】

目次

フィルムカメラもデジカメ・レンズも最高値の買取を約束します!

フィルムカメラでぜひ使いたいおすすめフィルム

まず最初に、すぐにフィルムで写真を撮ってみたいという方のために、初心者にもおすすめのフィルムを紹介したいと思います。

フィルムカメラをこれから使い始めるなら、「カラーネガフィルム」がおすすめ。
カメラのキタムラやヨドバシカメラ、ビックカメラをはじめとするカメラ店で簡単に現像してもらえるので、とても手軽にフィルム写真を楽しむことができますよ。

おすすめ1:Kodak ColorPlus 200

まず初心者の方におすすめしたいのが、KodakのColorPlus 200(カラープラス200)です。

いま中古フィルムカメラ愛好家が使っているフィルムとして、カラーネガフィルムのなかでも定番のひとつです

値段が安く、それでいて品質がよい。
2022年現在、カラーネガフィルムのなかではもっとも値段が安いので、フィルムカメラでとにかく写真を撮りたいと思ったときにうってつけです。

ぜひ、ColorPlus 200でたくさん写真を撮ってくださいね!

おすすめ2:KODAK PORTRA

とにかく美しい写真が撮りたい!
質感ある写真が撮りたい!

そんなときにおすすめしたいのが、KODAKの「PORTRA(ポートラ)」です。

KODAK PORTRAにはISO感度の違いにより、160、400、800がありますが、コダックの高級フィルム特有の、プロも愛用する独特の空気感はどれでも十分堪能できます。

現在、アート写真家がフィルムカメラで作品を作るときの、ほぼ唯一の選択肢となっているPORTRA。
お値段は富士フイルムのフィルムよりも高めですが、ぜひ試してみたい逸品です。

おすすめ3:FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400

日本製の定番フィルムのひとつ。
それがFUJIFILM(富士フイルム)のSUPERIA PREMIUM 400(スペリア プレミアム400)です。

いたって普通のカラーフィルムですが、フィルムカメラとしては比較的感度が高いISO400なのが最大のメリット。
少し薄暗い場所でも手ブレしにくいのがおすすめポイントです。

ほかにも富士フイルムにはISO100のカラーネガフィルムもありますが、初心者の方にはISO400のこちらがおすすめです。

フィルムの基本と種類、選び方

フィルムカメラで写真を撮るときに必ず必要になる、写真用フィルム。

まずはその基本について簡単に解説します。

フィルムカメラにはフィルムが必要

フィルムカメラにはフィルムが必要

フィルムカメラとデジタルカメラの大きな違い。
それが、フィルムカメラにはフィルムを入れる必要があり、撮り終わったらフィルムを取り出して現像に出すということです。

デジタルカメラにSDカードやCFカードといったメモリーカードを入れる必要があるのと似ていますが、違うのが記録方法と撮影枚数。
デジタルカメラでは電子的にデータとして写真を保存しているのに対して、フィルムカメラでは、フィルムの上に化学的に写真を記録しているのです。

現像したフィルムを光にかざすと撮影した画像を目で見ることができますが、その画像こそ、撮影した写真そのもの。
フィルムカメラとは、写真を物理的な「絵」として保存するカメラなのです。

では、フィルムカメラで使う写真用フィルムには、いったいどんな種類があるのでしょうか。

フィルムの種類1:大きさ

いま中古で購入できるフィルムカメラは、おおむね以下の2種類のうちどちらかのフィルムを使うことになります。

35mmフィルムと120フィルムです。

35mmフィルムと120フィルム

35mmフィルム

35mmフィルムは、金属のケースに入った小型のフィルム。
ほとんどの一眼レフカメラやコンパクトカメラでは、この35mmフィルムを使います。

35mmフィルムには12枚撮り・24枚撮り・36枚撮りがあり、購入するときは24枚撮りか36枚撮りを選ぶのがおすすめです。

これから初めてフィルムカメラを中古で購入する方は、ほとんどの場合、こちらを購入すれば間違いないでしょう。

写ルンですで使われているのも、この35mmフィルムです。

35mmフィルムのうち、カラーネガフィルムはカメラのキタムラやヨドバシカメラ、街のカメラ屋さんといったお店ですぐに現像してもらうことができ、お店によっては現像をお願いしたその日のうちに写真を受け取ることが可能です。

120フィルム

120フィルムは、35mmフィルムよりも大きく、細長いフィルム。
レンズが縦に2つ並んだ二眼レフカメラなど、「中判カメラ」と呼ばれる種類のカメラで使います

120フィルムでは、カメラの種類によって異なりますが8枚〜16枚の撮影が可能です。

120フィルムは35mmフィルムと違い、現像に数日〜1週間程度の時間がかかることが普通です。

フィルムの種類2:カラーネガ・カラーポジ・モノクロ

フィルムカメラで使うフィルムには、撮影できる写真の種類によっても違いがあります。

カラーネガ・カラーポジ・モノクロの3種類に分けることができ、初心者の方にはカラーネガフィルムがおすすめです。

カラーネガフィルム

カラーネガフィルム

写真用フィルムのなかでもいちばんよく使われているのがカラーネガフィルムです。

カラーネガフィルムとは、撮影した写真を紙にプリントして鑑賞するためのフィルム

「ネガ」とはネガティヴ(反転)の略で、フィルムに記録された画像の色彩が反転していることが名前の由来です。
紙にプリントすることで、色が反転していない写真ができあがります。

また、お店にお願いしたり家庭用のスキャナーを使ってパソコンに取り込むことでも、色が反転していない画像にすることができますよ。

選択肢も多く、値段も比較的安価。
35mmのカラーネガフィルムは、写真用フィルムのなかでももっとも一般的なフィルムのため、どのカメラ店でもすぐに現像してもらうことが可能です。

フィルムカメラで撮影するときには、このカラーネガフィルムを使うことがほとんどだといえるでしょう。

カラーポジフィルム(リバーサルフィルム)

カラーポジフィルム

カラーポジフィルムとは、フィルムに記録された写真の色が反転しておらず、そのまま鑑賞することができるフィルム。
リバーサルフィルムという別名で呼ばれることもあります。

スライドプロジェクターという機器でスクリーンに投影することを目的として作られたフィルムです。

特徴は、まるで宝石のような美しさ。
小さなフィルムの中に、自然のままの色彩がそのまま詰め込まれている美しさは、初めて見たら感動すること間違いありません。

パソコンやスマホに取り込んで鑑賞するときも、カラーネガフィルムを取り込んだのとはまったく違うヴィヴィッドな色彩を楽しむことができます。

値段はカラーネガフィルムに比べて高め。
また、お店に現像をお願いするときは数日〜1週間程度の時間がかかることが普通です。

モノクロフィルム

白黒フィルム

モノクロフィルムは、白黒写真を撮るためのフィルム。

白黒写真特有の、被写体の「形」が強調された芸術的な写真を生み出すことが可能です。

モノクロフィルムがカラーネガフィルムやカラーポジフィルムと大きく異なるのが、「自分で現像できる」ということ。

現像タンクや薬品といった道具を用意することで、お店にお願いしなくても自分で写真を生み出すことができるので、モノクロフィルムはいまでもフィルムカメラファンの間に根強い人気があります。

カメラ店の講座やカルチャースクールなどでモノクロフィルムの現像を習うこともできるので、フィルムカメラに慣れてきたら自分で現像するのにチャレンジしてみるのも面白いですよ。

もちろんお店に現像を頼むこともでき、紙にプリントしたりパソコン・スマホに取り込んで鑑賞することも可能です。
お店に現像を頼んだ場合には、数日〜1週間程度時間がかかります。

(※カラーネガフィルムやカラーポジフィルムを自分で現像する愛好家もいるのですが、難易度が非常に高いためお店で現像するのが一般的です)

現像って?

フィルムカメラで撮影したあとに必要になるのが「現像」

でも、そもそも現像とは何をすることなのでしょうか?

フィルムカメラで写真を撮っても、そのままではフィルムに記録した写真は目で見ることができません。
そこで現像を行うことで、フィルムの上に塗られた写真を記録するための薬品(乳剤)に化学変化を起こします

すると記録された写真が、人間の目で見ることができる、安定した状態に変わるのです。

現像はお店に依頼

現像は基本的に、専門のお店にお願いすることになります。

街中にあるお店では、カメラのキタムラやヨドバシカメラ、ビックカメラといったカメラ専門店。
そして、昔からある商店街の中のカメラ屋さんでも現像を受け付けてもらうことが可能です。

さらに、いまではネット上で現像を受け付けてくれるお店も数多いので、安価かつ手軽に現像をお願いすることができますよ。
ネット上で現像をお願いするときは、お店にフィルムを郵送して、現像ができあがったら返送されてくる、という形になります。

ネットで現像を受け付けている写真屋さんについては、以下の記事で紹介しているので併せてご覧ください。

現像とプリント、現像とスキャン

写真を現像すると、紙にプリントされた写真が一緒に渡されることがほとんどだと思います。
デジタルカメラが一般的になる前、フィルムカメラしかなかった時代は、その形態がふつうでした。

そのため、現像とプリントはセットのものだと思われていて、現像する=紙の写真ができ上がることだと思っている人も多かったようです。

ですが実は、現像とプリントは別の作業なのです。
現像は、フィルムを化学的に変化させること。
プリントとは、現像したフィルムに記録された写真を、紙にプリントして鑑賞できる状態にすること。

このことを覚えておくと、お店に現像をお願いするときに少しトクすることができるかもしれません。

とくに活用したいのが、お店で写真をスキャンしてもらうとき。

お店で写真の現像をお願いするとき、スマホやパソコンで鑑賞できるデジタルデータにスキャンしてもらうことが可能です。
もし、フィルムカメラで撮った写真をスマホやパソコンの画面上でしかないときには、「スキャンだけでOK、プリントはいりません」とお願いすると、プリントしない分、安い値段で済ませることが可能です。
今ではほとんどのお店で、プリントいる、いらないが選べると思いますので、安心です。

現像したフィルムは大切に保管しよう

最後に、非常に大切な点。

それが、現像したフィルムは捨てないで、大切に取っておくということです。

フィルムカメラで撮った写真では、現像したフィルムが元データ
世界に1つしかない原盤です。

スキャンしたり、紙にプリントしたりしてあったとしても、現像したフィルムはけっして捨てたりしないで保管するようにしましょう。

フィルムをお店に持っていくと紙に1枚ずつプリントしてもらうことができますし、「フィルムスキャナー」という道具を買うことで、自分でデジタルデータにすることも可能です。

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2022年更新 おすすめのフィルム紹介

さて、それでは実際にフィルムカメラで写真を撮る場合、どんなフィルムを選ぶことができるのでしょうか?

ここでは2024年現在、入手性がよくおすすめできるフィルムを一挙紹介します!

富士フイルム SUPERIA PREMIUM 400(カラーネガフィルム)


種類 カラーネガフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
感度 ISO 400

「SUPERIA PREMIUM 400」は富士フイルムが販売している、入手性がよく高性能のフィルムです。

カラーネガフィルムのなかでも非常に一般的なもののため、もし購入に迷ったらとりあえず選んでおけば間違いはないでしょう。
入手性は非常に良好です。
感度がISO400のため、多彩なシーンに対応可能です。

富士フイルム FUJICOLOR 100(カラーネガフィルム)


種類 カラーネガフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
感度 ISO 100

こちらも富士フイルムの定番のフィルムです。

SUPERIA PREMIUM 400に比べて、感度がISO100と低く、暗い場所は苦手ですが、その分粒子の細かい、美しい写真を撮ることが可能です。

うれしいのが、3本などのセット販売が多いSUPERIA PREMIUM 400と違って、36枚撮りが1本ずつ購入可能なこと。

1本だけフィルムが欲しいというときには、こちらを選んでみるのもよいでしょう。
こちらも非常に入手性良好です。

KODAK ColorPlus 200(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm
感度 ISO200

KodakのColorPlus 200(カラープラス200)は、2024年現在もっとも安い部類のカラーネガフィルムです。

フィルムカメラを楽しむために一番大切なのは、とにかく写真を撮ること。
ということは、安くてたくさん写真が撮れるフィルムはそれだけで正義です。

コダックのフィルムということで品質も問題なし。
常用するカラーネガフィルムとしては文句なしの選択肢だといえるでしょう。

KODAK UltraMax 400(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm
感度 ISO400

UltraMax 400もKodakのカラーネガフィルム。

ColorPlus 200ほどには安くないですが、ISO400の比較的高感度のフィルムであることは魅力です。
販売している店舗も多く入手性が高いのもポイント。

こちらも常用フィルムにおすすめです。

Kodak GOLD 200(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm(市場在庫のみ?)
120
感度 ISO200

KodakのGOLD200は以前から廉価なカラーネガフィルムとしては定番の製品でした。

35mmについてはColorPlus200に立場を譲って市場在庫のみ?(実際にどうかは不明)のようですが、2022年、なんと120フィルムが登場。

富士フイルムの中判カラーネガフィルムが製造終了してしまった現在、貴重な選択肢となりました。
中判のカラーネガで撮りたい場合、このフィルムがもっとも入手しやすいといえるでしょう。

KODAK PORTRA 160/400/800(カラーネガフィルム)


種類 カラーネガフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm
120
感度 ISO160
ISO400
ISO800

PORTRA(ポートラ)は、アメリカのフィルムメーカー、KODAK(コダック)が販売しているプロ用フィルム。
この記事の冒頭でもおすすめとして紹介しましたが、非常に濃厚な描写を味わえるフィルムです。

富士フイルムのフィルムに比べて値段は高めですが、多くのプロや芸術写真家が愛用していることからも性能は折り紙付き。
ぜひアーティスティックな描写力を堪能してもらいたい逸品です。

フィルム感度はISO160・ISO400・ISO800の3種類。

以前は同じく高級カラーネガフィルムとして愛用者の多かった富士フイルム PRO400Hと同じく35mmフィルムカメラ用だけでなく120フィルムも用意されているので、中判カメラでも使うことができますよ。

ロモグラフィー カラーネガフィルム400(カラーネガフィルム)

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種類 カラーネガフィルム
メーカー ロモ
サイズ 35mm
感度 ISO400

トイカメラで知られるロモグラフィーが供給しているカラーネガフィルムです。

特徴はクラシカルな発色。
こちらのフィルムも彩度が高い、ヴィヴィッドな画像を楽しむことが可能です。

ロモグラフィーのフィルムというと使ったことがない方も多いかもしれませんが、値段も手頃なので、試しに使ってみるのも一興でしょう。
ロモグラフィーはこのほかにもさまざまなコンセプトのフィルムを次々と送り出しているので、フィルムカメラの楽しみを広げることができますよ。

2022年現在、各所で販売されているのを見ることができます。

富士フイルム VELVIA100(カラーポジフィルム)


種類 カラーポジフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
120
感度 ISO100

VELVIA(ベルビア)はフィルムカメラ全盛期から販売されてきた、富士フイルムの定番カラーポジフィルムです。

富士フイルムのカラーポジフィルムには定番品として、このVELVIAと後述するPROVIAが存在します。
こちらのVELVIAの特徴は、色彩がヴィヴィッドなこと。
劇的な描写が味わえるフィルムです。

富士フイルム PROVIA100F(カラーポジフィルム)


種類 カラーポジフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
120
感度 ISO100

PROVIA(プロビア)もまた、富士フイルムの定番カラーポジフィルムです。

PROVIAの特徴は、VELVIAに比べて発色がニュートラルだということ。
見たままの光景を美しく切り取るには最適なフィルムです。

富士フイルム VELVIA50(カラーポジフィルム)


種類 カラーポジフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
120
感度 ISO50

上で紹介した富士フイルム VELVIAの低感度・高画質バージョンです。

一般的に使われているISO100のフィルムよりもさらに感度が低く、そのかわり、画質が非常に向上しています。

デジタルカメラでは得られない、空気まで写し撮るような美麗な画像をポジフィルムで楽しむなら、ぜひ使ってみたい逸品だといえるでしょう。

富士フイルム NEOPAN 100 ACROSS II(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
120
感度 ISO100

富士フイルムのNEOPAN 100 ACROSS IIは、日本メーカーとしては唯一となってしまったモノクロフィルム。

旧ACROSSが製造終了後復活したモノクロフィルムですが、製造は英国となりました。
ただし製造技術自体は富士フイルムのものらしく、相反則不軌が少ないことなど旧アクロスの高性能は受け継いでいます。

他社のフィルムも値上げ傾向なことから相対的に割安感が出つつあり、モノクロフィルムの選択肢としては十分におすすめできるかと思います。

KODAK Tri-X(400TX)(モノクロフィルム)


種類 モノクロフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm
120
感度 ISO400

400TXこと「トライX」は、50年以上の伝統を持つ、世界を代表するモノクロフィルムです。

名実ともに世界標準。
世界中の写真家が愛用し続けてきた、まさにモノクロフィルムの王様といっても過言ではないでしょう。

「トライXで万全」という格言もあるように、モノクロフィルムでの撮影を楽しむなら、まず最初の1本はトライXを選べば間違いありません。

自分で現像する場合にも、ネット上にデータが非常に多いため困ることはありません。

とにかく、モノクロフィルムを使ってみたいと思ったらまずはトライX。
このフィルムを選んでおけば、モノクロの場合間違いは絶対ありません。

※2022年追記:この記事を最初に公開した2017年以降、コダックのモノクロフィルムは相当な値上がりをしてしまったため、必ずしもおすすめできなくなってしまいました。

KODAK TMAX-100 / TMAX-400(モノクロフィルム)


種類 モノクロフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm
120
感度 ISO100
ISO400

KODAK TMAX-100とTMAX-400は、トライXと並んでKODAKが製造し続けている、モノクロフィルムの数少ない選択肢です。

もともと、トライXなどのフィルムの後継として開発された高級フィルムではあるのですが、いまひとつトライXやNEOPAN 100 ACROSSの陰に隠れてしまっている印象があります。

けっして悪いフィルムではないですし、販売価格も微妙にトライXより安いのですが、モノクロフィルムで撮影するとしたら、心情的にどちらかといえばトライXのほうをおすすめしてしまいます。

自分で現像をする場合、専用のTMAX現像液を使わないと良好な現像結果が得られないのもマイナスポイントです。

ILFORD FP4 PLUS(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO125

ILFORD FP4 PLUSは、イギリスのフィルムメーカー、ILFORD(イルフォード)が販売しているモノクロフィルム。
KODAKのトライXと同じくらいの歴史を持つ、伝統を受け継いだフィルムです。

描写についてはモノクロフィルムとして標準的なもの。
自分で現像するときも、トライXやNEOPAN 100 ACROSSと同様の標準的な現像条件で良好なネガが得られます

このフィルムに限りませんが、ILFORDのモノクロフィルムの大きな利点が、120フィルムも1本ずつ単品で購入できるということ。
他のフィルムメーカーの場合、120フィルムは5本セットでの販売が一般的になってしまいました。

しかしILFORDなら、気軽にモノクロフィルムを購入して試してみることができるのです。

さらに、このフィルムに限りませんがILFORDは100ftフィルム(長巻)が未だに販売されているので、安価にモノクロフィルムを楽しみたいという上級者の方には非常に頼りになる存在だといえるでしょう。

ILFORD HP5 PLUS(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO400

ILFORDのモノクロフィルムのうち、ISO400の高感度版です。
こちらも非常に標準的な描写をしてくれる、使いやすいモノクロフィルムです。

ILFORD PAN F PLUS(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO50

超微粒子が魅力の、ISO50の低感度フィルムです。
自分で現像して、低感度フィルム特有のねっとりとした質感ある描写をいかに引き出すかが勝負となる、マニア向けモノクロフィルムだといえるでしょう。

ILFORD DELTA 100(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO100

ILFORD DELTAシリーズは、KODAKのTMAXに相当する、新技術で開発された高性能フィルムです。
特徴は、上記のFP4やHP5に比べて粒状性が良いこと。
フィルムカメラらしい粒状感を味わえるFP4やHP5といった旧世代フィルムと、階調にすぐれた描写のDELTAとどちらを選ぶかは好みによりますが、モノクロフィルムの表現を広げるうえで、重要な選択肢であることに間違いはないでしょう。

ILFORD DELTA 400(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO400

こちらはILFORD DELTAのISO400版です。
同じISO400のHP5とどちらを選ぶかは好みによります。

ILFORD DELTA 3200(モノクロフィルム)

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種類 モノクロフィルム
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO3200

ここまで紹介してきたフィルムは、そのほとんどがISO100やISO400。
ですが、このフィルムの感度はレベルが違います。

なんと、ISO3200。
夜間撮影も十分に可能なレベルの、まごうことなき超高感度です。

ISO3200のフィルム自体は、フィルムカメラの全盛期には他にも存在していたのですが、いまとなっては、このDELTA 3200は非常に貴重な存在です。

トライXを増感するのもよいですが、モノクロフィルムで夜の街を切り取るなら、このDELTA 3200も心強い武器となってくれることでしょう。

ILFORD SFX200(モノクロ赤外フィルム)


種類 モノクロフィルム(赤外フィルム)
メーカー ILFORD
サイズ 35mm
120
感度 ISO200

(店舗によっては在庫がある模様)

このフィルムは赤外フィルム
この記事で紹介している他のフィルムとは異なる特殊フィルムです。

赤外フィルムとは、人間の目では感じられない赤外線を記録する能力を持ったフィルムのこと。
赤外フィルムを使うと、空が真っ黒に移り、木が真っ白に写るというような、一種独特の描写を楽しむことが可能です。

赤外フィルムはかつては他にも存在していましたが、現在ではこのSFX200だけが貴重な生き残り。
フィルムカメラに慣れてきたら、ぜひ赤外撮影にも挑戦してみませんか?

Kentmere 100 / 400(モノクロフィルム)


種類 モノクロフィルム
メーカー Kentmere
サイズ 35mm
感度 ISO100
ISO400

イギリスのメーカー、Kentmere(ケントメア)が製造しているモノクロフィルムです。
ISO100と400があります。

こちらも性能的には標準的なもの。
このフィルムは日本国内においては2010年前後から販売されるようになった、比較的新しい存在。

発売当時は、KODAKや富士フイルムのモノクロフィルムが値上がりする中で相対的に安価で、安くモノクロフィルムが手に入るという点で存在意義は十分にありました。

しかし、値上がりしたいまとなっては、いまひとつ決定的な選択肢になりにくいフィルムとなってしまった感があります。

オリエンタル ニューシーガル100 / 400(モノクロフィルム)


種類 モノクロフィルム
メーカー オリエンタル
サイズ 35mm
感度 ISO100
ISO400

モノクロ印画紙で知られるオリエンタルブランドで販売されているモノクロフィルムです。

感度はISO100とISO400。
値段が比較的安価なことが魅力だといえるでしょう。

2016年に登場した比較的新しいフィルムなので、ぜひ積極的に使って応援してあげたい存在です。

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2017年時点で販売されていた製造終了フィルム

ここからは、この記事を最初に公開した時点ではまだ入手が可能だった、2017年時点で販売されていたフィルムを(資料としての意味も込めて)紹介します。

商品リンクや価格は2017年時点のものです。

【製造終了】富士フイルム 業務用フィルム(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
感度 ISO100
ISO400
値段 300〜400円前後(24枚撮りx1)
4,000〜5,000円前後(36枚撮りx10本セット)

安い値段でおトクに写真が撮りたいというときに、ぜひ活用したいのが富士フイルムの「業務用フィルム」。
感度は2種類あり、ISO100とISO400です。

業務用フィルムとは、包装を簡易にし、プロ用に安価に供給されているフィルムのこと。
値段は安いですが、性能面では富士フイルムの他のフィルムとまったく遜色ありません
もちろん現像も、他のフィルムと変わりなくお店で受け付けてもらえます。

実は入手性もよく、カメラのキタムラなどの専門店で、1本ずつバラ売りされているものを手軽に入手することができますよ。
さらに、ネット通販で10本セットを購入することで、1本あたりの価格は非常に安くなります。

フィルム1本につき300〜400円強という価格は、フィルムカメラでたくさん写真を撮りたいときの強い味方。
ぜひ業務用フィルムでおトクにフィルムカメラを楽しみましょう!

【製造終了】富士フイルム FUJICOLOR C200(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
感度 ISO200
値段 3,500円前後(36枚撮りx10本セット)

こちらも、上で紹介した業務用フィルムと同様、非常に安価に入手することができるフィルムです。

FUJICOLOR C200は海外で富士フイルムが販売しているフィルムで、日本で手に入るのは逆輸入品となります。
実用上は十分な性能があり、他のフィルムとも性能的に遜色ありません。

基本的に購入はネット通販となりますが、安価にフィルムが欲しいときは、こちらも検討してみるとよいでしょう。

【2018年製造終了】富士フイルム NATURA 1600(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
感度 ISO1600
値段 900円前後(36枚撮りx1本)

NATURA 1600は、富士フイルムが販売している超高感度フィルム。
屋内や夜間といった暗い環境でも撮影可能なフィルムです。

このNATURA 1600は、フィルムカメラからデジタルカメラへ移行する過渡期に、富士フイルムが持てる技術のすべてを注ぎ込んで開発した超高性能フィルム
最大の特徴は、一般的に画像がざらざらになってしまう超高感度フィルムにもかかわらず、ISO400のフィルムと同じくらい美しい画像を得ることができるということです。

またこのフィルムは、同じ名前を持つカメラ、富士フイルム NATURAとの相性が抜群。
NATURAシリーズを使っている方は、ぜひこのフィルムを組み合わせてみることをおすすめします。

富士フイルム NATURA Classicaについては、こちらの記事で紹介しています。

【製造終了】FUJIFILM PRO400H(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
120
感度 ISO400
値段 1,200円前後(35mm 36枚撮りx1本)
4,000円前後(120 x5本セット)

PRO400Hは、富士フイルムのプロ用カラーネガフィルム。
後述するKODAK PORTRAと並んで、プロのカメラマンや芸術写真家が愛用するフィルムとして知られています。

濃厚な色合いのKODAK PORTRAに比べて、透き通った清涼感ある色合いを味わえることに定評があります。
高級フィルムとしては、国産ということもありKODAK PORTRAより安価なのも魅力です。

PRO400Hは35mmフィルムだけでなく120フィルムも用意されているため、二眼レフやハッセルブラッドなどの中判カメラでも使うことができる貴重な選択肢でもあります。

【市場在庫のみ?】KODAK Ektar 100(カラーネガフィルム)

種類 カラーネガフィルム
メーカー KODAK
サイズ 35mm
感度 ISO100
値段 1,500円前後(36枚撮りx1本)

Ektar 100は、KODAKのプロ用カラーネガフィルムです。

「Ektar」とはKODAKがかつて販売していたカメラに取り付けられたレンズと同じ名前。
歴史ある名前を受け継いでいることからもわかるように、こちらもPORTRAと同じく高性能。

粒状性が世界トップレベルに良好で、精緻な描写と濃厚な色彩を併せ持つ、このフィルムでしか味わえない画像を得られるフィルムです。

海外では120フィルムも存在し、通販サイトによっては取扱いもあるようですが、国内で入手性がよいのは35mmフィルムのみとなるようです。

【製造終了】Agfa Vista Plus(カラーネガフィルム)

AGFAPHOTO VISTA400 36 カラーネガフィルム ISO400 36枚撮 AP400-36
アグファフォト
売り上げランキング: 36,896
種類 カラーネガフィルム
メーカー Agfa
サイズ 35mm
感度 ISO200
ISO400
値段 650円前後(36枚撮りx1本)

赤いパッケージがトレードマークのフィルム。
ドイツのメーカー、AgfaのVista Plusは、質感ある描写に特色があるカラーネガフィルムです。

現在ではOEMとなってしまいましたが、Agfa伝統の表現力は現在でも健在
値段も手頃で、普段使っているフィルムから入れ替えるだけで気軽に違う気分を味わうことができますよ。

感度はISO200とISO400が存在しています。

【製造終了】Agfa CT100(カラーポジフィルム)

種類 カラーポジフィルム
メーカー Agfa
サイズ 35mm
感度 ISO100
値段 1,500円前後(36枚撮りx1本)

赤いパッケージが目を引く、Agfaのカラーポジフィルムです。

カラーポジフィルムが減少してしまった現在において、富士フイルム以外の貴重な選択肢。
こちらもAgfaのカラーネガフィルムと同じく、濃厚な描写力をもつ実力派です。

【製造終了】ROLLEI VARIO CHROME(カラーポジフィルム)

Rollei カラーリバーサルフィルム Vario Chrome 35mm 36枚撮り
ローライ/ROLLEI
売り上げランキング: 64,874
種類 カラーポジフィルム
メーカー ROLLEI
サイズ 35mm
感度 ISO200〜400
値段 定価1,620円(36枚撮りx1本)

2017年、ドイツのローライが新たに送り出したカラーポジフィルムです。
基本的には限定品として販売されており、入荷しているのを見つけた際にはぜひ購入することをおすすめします。

ISO感度はISO320が標準とされているようですが、カメラや鑑賞方法に合わせてISO200〜400の間で指定されており、使う人の意図に応じたさまざまな撮影方法が可能です。

【2018年製造終了】富士フイルム NEOPAN 100 ACROSS(モノクロフィルム)

FUJIFILM 黒白ネガフイルム ネオパン 100 ACROS 35mm 36枚 3本 135 ACROS100 NP 36EX 3SB
富士フイルム (2013-04-01)
売り上げランキング: 4,096
種類 モノクロフィルム
メーカー 富士フイルム
サイズ 35mm
120
感度 ISO100
値段 700円前後(35mm 36枚撮りx1本)
2,500円前後(120 x5本セット)

現在、多くのカメラマンや芸術写真家が愛用するモノクロフィルムは、上で紹介したトライXと、このNEOPAN 100 ACROSSに二分されているといって間違いないでしょう。

NEOPAN 100 ACROSSは、富士フイルムが唯一製造を続けているモノクロフィルム。
特徴は、とにかく微粒子であるということ。
他のどんなモノクロフィルムよりも精密な描写が可能で、性能面でいえば間違いなく世界一のモノクロフィルムです。

値段の面でも国産ということもあり比較的安価で、とくに120の場合トライXとの価格差は非常に大きくなります。
もちろんトライXとは方向性が異なるフィルムではありますが、こちらもまた、モノクロで撮影したいときには真っ先に考えられる選択肢であることは間違いないでしょう。

※後継品としてNEOPAN 100 ACROSS IIが2022年現在販売されています。

【製造終了?】Rolleiのモノクロフィルム

種類 モノクロフィルム
メーカー ROLLEI
サイズ 35mm
感度 ISO80〜400
値段 900円前後(35mm 36枚撮りx1本)
1,100円前後(120 x1本)

ドイツのROLLEI(ローライ)ブランドで販売されているモノクロフィルムも数多く存在しています。

実はこれらローライのフィルムは、かつてのAgfaの工場を引き継いだもの。
ヨドバシカメラなどの量販店でも店頭に並んでいるため、KODAKや富士フイルムといったメジャーなメーカーとは異なる描写を楽しみたいときに、気軽に選べる選択肢となっています。

フィルムをネットで購入するのにおすすめのお店3選

いまでも数多くの種類が販売されている写真用フィルム。
もちろんネットでも購入することが可能です。

しかも、日本国内で通常販売されていないフィルムを輸入しているお店もあるため、ヨドバシカメラなどの店頭では見ることができない、マニアックなフィルムを購入することもできますよ。

当店サンライズカメラはフィルムの取扱いはないため、ネット上のおすすめのお店を3つ紹介させていただきます。

1.かわうそ商店

かわうそ商店は、ネット上のフィルム通販では最大級の品揃えを誇るお店。

この記事で紹介した富士フイルムやKODAKといったメーカーの定番品はもちろんのこと、本記事では紹介を割愛しましたが中国のLUCKYや東欧のFomaといった、マニアの間で人気の高いマイナーフィルムも購入可能です。

変わったフィルムが欲しいと思ったら、まずチェックしてみましょう。

かわうそ商店 公式サイトはこちら
http://kawauso.biz/

2.みらいフィルムズ

みらいフィルムズも、かわうそ商店と並んでネット上のフィルム通販として知られているお店。
かわうそ商店に負けず劣らず、充実したラインナップを取り揃えています。

みらいフィルムズ 公式サイトはこちら
http://miraifilms.jp/

3.Freestyle Photographic Supplies

Freestyle Photographic Suppliesは、アメリカの写真用品専門ネット通販サイト。

上に紹介した2店とは異なり、こちらは個人輸入となります。

フィルムを個人輸入するメリットは、日本国内よりも安価に購入できるということ。
海外の方がフィルムの値段が安いため、フィルムを多く使いたい場合、本数が増えれば増えるほどおトクに購入することが可能です。

フィルム自体の品揃えも、日本国内のお店とは比べ物にならないくらい充実しています。
フィルムだけでなく、印画紙をはじめ他の写真用品も充実。
国内で販売終了した商品も、普通に取り扱われていたりします。

また、Freestyle Photographic Suppliesでは写真を学ぶ美術系学生のために独自ブランド「Arista」というフィルムを販売しており、こちらは富士フイルムやKODAKといったブランドよりも更に安価にフィルムを購入することが可能です。

為替にも影響されますが、フィルムの個人輸入に挑戦してみてはいかがでしょうか。

Freestyle Photographic Supplies 公式サイトはこちら
http://www.freestylephoto.biz/

フィルムカメラもデジカメ・レンズも最高値の買取を約束します!

まとめ:まずはフィルムを入れて撮影してみよう!

フィルムカメラを使うときに必須となるフィルム。

まずはカラーネガフィルムを使って撮影してみるのがおすすめです。
最初は富士フイルムやKODAKといった定番メーカーのフィルムを使って、慣れてきたらそのほかのフィルムを入れてみて、お気に入りのフィルムを見つけるのがよいでしょう。

ぜひあなたも、この記事で紹介したさまざまなフィルムを体験してみてくださいね!

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著者紹介: サンライズカメラ スタッフ

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