オートローディング
2019.04.04
フィルムをカメラに入れるだけで、自動的に撮影が可能となる機構。
フィルムの装填は初心者にとって最も失敗が多いポイントで、フィルムカメラメーカーにとって大きな技術的課題のひとつだった。
35mmフィルムカメラにおいては1980年代に機構的には完成したが、まだ、フィルムの先端を引き出して、巻き上げ軸の上に置くという作業だけは必要だった。
1990年代のAPSフィルムではフィルムが完全にカートリッジ化し、その作業さえも不要になったが、普及する前にカメラ自体がデジタル化してしまった。