アオリ
2019.02.07
カメラ前部のレンズや、後部のフィルム面を動かして位置関係を変えること。
通常、レンズの中央(光軸)とフィルムの中央は一致しているが、それを変えることでさまざまな表現効果を得ることができる。
上(ライズ)下(フォール)左右(シフト)に平行に動かすと形状や遠近感を変えることが。
上下(ティルト)左右(スイング)に角度を変えることでピントが合う範囲を変えることができる。
主に大判カメラで使われる技法だが、中判カメラにも対応機種があるほか、35mmフィルムカメラやデジタル一眼カメラでもシフトレンズなどの特殊レンズでアオリが可能。
ニコンのPCニッコールや、CanonのTS-Eレンズなどが代表的。