レンズコーティング
2019.04.06
レンズの表面にはコーティングが施されている。
そもそもの目的は、レンズの表面反射を減らすこと。
レンズのガラスと空気とが接する場所では光量のロスが生じ、使用枚数が多いレンズではロスの量も非常に大きくなる。
そこでロスを軽減するコーティングを施すことで、ガラスと空気が接する面が多いレンズの実用が可能となった。
例:標準レンズが戦前のゾナータイプから戦後のダブルガウスタイプに
いっぽうコーティングを施すことで、逆光などシビアな光線状態におけるフレアやゴーストの発生を抑えることも可能となり、現在ではコーティングの技術の進歩はこちらの改良を主眼としている。
→ノンコート
→モノコート
→マルチコート